マーケティング・広報担当者必見!このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を、話題の"行動経済学"を織り交ぜながら実例を元に考えます。商品やサービスに関わるすべての方へ!新しい学びリスキリングにも!
イオンは29日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の構成比を50%程度まで高めた小型スーパーを横浜市に開業する。周辺に若者や若い家族層が多い立地で、顧客の購買状況を分析してPB開発に生かす狙いだ。例えばコカコーラ社のお茶のペットボトル商品やお菓子メーカーのチョコレート菓子に、ライバルはどこか尋ねると「PB(プライベートブランド)ですかね」という答えが返ってくる。PBといえば"昔は安くて良くない(おいしくない)"イメージだったが最近ではそのクオリティも上がり、昨今の値上がりもありその売れ行きは好調のようだ。進化し、需要が高まるPB商品コンビニの棚でも、例えばセブンイレブンではオリジナルブランドのお菓子、飲料、アイスにカップラーメンまで、自社のPB商品を陳列するので、自ずと他の商品の売り場面積が少なくなる。結果、競争はもっと激しくなる。かくゆうイオンのPBも人気で、冒頭のニュースのように、ニーズに合わせてPBを進化させている。戦略もしたたかで、例えば高所得者の多い立地ではPBは控えめに棚の奥の方に、前面には高価格商品を陳列する。一方で低所得帯がメインの立地では安価なPB商品を目立つところに配置する、といった戦略をとっている。販売チャネルを持たないメーカーはどうなるのか?PBという武器を一つ持っていると、いかようにも使うことができる、まさに必殺技状態。小売りメーカーもコンビニやスーパーに下ろすより価格帯を上げ、自社で流通・販売まで行わないと、商品が日の目を見なくなってくるのではないだろうか。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を書いた人:マーケティングディレクター 山浦慶太行動経済学でおすすめはこちらの本です。わかりやすいので、是非。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店
今回はインスタバナーの中でも写真を使わず、イラスト素材や文字だけで作っているシンプルなバナーを集めました!ぜひ集客の参考にしてみてください。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を書いた人:マーケティングディレクター 山浦慶太参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店
街を歩いていて人だかりがあると、のぞきたくなるのが人情です。行列のできているラーメン屋さんに人が集まるのは、自分も評判のラーメンを味わってみたいと思うからでしょう。このように多くの人が支持している状況について、関心がない人もその状況を「良い」と考え、周囲と同じ行動をとる心理のことを「バンドワゴン効果」と言います。当店の人気No.1人だかりには人が集まる、では、実際の集客ではどうすれば良いでしょうか?人だかりを作るきっかけとして"店頭の呼び込み"や当店の人気No.1といった"店頭POP"を作る、お馴染みの手法が思い付きます。他にも"在庫僅少""50食限定"などとうたってわざと行列ができるような仕組みにすることも考えられます。こういった手法でとにかく人目を引いて注目してもらい、通行人の足を止められるかバンドワゴン効果を得られるかどうかは、まずそこにかかっています。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を書いた人:マーケティングディレクター 山浦慶太参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店
結婚が決まり、結婚式を楽しみにしている時はワクワクで仕方がないだけど、式が近づくにつれて、だんだんと不安になってくる。こういった"マリッジブルー"はよく知られています。ではこの症状はなぜ起きるのでしょうか?日々の中で感じる"不安"に思う気持ちについて原因と仕組みを知っておくと、冷静に対処できるかもしれません。今回は時間の経過によって解釈が変わっていく心理状況について見ていきましょう。思っていたのとちょっと違うかもパソコンなど、比較的高額な商品を買う時、インターネットやカタログを見てあらかじめ検討することがあると思います。いよいよこれを買おうと決めてショップへ行き、実物を目にした時何か違うかな!?と心が揺らいだことはないでしょうか?こういう場合、デザインがイメージしていたものとちょっと違うなど、ささいなことが多いようです。パソコンを買うことで溜まった写真を整理したい、スペックの高いものでゲームを楽しみたいなど、本来の目的があったはずですが、いざ買おうとすると細かなところが気になってしまう。こうした心理は行動経済学の「解釈レベル理論」によって説明することができます。遠くから見るのと、近くから見るの人は、心理的に遠い対象に対して抽象的に見ています。反対に、近い対象は具体的に見てしまいます。森を見る場合、遠くから見ると森全体が見えます。近くなるほど目の前の木ばかり見えてしまい、森全体が見えなくなります。森を見ていた時には気づかなかった木のディテールが見えて具体性が増すと、人は焦り出したり不安になったりするのです。同じことでも時間の経過や心理的距離で感じ方が変わるこの「解釈レベル理論」。不安に襲われないためには、準備を徐々に行うなど、心理的距離を少しずつ詰めていく行動をとれば、いくらか和らぐのではないでしょうか。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を書いた人:マーケティングディレクター 山浦慶太参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店
株で大損したり パチンコで負けてしまったり ソーシャルゲームで課金してしまう気づいた時点でやめておけば良いのに、なかなかやめられず、結果 損をしてしまう。そんな経験は誰しもあると思います。過去に払った取り返せないコスト、これを「サンクコスト」といいます。このサンクコストについて、わかりやすく実例を見ていきましょう。元を取る、の発想パチンコのように、お金を費やして始めてしまったものは、負けてくると「今まで払った分を取り返してやる!」という「元を取る」のに必死になってしまいます。パチンコに限らず「ビュッフェ」なども同じでお金を払ったからには「元を取ろう!」と躍起になり、最終的にはお腹いっぱいで味も楽しめなくなってきてしまいます。それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで、それが今後の意思決定に影響を与えることを、サンクコスト(SunkCost)効果と呼びます。"sunk"は「沈む」「埋没」という意味があり、直訳して「埋没費用」と呼ばれることが多いです。"Cost"は、お金に限らず時間や労力など様々な形で費やしたものも含まれます。この心理状態では損をするとわかっていても、やめられなくなります。なんとしても損失を取り戻そうと必死で、正常な意思決定ができなくなってしまうのです。執着を捨てられるのか?こういった状況は、企業や役所が大掛かりな事業に失敗する時にもみられます。「誰しも失敗するとわかっていたのに、やめられなかった」インタビューでこんなふうに答えていた人を見たことがありますが、じゃあ、なぜやめられなかったか。大規模事業というのは、たくさんの人が関わり、多くの行程を経てようやく実行に移されます。それにかけた労力があまりに大きいので、"途中でやめる"ことは誰も言い出せず、なんとか軌道修正するも結局は失敗して大問題になる場合があります。途中でやめさえすれば、大問題にならず、明るみに出ることもなかったろうに、思っても後の祭りです。これら全ての原因は過去にかかったコストに固執してしまうことにあります。マーケティングにはどう使うか?では、人間のこの固執する性質をうまくマーケティングに活かせないか?具体的には以下のような方法が考えられます。初回割引や無料お試し無料お試しサービスや初回割引特典などは、サンクコスト効果を活用したマーケティング手法です。無料や割引と銘打ってとにかくはじめさせることが重要で、お得な期間が終わる段階で、「ここでやめるのはもったいない」と執着が生まれ、結果的に有料サービスへと誘導することができます。定期購入定期購入は、せっかく継続してきたから途中でやめるのはもったいないという心理を狙っています。雑誌などは定期購入申し込みで「今だけ、1冊分タダ!」というイベントもやっています。また、全て購入すると模型が完成するという雑誌もあり、最後まで買わせようとするサンクコスト効果をうまく使った方法です。これも最初の号だけ割引にするという、惹きつける戦略をとっています。購入・利用に伴うランクづけ通販サイトやポイントカードなどで、購入するほどランクが上がっていく仕組みがあります。ランクに応じたサービスが設けられているため、ランクを維持したいと思う顧客が多いのです。ランクが下がらないようにもう少し買おう、ランクを落とさないように通わなくちゃといったこれまでのコストを捨てたくないという気持ちが行動につながっていき、お客を囲い込む仕組みになっているのです。以上、人間の習性としてとても興味深いサンクコストについてでした。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。この記事を書いた人:マーケティングディレクター 山浦慶太参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店
人はとにかく"無料"に弱い生き物です。割引なら悩んでしまう人でも、無料(タダ)となれば違います。でも、本当にその無料、トクをしているのでしょうか?駐車場無料のための買い物はトクか?よく商業施設などで買い物をして「3,000円以上で駐車場無料」というサービスがあります。2,000円買って帰ろうと思ったのに、「まずい、損するから何か買わなきゃ」という損失回避が働き、追加で何か買ってしまいます。損失回避についてはこちら『損を避けようとして、かえって損をしてしまう⁉️人間の本質を理解する行動経済学の基本』近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】人間の重…ameblo.jp結果、それほど欲しくない1,000円のもの、もしくは1,800くらいのものを追加で買ってしまうのです。駐車料金は400円くらいですから、最初のプランでは2,000+400=2,400円で済んでいたハズです。しかし、最終的には2,000+1,000=3,000になりました。お店にとって駐車場代も大事ですが、思い切って駐車場を無料にしたことで利益が1,000円 上乗せされたのです。同じ行動を100人がとったとすると、10万円の利益を上乗せすることになります。さらにイオンレイクタウンのようなモンスター施設だと、休日の来場者は10万人規模らしいですから、1億円の上乗せ... 考えただけですごい数字です。無料にするためにお金を使う無料や割引のために追加の出費が必要な場面では、とりあえず金額が合えばどんな商品でも良いと考えてしまいます。お金を払って物を買うのではなく、単にお金を使う対象を探してしまうのです。本来ならば、本当に欲しいものを買うべきなのに、よく考えずにその場で決めた買い物は失敗に終わることが多い気がします。この"無料"に踊らされないためにも、一度冷静になって考える、客観的な思考を持つことが大事なのです。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこちらの本。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)
表現が変われば、受ける印象も変わるのが「フレーミング効果」と呼ばれる現象。例えば医師に手術の説明を聞く場面で、"この手術の失敗率は5%です"と言われるのと、"この手術の成功率は95%です"では、だいぶ受け取り方が違います。このように伝える表現を変えることで相手にやる気を出させるような言い回しを、ビジネスのシーンでも考えてみましょう。フレーミング効果についてはこちら!『行動経済学のフレーミング効果とは?すぐ使える具体例でわかりやすく解説』バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよ…ameblo.jpいつも期限ギリギリの部下へいつも提出期限ギリギリになって焦っている人っていますよね。夏休みの宿題だったり、月末に溜まった仕事に追われるサラリーマンだったり。未来よりも今の楽しさに惹きつけられてしまうのが人間の悲しい性。そんな"現状バイアス"の状態から抜け出すために、ちょっとした声の掛け方で変わることがあるかもしれません。例えば、部下に仕事をお願いする場合。「 1カ月後に提出お願い」1カ月後だと、まだだいぶあるように感じてしまいます。そこで「4週間しかないけど、お願い」といってみると、だいぶ切迫感が出てきます。さらに「1週間ごとにできた分だけ見せて」とすると、だいぶやらなきゃいけない感が出てきます。このように、"事実を言い換える"ことで、伝わる印象がだいぶ変わってくるのです。フレーミング効果の使い方ここで「フレーミング効果」をうまく使うためのポイントを見てみましょう。【ポイント1】事実を言い換えてみる 目的地まで70分 (目的地まで1時間10分)同じ意味でも言い換えて並べてみると、違いが見えてきます。同じ時間でも"70分"の方が短く感じますね。何か言い換えれるものはないか、考えることが大事です。【ポイント2】ポジティブ・ネガティブを使い分ける前述の医者の手術の説明のように"ポジティブを強調"したパターンがこちら。 この手術の成功率は95%です (手術の失敗率は5%です)こちらはポジティブに言った方が安心感があります。一方でダイエットの広告のように"ネガティブを強調"したパターンがこちら。 太っていると将来的に病気になる確率が高くなります (痩せると健康になります)こちらはネガティブを強調した方が危機感を感じ、ダイエットしたくなります。このように、パターンに当てはめて探ってみると、商品やサービスにぴったりな戦略的「フレーミング効果」が導き出せるかのしれません。広告に使うもよし、ビジネスや日常生活で使うもよし、ぜひ実践で試してみてください。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこちらの本。お馴染み池上先生の行動経済学の本です。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)別のショップのリンクを追加・編集
昔、テストが終わった後に、解答できた問題は全く気に留めないのに、解答できなかった問題の方は何度も思い出す、ということはなかったでしょうか。これがいわゆる「ツァイガルニク効果」と呼ばれるもので、達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄や中断している事柄の方をよく覚えている現象のことを指します。続きはCMの後でよく使われるこのフレーズや、CMの最後に出てくる「続きはwebで!」といった言葉も、人の心理をついたキーワードです。人間は何らかの欲求が未完了の場合は緊張感が持続しやすく、それが達成されることで緊張感が解消するという仮説に基づいた心理学実験で実証されました。達成できたことよりも、達成できなかった事柄を強烈に記憶する生き物、それが人間。それがやり終わるまで脳の緊張状態が続き、欲求もなくならないのです。漫画やアニメの続きが読みたくてたまらなかったりするのもこういった効果の影響です。中途半端はストレスに?ツァイガルニク効果が起こるのは、未達成や中途半端な状態の事柄がある場合です。うまく活用すれば生産性の向上やモチベーションの維持などに役立ちます。例えば中途半端になるのが嫌だから、キリのいいところまで終わらせようとする、これもうまく活用した一例です。一方で、仕事などをやり残した状態が続くとストレスの原因にもなるので、注意が必要です。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)佐賀県鳥栖市山浦町から世界へ発信!観光情報もあわせてご覧ください。マーケティングディレクター 鈴木慶太
「行動経済学」と聞いた時に、合わせて出てくる単語として「ナッジ理論」と言うのがあります。"そっとヒジでつつく"と言う意味のナッジ。さりげなく気づかせて行動を促す、という意味なのですが、少しわかりづらいですよね。そこで、日常に多く潜むこのナッジについて、実例をもとに見ていきましょう。強制ではなく、あくまでさりげなく上のイラストを見てください。左の"PULL"の方は取手をグイッと掴めるようになっているので、思わず引きたくなりますし、右の"PUSH"の方は、当然引けないので押してしまいます。このように「この扉は押してください!!」と声高に言わなくても、ドアを開けるのか、引くのか、さりげなく促している。これこそがナッジ理論を応用した仕組みです。無意識の意思決定日常でよく見かけるのが、コンビニの待ち列の床にある"足跡マーク"。そういえば昔は「お待ちの方は真ん中に一列に並んでくださ〜い!」なんてアナウンスしていた気がします。しかしこのマークがあれば、皆渋々従います。皆が同じようにしなければいけないという同調効果もあり、その足跡の通りにきちんと並んでしまいます。これもナッジを利用したやり方。お店の人に指示されるのではなく、お客さんが自分の意思でお店のために動く、こんな"無意識での意思決定"が起こっているのです。ナッジは人の行動を変えるこれらの事例から、人の行動を強制することなく、より良い方向へ促す仕掛けや手法を「ナッジ」といいます。人は正しいことだとわかっていても、強制されると反発したくなることがあります。そのような不完全さ、弱さをもつ人間の不合理な行動に焦点を当てたのが行動経済学です。その代表的な考えである"ナッジ"を利用した実例をもう少し見てみましょう。"損失回避"を利用したナッジ新型コロナウイルスが流行した際、色々なお店やコンサートなどで"陰性証明が必要"になったのは記憶に新しいと思います。これはワクチンを打ちなさい!と強制される代わりに、ワクチンを打つかは自由です。ただし、お店やコンサートに行くには陰性証明が必要です。とデメリットを提示したのです。こういった不利益になる仕組みを作ることもナッジの有効な使い方です。人は損になることを恐れる修正があり、損を避けるために行動しようとします。この損失回避をうまく利用した仕組みです。ナッジは医療・健康分野での活用も多く、人々は知らず知らずのうちにこういった行動を促されているのです。〜損失回避についての記事はこちら『損を避けようとして、かえって損をしてしまう⁉️人間の本質を理解する行動経済学の基本』近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】人間の重…ameblo.jpこのブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)
あなたは"セール"を見かけた時に、どんなキーワードに反応してしまうでしょうか?一口にセールや割引と言っても「00%割引」「ポイント還元」などいろいろあります。どのお店も、お客さんを惹きつけようと必死のアピールをしています。ところで表現の違いによって何か差が出るのでしょうか?今回は行動経済学の視点からその違いについて解説していきます。10%なら同じ?表現の違う二つの割引今回は、「10%OFF」と「10%ポイント還元」について探ってみます。 10%OFFよく見かける一般的な割引手法です。 10%ポイント還元大型ショップのポイントカード利用者に向けたサービスです。共通するのはどちらも同じ「10%」という表記。一見すると変わりがないように見えますが、果たしてどうでしょうか?実際に計算してみました実際に10万円の商品を買ったと仮定して、その支払い金額の違いを見てみましょう。下図をご覧ください。↓なんと!割引率に違いがあることがわかりました。・「10%OFF」の方は、10万の10%OFFなので、シンプルに9万円支払っています。・一方「10%ポイント還元」の場合は少し複雑です。最初に10万円支払い、その後の買い物が1万円分タダになっています。なので11万円の買い物のうち、1万円がタダになっている、そういう計算になります。実際に支払う額は変わりがない気がしますが、割引率で言うと、実は違いがあるのです。さらに「10%ポイント還元」の場合は次もまた同じ店で買い物をしなければいけない制約があります。そしてきっちり1万円買うわけではなく、1万円以上の買い物をする可能性もあるのです。お店にとってどちらが利益になるか当然ですが「10%ポイント還元」の方が、お店には"うまみ"があります。「10%OFF」だとその時限りで終わってしまうかもしれないのに対し「10%ポイント還元」だと10万円の利益にとどまらず、連続してリピートしてもらえる可能性が高まります。さらに、ポイントを貯めるのが好きだという人は、やはり多いようです。ポイントマジックポイントの仕組みは、いわば顧客の囲い込み戦略です。お客はポイントがだんだん貯まっていくことに喜びを感じます。これは貯蓄に近い考えかもしれません。そして、商品を買った後に、普通ならお金が減り、商品と交換されるだけですが、ポイントカードを利用することで、買い物の一番最後にポイントが付与されて終わるという、なんとも後味の良い現象が起こります。物を買うことでプラスになり、お金を使った罪悪感を打ち消してくれるのです。こうしたポイントによる心理的効果により、例え実際はお店にうまく誘導されていたとしても、気付かずにまた同じお店に通ってしまうのです。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)
バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよね"と言う不合理な人間性による行動を追求していく学問です。近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心にも据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】言い方一つで意思決定が変わる!?フレーミング効果の仕組みと応用を知る!突然ですが、上の画像を見てどう思ったでしょうか?「ん!たった1g?」実はこれ、有名な栄養ドリンクの謳い文句なのですが、単位が違うだけで"なんだか"イマイチ"に感じてしまいます。正くは「タウリン1000mg配合」。量は同じなのに、単位と数字が違うだけで、効果が全然変わってくるように思えるのはどうしてでしょうか。表現が変われば、印象も変わる同じ情報でも、それを提示する方法によって人々の判断や意思決定が変化する現象のことを「フレーミング効果」と言います。人の情報の受け止め方は、見え方(フレーム)によって左右されます。上記の栄養ドリンクのように、多く感じたり、少なく感じたり、その見え方を工夫することによって商品の販売に繋げることができる、マーケティングの基本とも言える考え方です。どこに注目させるか!具体例で考えてみる今回はマーケティングの基本である「フレーミング効果」を使った実例をいくつか挙げながら、その時の心理状態も見ていきましょう。 医師に手術の説明を聞く場面× この手術の失敗率は5%です・・・ええ!それは不安だなあ◯ この手術の成功率は95%です・・・そんなに成功しているなら、ぜひお願いします! 毎月支払う保険の勧誘× 1カ月3,000円の保険いかがですか?・・・3,000円あれば飲みに行けるし、もったいないなあ◯1日100円の保険いかがですか?・・・まあ、100円くらいならいいか 電気会社の勧誘× 1年間で15,000円おトク・・・特だけど、まあそんなものか◯10年間で15万円おトク・・・そんなにトクなの!?ぜひ入ります!いかがでしょうか。いずれも同じ内容をただ言い換えただけのはずなのに、だいぶ印象が変わっています。上記は数字によって人の心理をついている例です。電気代に関して「10年間で15万円おトク」と聞いて、10年先のことを言ってもしょうがないのでは?と思うかもしれません。しかし、人は今、感じられる大きな利益に惹かれてしまう生き物。ここをしっかり抑えることで、より刺さるマーケティングに繋がるのです。これらの考えをもとに、自社商品の見え方を調整してみてはいかがでしょうか。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこちらの本。さらに詳しく知りたい方はぜひ。▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽行動経済学が最強の学問であるAmazon(アマゾン)
バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよね"と言う不合理な人間性による行動を追求していく学問です。近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】行動経済学における「ハロー効果」について知ろう!普段何気なく見ているCMで受ける印象や、人に会ったときの第一印象など、人や物に関して、その一部の特徴的な印象が、全体の総合的な印象に影響を与えることをハロー効果と言います。直感や先入観など、非合理的な心理現象である「認知バイアス」の一種です。例えば 自信たっぷりでビシッとしたスーツを着た人は仕事ができそうだとか メガネをかけた学生はスポーツが苦手だろうと思ったりするのはこの効果の一例です。「halo」は、聖人の頭上などに描かれる後光などを意味することから、「後光効果」ともいわれます。ポジティブ・ハロー効果ポジティブ・ハロー効果は、一部の良い印象に影響を受けて全体を良く評価してしまう、ポジティブなハロー効果のことです。たとえば、テレビCMで好感度の高い有名人を起用することで、「有名人の〇〇がおすすめするなら、いい商品に間違いない」というように、ポジティブなハロー効果を狙ったイメージ戦略です。マーケティング領域では、当たり前の様に使われていますが、この言葉と働きをよく知った上で使いこなすことが重要です。実は色々使えるハロー効果自分の良い部分を際立たせて印象づける、と言う意味で言えば、とても有効な手段とも言えます。例えばビジネスの商談や面接において、とにかく一つだけでも良い点を目立たせることで、全体的な印象を良くすることができます。大きな声でハキハキと話すのもおすすめです。ただし、自分の印象とかけ離れた部分を見せることは危険です。後々悪い印象を与えかねません。自分の持っている強みの中から、一つをとにかくアピールするのが重要です。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこの本!もっと詳しく書いていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)
物を高いとみるか、安いとみるかは、人の価値観次第です。例えば趣味にフィギュアに30,000円かけたとして、本人から見れば"安い方だ"と思っても、他人からしたら"3万もするなんて高い!"と思う人もいるでしょう。今回は、お金の価値基準を操作することによって人に物をカンタンに買ってもらうための考え方を学んでいきましょう。【このページの目標】お金の価値基準について把握しよう!コンビニのレジ前にお菓子が置いてあることに気づいている人は多いと思います。チョコだったり、大福だったり。これらはカウンター商材(しょうざい)と呼ばれ、コンビニで売れる重要なポジションです。それらに共通するのは、価格が100円程度のものが多いということ。いったいなぜでしょうか?"ついで買い"させたいから?レジに並んでいる時に目に入り、"ついで買い"を狙っているのでしょうか。それだったら、もう少し高い単価のものを置いて、売り上げを上げた方が効率的な気がします。350円のチョコの方が高く売れるはずです。しかし、実はこの"価格が100円程度"がポイントで、自分が今買ったものよりも安いものを提示し、支払いの心理的負担を減らすと言う手法をとっているのです。お金の価値は金額だけでは決まらない例えば趣味のカメラを買ったとします。夢の一眼レフ20万円!高かったけど満足!ついでに記録用にSDカードも買おう。どうせなら容量がたくさん入る2万円のものにしよう。散々悩んで、コツコツお金を貯めて買った念願のカメラを手に入れ、上機嫌になったのか、ついでに見つけたSDカードは一瞬でポンっと買ってしまいました。多分、SDカードを買いに行っただけなら、2万円も出さなかったでしょう。スペックも十分検討し6千円くらいで済んだはずです。ところが、「一眼レフ20万円」という基準があった後なので、「SDカード2万円」が安く感じてしまったのです。お金を支払うときの基準となるもの上記の「一眼レフ20万円」という、基準となるモノを行動経済学で「参照点」と呼びます。何も買っていない時は参照点は0円。なので買い物は慎重にならざるを得ませんが一度買い物をした後に、追加でした買い物は出費の悲しさが小さいから平気で買ってしまうのです。これを応用したものには以下の様なものがあります。・4,000万円で家を建てた後の、50万円の家具テーブル・300万円の結婚式の、風船オプション5万円風船を飛ばすだけのオプションに5万円!普通に考えたら頼まないですよね。。もっと身近なところだと、スタバなどのカウンターで「ついでに⚪︎⚪︎もいかがですか?」と聞かれることがあります。この⚪︎⚪︎の内容も、できるだけ安いものにすると心理的負担も減って、購入しやすくなるかも知れません。「つい買ってしまった...」買い物の後悔を減らすには何か買った後はテンションも高く、気分も良い状態です。ついでにポンポン買ってしまう恐れがあります。無駄な買い物をしないためには、そういう時は一度外に出て"リセットする"のが良い方法です。参照点もリセットすれば、自ずと冷静な目で見ることができます。逆にお店側で"もっと買わせよう!"と思うなら店員さんからのさりげないプッシュがあると効果的。例えば上記の一眼レフで言うと・たくさん撮るには大容量のSDカードはいかがですか?・カメラを入れるバッグも必要ですね。・カメラ三脚はもうお持ちでしたか?・カメラクリーナーは一つは持っていたほうが良いですよと言う具合です。自分の業種でも、参照点を使ったマーケティング戦略を考えてみると良いかも知れません。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこの本!もっと詳しく書いていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)ついで買いのメカニズムについてはこちらの記事を!『百均で気づいたら3,000円‼️ダイソーにみる露骨な"ついで買い"戦略』 引用元:http://refarm.sakura.ne.jp/sblo_files/100kinnet/image/20170905_125256910.…ameblo.jp人間は損をしたくない生き物。そんな記事はこちら。『損を避けようとして、かえって損をしてしまう』人は損をしたくない生き物突然ですが、1万円損したときの悲しみと、1万円得したときのうれしさ、どちらも同じ金額の出来事なので、感情としては同じ状態のはず…ameblo.jp
近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】人間の重要な習性「損失回避」について理解しよう!人は損をしたくない生き物突然ですが、1万円損したときの悲しみと、1万円得したときのうれしさ、どちらも同じ金額の出来事なので、感情としては同じ状態のはず。ところが!研究の結果、同じ金額でも、損する悲しさは、得するうれしさより大きいことが明らかになりました。損失回避そのため人は、無意識に損を避けようとして行動します。この心理を「損失回避」と呼びます。通りがかったお店で「今なら50%OFF」と書かれたPOPを見かけたとします。「まずい!今のうちに買わないと損してしまう!!」そうやってついつい、必要もでない物を買ってしまうのも「損失回避」の影響です。半額で買えるチャンスを逃すこと”を“損失〟と考え、本当に欲しいのか考えずに直感的に判断して買ってしまうのです。「損」した不満は「得」の満足より大きい同じ金額で損を感じる悲しさは、得で感じるうれしさの2倍以上とされています。人は無意識のうちに損にならないよう行動し、それを避けることに集中しすぎてしまうのです。こうした人間の合理的ではない行動「不合理な行動」を考えるのが行動経済学です。行動経済学を学ぶことで、我々は賢い消費者として、サービスを売る側はモノを売り込むために、学ぶことができます。こちらの記事もおすすめ!『行動経済学のキホン!?人の意思決定を手玉にとる方法とは?』朝起きて 何を食べるか どの服を着るか 電車のどの場所に立つか ランチはどうするか 夕食はどこで買うか私たちは一日のうち膨大な数の意思決…ameblo.jpこのブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこの本!もっと詳しく書いていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)1,500円
最初は特に気にならなかった人も仕事で何度か顔を合わせるうちにだんだんと好感を持てるようになってきたそんなことって誰しも経験したことがあると思います。何度も接触すると好感度が上がる心理的バイアスそれをザイオンス効果と言います。これは提唱したアメリカの心理学者ロバート・ザイオンスの名前がもとになっています。会うだけでなく...後にいろいろな学者が音、絵、写真、無意味な図形、匂い、味覚などで実験しましたが、あらゆる実験で「ザイオンス効果」が確認されました。会うだけではなく、匂いまでも!テレビCMを多く放送して視聴回数を増やそうとするのも同様で、CMの音楽や商品に接触することで慣れてもらい、親しみを持ってもらう。いざ、お店でその商品を見た時に買ってしまう、といった流れが期待できます。特に広告や営業において、ザイオンス効果は有効に利用されていて何度も接触することで相手との信頼関係を築きやすくなるため、営業活動においても重要な要素となっています。広告でもお馴染みスマホをいじっていると、なんか見たことある広告が何度も出てくる...そんな経験はありませんか?このリターゲティング広告は、過去にサイトを訪れたユーザーに再度広告を表示することで、ザイオンス効果を活用している典型的な例です。何度も接触することで商品への好感度を高めようとしています。企業は、ザイオンス効果を考慮しながら広告戦略を立てています。何度も接触することで顧客の好感度を高め、商品やサービスの魅力を伝えることを目指しているのです。ザイオンス効果の限界と注意点ただ、ザイオンス効果には限界があり、やりすぎると逆効果になることもあります。接触するごとに無限に好感度が上がるわけではないのです。また、また接触の間が空きすぎて前回の記憶が薄れると、繰り返しになりません。これらを考慮し、適切なタイミングや頻度を考えながら活用することが重要です。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこの本!もっと詳しく書いていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本Amazon(アマゾン)
バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよね"と言う不合理な人間性による行動を追求していく学問です。近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】広告デザインで知っておきたい基本を抑えよう!先日、歩いていて街頭でティッシュをもらいました。まあよくあることですが、そのティッシュデザインを見て ある違和感を感じました。そのデザインがこちら↓何か違和感がある...整体の宣伝ティッシュ。オレンジで少しだけ目立つように「初回体験 特別価格」とありその下に 平日・・・3,980円 土日・・・4,980円と価格が載っています。これの何が変かというと...特に整体に行かない自分にとって、それが高いのか安いのか?わからないことにありました。人は、最初に与えられた情報に引きずられる価格訴求で最も重要なのは安くなっていることを明確に打ち出すこと。下のように前の価格にバツをして安くなった価格をのせる。あまりにもよく見るこの手法は、実はとても大事な手法だったのです。これも実は行動経済学の理論で、人は、最初に与えられた情報に引きずられて判断する傾向があり、これを「アンカリング効果」と言います。アンカーとは、船の"いかり"を意味し、ここでは安くなる前の価格がアンカーとなり、安くなった価格を際立たせているのです。実は日常に潜む「アンカリング効果」実はこのほかにも「アンカリング効果」を活用した買わせるための工夫がたくさんあります。例えば...時計店の入り口のショーウィンドーに150万円の時計が飾ってあった。「うわー高いな!誰が買うんだろう」と眺めて入ると、その時点でその高級時計が"アンカー"となり、他の時計がお得に感じてしまうのです。インテリアショップなどでも、入り口にやたらと派手なシャンデリアが置いてあったり、飲食店でもメニューの最初に黒毛和牛を使った高い料理が載っていたり。日常にこれだけ潜んでいる「アンカリング効果」恐るべし!商品を売る側は、どこで「アンカリング効果」を使うか、考えるのも楽しいかもしれません。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店参考にしたのはこの本!もっと詳しく書いていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)買わせたいものを買わせるメニュー表についても参考にしてみてください!『【保存版‼️】マーケティング担当に"そっと"教える 買わせたいものを買わせるメニュー表』バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよ…ameblo.jp
バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよね"と言う不合理な人間性による行動を追求していく学問です。近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】マーケティング担当者必見!選んで買わせるにはどうしたら良いかを学ぶ! つい他の人の目が気になってしまう 他人と自分を比べたくなるこんな現象は人間 誰でもあるものです。他人と自分を比べなければ、欲深くならずに生きていけるかもしれません。ただやっかいなことに、これは人間の本能、というかインプットされたもののようです。集団でいる方が安全だし、自分もラクができる、さらには団結して強さも出せる。人間はその機能が他の生物よりも強いからこそ、繁栄したのではないでしょうか。というわけで、人間に刻まれた悲しい性(さが)。もうどうしようもないことです。ただ、そこを狙って商品を訴求すればうまくいくかもしれません。比べさせて、買わせよう人に物を売るときに、比較するものがなければ難しいと言われます。シンプルな方がいいからと、選択肢を一つにしても、相手は困惑してしまいます。比較対象ということで2つにすると、それはそれで安い方に傾いてしまうかもしれません。では!10個にすると、、、もうどれにして良いかわからなくなってしまいそうです。松竹梅、3パターンで、行く!2択だと、どちらか一方、多くの人は安い方を選んでしまいますが3択だと真ん中が選ばれる確率が高くなるのです。これは「極端の回避行動」と呼ばれるもので、私たち人間は何かを選ぶとき極端なものを避けて中庸を求めるという傾向があるのです。買わせたいものは、真ん中で。3択を利用した料金設定は実はたくさんあります。"ネットフリックス"が最たるもので、真ん中の「スタンダードプラン」に加入している人は多いのではないでしょうか。人間の本質、本能を理解し、そこに見合った戦略を立てる。行動経済学の基本ですね。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。・この記事も併せてお読みください!『行動経済学のキホン!?人の意思決定を手玉にとる方法とは?』朝起きて 何を食べるか どの服を着るか 電車のどの場所に立つか ランチはどうするか 夕食はどこで買うか私たちは一日のうち膨大な数の意思決…ameblo.jpこのブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。記事マーケティングインサイトラボ 山浦慶太参考にしたのはこの本!もっと詳しく書いていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)Amazon(アマゾン)
メニュー表の見え方によって注文するものが変わってきてしまうことがあるんです。その一例をご紹介しましょう。・私はたまに小腹が空いた時にハンバーガーが食べたくなります。そう、何も入っていない普通のハンバーガーって意外に美味しくて、3時のおやつがわりに食べたくなるのです。しかし!上の写真のメニューを見せられた瞬間、「あれ!普通のハンバーガーってどこ?」となかなか探せないのです。なんだか悪い気にすらなってくるハンバーガー屋のカウンターの店員さんって、少し高い位置にいるのがわかるでしょうか。その少し高い位置から見下ろされ、"あなた、いい大人なのに安い普通のハンバーガー1個だけしか頼まないの?"という声が(もちろん勝手な妄想です!)前からも後ろからも聞こえてきて...探すのにも時間がかかり、焦りが募って結局セットを買ってしまうのです。ファストフードは、出てくるのがファストなだけではなく、注文もファストだったそう、ファストなのは店側だけかと思っていたら、いつの間にか我々自身も加担させられていたのです。 行列に並び 店員に見下ろされ 見づらいメニュー表を見て一瞬で注文しなければなりません。長い時間考えるのはNGです。短時間に意思決定させるために、おすすめのメニューをドカンと大きく表示し、安いメニューは写真すらない(ちなみに上記のメニューからハンバーガー探せましたか?)。ただ、こういった仕組みは全て戦略的に考えられています。これを元に、売りたいものを売るメニュー表づくりについて考えてみましょう。売りたいメニューを売る方法メニュー選びは、自分で選んでいるように見えて、実はお店側によって誘導させられていることが多いです。それはメニューを見せる順番や、デザインの違いによるところが大きく、これをうまく操れれば、売りたいメニューを売ることができるでしょう。メニューの見せ方のコツを大きく3つにまとめましたのでご覧ください!【その1】"一押しメニュー"を目立つようにデザインするメニューは、同じ大きさで整然と並んでいた方が当然見やすいです。しかしそれではどれも似たようになってしまい、逆に選びにくくなってしまいます。あえてバランスを崩すことによって、人の目に入ってくるのです。というわけで、メニューの最初に持ってくるのは当然"一押しのメニュー"、しかもそのメニューのために特別に作られたオリジナルデザインにすることが重要です。【その2】一押しメニューは3つくらい最初のページに載せる"一押しメニュー"ですが、一つだけ載せるのはNGです。なぜかというと「黒毛和牛サーロインステーキ」だけ乗せた場合、「あ、今日は肉の気分じゃないんだよね」という人には飛ばされてしまいます。かといってオリジナルデザインのメニューを10個くらい載せると、かえって見づらくなって選ぶ気力が失せてしまいます。せいぜい3つ、しかも松・竹・梅の値段設定にするのが、行動経済学からみると有利です。商品を比べて買わせる方法はこちらの記事で紹介しています。『比較しないと生きていけない...悲しい性(さが)を利用して〇〇〇で攻めろ!』バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃう…ameblo.jp【その3】若干のプレッシャーをかけるこれは接客のテクニックになるのですが、まだ注文が決まっていない心理状態は"自分が不利な状態""申し訳ない気持ちになる"人が多いものです。あまり極端にプレッシャーを与えるのは良くありませんが、お客さんの方をチラッと見る、注文はお決まりでしたかとあえて聞きにいくなど、さりげなくプレッシャーをかけて心理的に追い詰める流れを作ります。そうすることで焦ったお客さんは一番目立つ"一押しメニュー"をついつい注文してしまうのです。まとめいかがでしたか。メニュー表一つとっても、売り上げを上げるための工夫があります。行動経済学を使って人の心理的状態を知ることができれば、飲食店やサービスのマーケティングにかなり役立てることができるのです。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングディレクター 山浦慶太 sponsored : 味わいせつぐうの肴 東京北区赤羽店、札幌平岸店こちらの記事もおすすめ!▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽『行動経済学のキホン!?人の意思決定を手玉にとる方法とは?』朝起きて 何を食べるか どの服を着るか 電車のどの場所に立つか ランチはどうするか 夕食はどこで買うか私たちは一日のうち膨大な数の意思決…ameblo.jp
引用元:http://refarm.sakura.ne.jp/sblo_files/100kinnet/image/20170905_125256910.jpg写真は昔のダイソー。ダサいイメージがあります百均といえばもはや定番。昔はダサいイメージもあり、冴えないビルに入っていたものですが、今や中心部のオシャレなビルの、しかも1階などメインフロアに入るほどの勢い。そんな百均でとりわけ調子がいいのは「ダイソー」。明確な"リブランディング"で、競合他社を突き放しにかかります。華麗なるリブランディングDAISOの「A」が3つ重なり、上昇する勢いを表した新ロゴ。強烈なピンクが目を惹きます。店内にはカラフルな商品が並んでいますが、壁面のピンクの面積が大きいため、全体的にピンクを感じ、DAISOに来ている意識や全体の統一感ができています。こういった全体のトーンを"整え"て、ブランドを一つの塊として認知させるのがブランディング。クリエイティブを手掛けたのはPOOLという会社です。DAISO リブランディング|WORKS|POOL inc.DAISOリブランディングの企画・制作をPOOLが担当しました。|pool-inc.net大胆なブランディング。そして抜け目ないセコイ戦略!?最近、ダイソーに行った時に”レジは、どこ??”と思ったことありませんか。セオリーで言えば、レジは開放感のある開けた場所にあり、見つけやすいのが普通です。しかし、ダイソーのレジは、ゴチャゴチャした商品の合間の通路から入り(↑)どんだけ"レジ"って書いてるの長い通路を抜けた先にありました。"ついで買い"大作戦もうおわかりですよね?これは壮大な"ついで買い"促進装置。ここまで振り切った店舗設計をするのを見たことありませんでした。この潔さに感服。カゴを持ってダラダラ並んでいる間に「あ、キッチンペーパーなかったっけ?」「そういえば風邪も流行ってきたからな〜マスク買うか。」「ちょっと会社でつまむのに小分けのお菓子っていいんだよね〜」そんなこんなでつい3,000円くらい払ってしまっているのではないでしょうか。一個3,000円のものは、なかなか売れなくとも100円をダラダラ買っていたら3,000円になる。百均がビルのメインフロアに入るのもうなづけます。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングインサイトラボ 山浦慶太その成功の秘密は利益一円でも売ることにあった。(矢野社長のご冥福をお祈りします)▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽百円の男 ダイソー矢野博丈Amazon(アマゾン)こちらの記事もおすすめ!▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽『なぜレジ前の大福を買ってしまうのか?』コンビニのレジ前にお菓子が置いてあることに気づいている人は多いと思います。チョコだったり、大福だったり。これらはカウンター商材(しょうざい)と呼ばれ、…ameblo.jp
バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよね"と言う不合理な人間性による行動を追求していく学問です。近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。【このページの目標】「サブスク」をついつい続けてしまう仕組みを学ぼう!私の好きな佐藤雅彦さんの本で「毎月新聞 」というのがあります。毎日新聞の中で月イチで掲載されていたものです。その中で面白い内容がありました。『おじゃんにできない』というタイトルで、朝、靴を履いて家を出る瞬間鍵を忘れたのに気づいた!どうやって取りに戻るかという内容。ヒザをついて靴を床につけないようにして戻る、古新聞を敷いて踏んで戻るなどなぜか靴を脱いで戻るという回答の人はいなかったそうです。なぜか?せっかく始めてしまったことだから...理由は"せっかく始めたことだから"せっかく始めてしまったことをおじゃんにして、イチからやり直すことにとても抵抗がある、人間とはそういう生物のようです。おじゃん・・・とは?予定したことなどが実現しないで、途中でだめになる。物事が失敗に終わることこれをうまく利用したのが、昨今よくみられるサブスクの仕組み。ネットフリックスやアップルミュージックなどです。一度入ってしまったら、元を取らなきゃ、と言う深層心理が働き、つい色々見てしまいます。そしてそれをSNSでアップしたり、人に話したりする、それもまた宣伝になるのです。そして重要なのはやはりどうやってこの毎月支払いの仕組みに引きずり込むか?そこはやはり初月無料や初回値引きなどのサービスでアプローチするのが有効です。客を取れなければ0円、1人でも入れば継続して安定収入が見込めます。それを考えると1カ月や2カ月の無料くらい、小さな痛みのはずです。サービスを提供する側にとって定期収入こそが命。当然、続けるだけの価値を提供し続けなければいけないので、提供側にとってもハードルが高い仕組みです。参入が難しくもありますね。。しかし、例えばディアゴスティーニのように、"城"や"車"にテーマを絞って提供する方法もありますし、すでに完成しているものを分割して提供する、という方法もあります。コンサルや研修のような手法で月契約する方法もポピュラーですね。"サブスク"のような定期収入を取り入れるビジネスは最も安定するシステムです。自社のサービスに当てはめて、ぜひ活用していきたいですね。このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。マーケティングインサイトラボ 山浦慶太冒頭に出てきたのはこの本。独自の視点で書かれていておすすめです。▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽毎月新聞 (中公文庫 さ 48-2)Amazon(アマゾン)行動経済学の基礎についても解説しています。合わせてご覧ください。『マーケティングに役立つ「行動経済学」とは!? 人の意思決定を手玉にとる2つの法則を知る!』バナナマンのCMでも知られることになった「行動経済学」。"フレーミング効果"や"ナッジ理論"など難しそうな単語が並びますが、実際は私たちの"ついやっちゃうよ…ameblo.jp