写真は昔のダイソー。ダサいイメージがあります

 

 

百均といえばもはや定番。

 

昔はダサいイメージもあり、冴えないビルに入っていたものですが、

今や中心部のオシャレなビルの、しかも1階などメインフロアに入るほどの勢い。

 

 

そんな百均でとりわけ調子がいいのは「ダイソー」。明確な"リブランディング"で、競合他社を突き放しにかかります。

 

 

 

 華麗なるリブランディング

 

 

 

DAISOの「A」が3つ重なり、上昇する勢いを表した新ロゴ。強烈なピンクが目を惹きます。

 

店内にはカラフルな商品が並んでいますが、壁面のピンクの面積が大きいため、

全体的にピンクを感じ、DAISOに来ている意識や全体の統一感ができています。

 

こういった全体のトーンを"整え"て、ブランドを一つの塊として認知させるのがブランディング

クリエイティブを手掛けたのはPOOLという会社です。

 

 

 

 

 大胆なブランディング。そして抜け目ないセコイ戦略!?



最近、ダイソーに行った時に

”レジは、どこ??”

と思ったことありませんか。

 

セオリーで言えば、レジは開放感のある開けた場所にあり、見つけやすいのが普通です。

 

しかし、ダイソーのレジは、ゴチャゴチャした商品の合間の通路から入り

 

(↑)どんだけ"レジ"って書いてるの

 

 

長い通路を抜けた先にありました。

 

 

 

 "ついで買い"大作戦

 

もうおわかりですよね?

 

これは壮大な"ついで買い"促進装置。ここまで振り切った店舗設計をするのを見たことありませんでした。

 

この潔さに感服。

 

 

カゴを持ってダラダラ並んでいる間に

「あ、キッチンペーパーなかったっけ?」

「そういえば風邪も流行ってきたからな〜マスク買うか。」

「ちょっと会社でつまむのに小分けのお菓子っていいんだよね〜」

 

そんなこんなでつい3,000円くらい払ってしまっているのではないでしょうか。

 

 

一個3,000円のものは、なかなか売れなくとも

100円をダラダラ買っていたら3,000円になる。

 

百均がビルのメインフロアに入るのもうなづけます。

 

このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。

実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!

企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。

以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

マーケティングインサイトラボ 山浦慶太

その成功の秘密は利益一円でも売ることにあった。(矢野社長のご冥福をお祈りします)

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