今回の紹介動画は CASTDICE の「高1から始める旧帝医学部参考書ルート」です。

CASTDICE でよくある「○○から始める□□参考書ルート」シリーズです。

これまでにも言ってきた通り、東大や京大や医学部を目指すためにこのブログを書いているわけではありません。

ただ、志望大学に合格するためには、どのように(受験)勉強をすれば良いのかを参考書ルートを参考に勉強していく中で発見したり・気づいたことを書いています。

 

ぼくがおじさんになってなら受験勉強の勉強をしてみて感じたことに、正しく勉強すれば案外 「英語」は簡単だということです。

ここで言う「英語」とは「中学英語」と「大学受験に必要な英語」です。

一方、実際に「数学」を勉強してみて感じるおは結構大変だということです。

 

今回のCASTDICE の紹介動画では、

[数学]

 【高1の冬まで】「数学ⅠA・ⅡB」は『青チャート』『Focus Gold』レベルが仕上がっていること

 【高1の冬から】「数ⅢC」をスタート

 【高2のGW頃まで】「数ⅢC」を仕上げる

 【高2のGW以降】復習を行いつつ、一個上のレベルの問題集にチャレンジする 

          『一対一』 → 『スタ演』 → 『理系の難問徹底攻略』 

          並行して『合格る計算』などの計算系の問題集をこなす 

 【高2の共通テスト】85%程度を狙いたい 

           共通テスト系の参考書も早い段階からやらなければいけないが・・・

 【高3GW以降】統一の基準はなし。苦手領域や伸ばしたい領域を分析して対策する 

 

[理科]

 「化学」と「物理」のうち一教科は、

 (化学から始めた場合) 

 【高2の初め】開始。高2の冬休みまでは一応 全範囲完了している 

        『ゼロから劇的にわかる』 or 『宇宙一』 → 『入門問題精講』 → 「学校問題集」

 【高3のGW頃まで】『重要問題集』 or 『Do の問題演習』をやる 

 【高3の夏休み終わり】『新演習』をやる。ただし星3の問題に関しては不要

 (物理)

 【高2の夏まで】開始。高2冬休み頃までに力学・電磁気はおおよそ完成する

 【高3の夏休み前まで】『重要問題集』 or 『名問の森』をやる 

 

[英語]

 【高2の秋まで】標準的な単語・文法・構文解釈・長文読解を終了  

 【高2のうち】受かるようにしておく 

 

この勉強スケジュールのイメージは、まさに「鉄緑会(中学)の進度について」や「鉄緑会が進学実績を出せる秘密」で紹介した”鉄緑会”のスケジュール感です。

 

ぼくのように公立中学校から公立高校コースを歩んだ者にとっては、高1の1年間で「数学ⅠA」を学び、高2の1年間で「数学ⅡB」を学び、高3の1年間で「数学ⅢC」を学ぶというカリキュラム・スケジュールになります。

公立小学校・公立中学校コースを歩めば、当たり前のように「1年間で教科書1冊」のペースでの学習となります。

「数学ⅠA」 → 「数学ⅡB」 → 「数学ⅢC」と考えるのが既に間違っているのです。

 

「鉄緑会」では、中2・中3の2年間で「数学ⅠA」と「数学ⅡB」を1周します。内容は肌感覚で『基礎問題精講』レベルです。そして高1で「数学ⅠAⅡB」をさらに1周します。内容は肌感覚で『青チャート』レベルです。そして高2で「数学ⅠAⅡB」をもう1周します。応用レベルの内容です。

これと並行して高1の1月くらいから「数学ⅢC」が始まります。これは「数学ⅠAⅡB」とは別授業です。そして高1・高2の間に「数学ⅢC」は3周します。

最後に高3で授業は「数学」に統合されます。

 

「鉄緑会」では「数学ⅠA」と「数学ⅡB」を中2・中3の2年間で1周します。残り3年間です。

「中高一貫校」では「数学ⅠA」と「数学ⅡB」を中3・高1の2年間で1周します。残り2年間です。

「公立高校」では「数学ⅠA」と「数学ⅡB」を高1・高2の2年間で1周します。残り1年間です。

最初の1周はどこも2年間です。しかし1周目が終わった時点での受験までの残された時間が全然違います。

ここから『青チャート』レベル・応用レベル・そして「過去問」レベルへとレベルアップしていきます。

「武田塾」の参考書ルートでも、「日大レベル」「MARCH・地方国公立レベル」「早慶・旧帝レベル」とレベルアップしていきます。

これとは別に「数学ⅢC」があります。

「数学ⅠA」「数学ⅡB」を「数学ⅠAⅡB」にして、さらに「数学ⅢC」と統合して「数学」になります。

 

「数学」の勉強は、「数学ⅠA」 → 「数学ⅡB」 → 「数学ⅢC」ではなく、

「数学ⅠA(教科書・『基礎問』レベル」 → 「数学ⅡB(教科書・『基礎問』レベル」 → 「数学ⅠAⅡB(『青チャート』レベル)」 → 「数学ⅠAⅡB(応用レベル)」という流れになります。

これとは別に「数学ⅢC」を同様に3段階のレベルで勉強していきます。

その後、本番を見据えた「過去問」演習に入ります。そして復習と「過去問」演習を繰り返します。

 

「中学数学」を「数学ⅠA」に接続するのに上手くいかないことがあります。

「数学ⅠA」を「数学ⅡB」に接続するのに上手くいかないことがあります。

また「数学ⅠAⅡB」を「数学ⅢC」に接続するのも難しいです。

 

「数学ⅢC」ができないと進学先は文系しか選択肢がなくなります。

「数学」ができないと国公立大の選択肢がなくなります。

 

「数学」の勉強が一番大変だと思っています。

志望大学に合わせたカリキュラムとスケジュールが必要になります。

 

入学試験に制限時間があるように受験勉強にも制限時間があります。

 

いま現在、高校進学を目の前にした中3生にとって、共通テスト本番まで既に3年(36か月)を切っています。国公立大二次試験までがちょうど3年(36か月)というところです。

4月を迎え、新高生になりますがホッとしている場合ではありません。

新高2生も同様です。

「数学」の勉強には時間がかかります。そして隙間時間で勉強することが難しいです。

「覚える」ことも必要ですが、「考える」時間も必要になります。

 

「中学数学」が得意だった人も「高校数学」ではギアチェンジが必要です。

 

 

紹介動画:CASTDICE

■高1から始める ガチ旧帝医学部参考書ルート■

 コ:当然 旧帝医学部です。めちゃめちゃムズイわけですよ。

   なので今回は高1からやっていただくことが大前提で、

   どういうルートで進んで行けば受かるのかをナカハシさんと話して行きたいと思います。

 ナ:一応 今回は旧帝医学部参考書ルートということなので、

   いついつから始めてとか言いたいことはたくさんありますが、

   チェックポイントだけ言います。

   「ここまでにこれくらいは終わっておかなければいけないよ」というところをベースに今回は話します。

   英・数・理について話しますのでザっと聞いていただければと思います。

 

【数学】 

 ナ:まず「数学」なんですが一つ目の関門が、『青チャート』や『Focus Gold』レベルのものが、

   高1の冬までに仕上がっているということをお願いしたいと思っています。

 

    高1の冬までに数学ⅠA・ⅡBは『青チャート』『Focus Gold』レベルが仕上がっていること 

 

   はっきり言ってしまえば数学ⅠA・ⅡBくらいは

   「高1生の冬くらいまでに、もう普通に国公立医学部に受かるくらいの実力を付けろよ」という話です。

   そのくらいじゃないと厳しいよ、という話だと思って下さい。

   高1の冬から数学ⅢCをスタートして高2のGW頃までには数学ⅢCを

   ちゃんと『青チャート』『Focus Gold』レベルまでには

   仕上がっていることが必要かなと思います。

 

    高1の冬から数Ⅲをスタート。高2のGW頃までに数ⅢCを仕上げる  

 

 コ:仕上げても旧帝医学部は結構そんなに余裕はないよね。

 ナ:ないです。ないです。

 コ:みなさん、違うんですよ。本当に最近は難しくなっているんですよ。

 ナ:本当に大変なんですよ。

   旧帝医学部といっても今回想定しているのは北海道大学や九州大学です。

 コ:正直、本当にこういうペースでやってくれている

   内部生(CASTDICE塾生)が何人もいるのですが、

   結構 大阪大学・東北大学・名古屋大学になってくると

   このペースでも半年くらい足りなかったな、という人がいる。

 ナ:そうなんですよね。一浪したら行けるのにな、と思うことが多い。

 コ:そういう人がセンスがないということではない。やることが多すぎる。

 

 ナ:高2のGW以降は復習を行いながらレベルを上げた問題集をチャレンジすることが

   必要かなと思います。

 

    高2のGW以降は復習を行いつつ、一個上のレベルの問題集にチャレンジする  

 

 ナ:具体的には『一対一』をやって、さらに『スタ演』をやって、

   あとは安田先生の『理系の難問徹底攻略』とかをやっていただくとか・・・ 

 

    『一対一』 → 『スタ演』 → 『理系の難問徹底攻略』  

 

   タイムリミット自体は丸々一年くらい使っていただいてもいいのかなと思います。

   高3のGWくらいまでにこの3種類くらいを

   本当に抜け目なく全部スラスラ解けるくらいのレベルまで

   仕上げてもらうことが必要になってくるかなと思います。

 ナ:本当に言いたいのですけど「抜け目があったらダメ」なんですよ。

   「抜け目なくスラスラ解ける」ということが「仕上がっている」ということですから・・・ 

   そのレベルまでしっかりやっていただけたらと思います。

 ナ:後は並行して計算の問題集をやっておかなくていけなくて・・・

   『合格る計算』くらいはやっておいていただきたいところかなと思います。

 

    並行して『合格る計算』などの計算系の問題集をこなす  

 

 ナ:高3のGWまでポイントとして話したのですが、

   もう一つ並行して話さなければならないのが「共通テスト」です。

   高2の共通テストで正直85%くらい狙っておきたいです。 

 

    高2の共通テストで85%程度を狙いたい  

 

   めちゃくちゃ厳しいのは分かっています。ただそれくらいは狙いたいです。 

   ただ共通テストの対策を明確に「高2の冬までにできるか?」と言われると「できない」です。

   なので多少ミスをして75%とか80%でも咎めはしない。

   でも6割とかなら結構厳しいと思ってもらわないといけない。

   「国公立医学部」なら可能性があるのですが・・・ 

 コ:そうですね。旧帝なので・・・ 

 ナ:旧帝なので・・・厳しいと思います。

 

 ナ:後は共通テスト系の参考書を早い段階からやらないといけなくて・・・ 

 

    共通テスト系の参考書も早い段階からやらなければいけないが・・・  

 

   高3になってからだと遅い気がしています・・・

   高2のうちから始めておいていただきたいなと思います・・・ 

   「いつ終わればいいのか?」と言うと・・・ 

   結局「点数が9割以上で安定するまでやり続けてください」とい話・・・ 

   タイムリミット自体を設けたくないが・・・逆に言うと「高2の夏明け」とか・・・ 

   遅くとも「同日くらいから」はしっかりとスタートしておいていただくということになる。

 

 ナ:後は高3のGW以降は統一した基準を設けることはこのレベルになると難しいです。

   「この参考書をやっておけば大丈夫」というのは無責任になる気がするので・・・ 

   過去問演習をして苦手領域や伸ばしたい領域をしっかり分析して、

   その対策をすることが必要だと思う。 

 

    高3GW以降は統一の基準はなし。苦手領域や伸ばしたい領域を分析して対策する  

 

   特にこの後 話しますが「理科」が大変になっている・・・どんどん。

   この時期までにしっかりこれくらいのことをやっておいて、過去問を解いておいて・・・

   後は対処療法的にやっていくしかないのかなと思います。

 

【理科】

 ナ:次に「理科」の話をさせていただきたいのですが・・・

   「理科」は「物理」と「化学」で話をするのですが・・・ 

   「物理」と「化学」で時期を入れ替えていただくのは構いません。

   今回は「化学」を先に始めるベースで話しますが・・・

   どっちが先でないといけないということは全くありません。

   ここは入れ替え可能だと思って話を聞いていただけたらと思います。

 

 ナ:まず「化学」なんですが、始める時期はいつか?というと高2の初めです。

 

    高2の初めに開始。高2の冬休みまでは一応 全範囲完了している  

 

   これくらいに始めないと終わらないです。

   高2の冬までに一応 全範囲を完了しておくことを目指していただきたいなとまず思っています。

   「完了」の定義でいうと『リードα』『セミナー』あたりは今回はスラスラ解けるというレベルでないにしろ、

   ある程度 8割・9割は『リードα』『セミナー』の問題であれば解けるという感じになっておいて欲しいと思います。

   参考書の流れとしてオススメできるのは『ゼロから劇的にわかる』もしくは『宇宙一』から始めて、

   『入門問題精講』くらいを挟んで『リードα』『セミナー』に行った方が良いかなというのが最近のナカハシさんの意見。

   

    『ゼロから劇的にわかる』 or 『宇宙一』 → 『入門問題精講』 → 「学校問題集」  

 

   直接行くと失敗する人が多いと感じています。

   その上で高3のGW頃までに『重要問題集』もしくは『Do の問題演習』をやっていただきたいと思います。

 

    高3のGW頃までに『重要問題集』 or 『Do の問題演習』をやる  

 

   こうすると『Do の講義本』に関しては先んじてやっておく必要がある。

   大体1月くらいから始めて5月の頭くらいにまでに問題集1冊と講義本3冊終わらせなければならないことになる。

   先ほど『リードα』や『セミナー』は完璧でなくても良いと言ったが、完璧にするのが難し過ぎる・・・量が多いので・・・ 

   なので『重要問題集』等をやりながら並行して完璧になっていくようなイメージを

   持っていただけたらいいのかなという印象があります。

   なので『重要問題集』を解いてみてある程度は解けるはずなんです・・・

   『リードα』『セミナー』が8割~9割解けるのなら・・・

   なので明らかにできないところは『リードα』『セミナー』に戻りながらやって行く必要がありますし・・・

   そして、そこの復習も含めてGWまではある程度まで目途が付いておかないと厳しいよという感じになります。

   後、もう一つお伝えしたいことは高3の夏休みの終わりまでに『新演習』もやって欲しいんですよ・・・

   「化学」に関しては・・・

 

    高3の夏休み終わりに『新演習』をやる。ただし星3の問題に関しては不要  

 

   なぜかと言うと「数学」とか点数を取るのがこの辺のレベルになると大変になってくるのですよ・・・ 

   旧帝医学部辺りでも・・・ 

   3~4年前なら北海道大学や九州大学はそこそここの辺までやっておけば取れるという話だった・・・ 

 コ:動画でも言っていたし・・・ 

 ナ:なかなか取りづらくなっている・・・正直言うと・・・ 

   なので「理科」でしっかり点数を取りきるということをかなり強く意識しないといけないのかなと思っています。

   そうすると『新演習』くらいまでやって穴をなくしておく必要がある・・・ 

   ただ、星3はいらない・・・さすがに・・・かなと思っています。

   そこからはとにかく過去問演習という感じです。

 

   次に「物理」なんですが、「物理」に関しては高2の夏までに始めておきたいかなという感じです。

 

    高2の夏までに開始。高2冬休み頃までに力学・電磁気はおおよそ完成する    

   

   先程言いましたが高2の夏になると「数学」が一応 多少落ち着いているはずなんですよ・・・ 

   というところがあるので、この辺りから始めていたければと・・・ 

   一応 高2の冬休みくらいまでに「物理」は力学・電磁気がほぼほぼできるという状態にしておいて欲しい・・・ 

   と思っています。

   さっきの「化学」と違って8~9割できていれば、1~2割できていないところがあってもしょうがないよね・・・ 

   じゃなくて「物理」は妥協しないでいただきたい・・・と思っています。

   高2の終わりまでに力学・電磁気以外も・・・熱や波動・・・

   できれば原子に関してもそうなっているのが望ましいかなと思います。

 

   そこから高3に入りました・・・夏休み前までに『重要問題集』もしくは『名問の森』辺りをちゃんとやっておく・・・ 

 

    高3の夏休み前までに『重要問題集』 or 『名問の森』をやる  

 

   後は夏休みにかいつまんで『難系』をやりながら過去問演習をやる・・・というのがいいのではないかと思います。

   人によっては「化学」の『新演習』とは違って、

   「物理」の『難系』に関しては絶対必要というものではないかなと思っています。

   ただ、「物理」の特徴として参考書をどこまでやったからどのくらい取れるというのが

   イコールではないことが非常に多くて・・・生徒によっては非常に大きく異なるところがある。

   『難系』をやらないと解けない生徒もいるし、

   逆に言うと『リードα』『セミナー』をやりました、九大・北大の過去問を解きました、8割・9割解けます、

   という生徒もいる。

   実際のところ・・・人によって違うところではあるので・・・一つの目安ではなくて・・・

   特に「物理」に関しては・・・個人差が大きいので・・・

   正直もう少し早くしておいた方が安全ではあるかな・・・というのが本音です。

 コ:正直・・・CASTDICE(塾)で勉強している生徒さんに提案するのであれば・・・ 

   物理・化学は高2から行きましょうというのが結構 多くないですか? 

 ナ:そうですね・・・旧帝の医学部を目指すのであればそう・・・

   逆に言うと国公立医学部を目指すのであれば・・・ 

   高2の夏前にはどちらかを始めておきましょうという話をさせていただくことが多いですし・・・ 

 コ:ですし・・・CASTDICE(塾)の場合は「先取り」なんで高1の12月頃のスタートラインで

   「物・化 行きますよ」みたいな感じでもう勉強している生徒もいますし・・・

   もっと意識が早いと高1の夏休みから勉強を始めて範囲の半分くらいを終えている生徒もいるし・・・ 

   もちろん上を目指したらキリがないけど、それだけ以前の入試と比べるとやることが増えているんですよね・・・ 

   何度も同じことを言って申し訳ないんですが・・・ 

 ナ:やっぱりこのレベルに行きたいとなると、やらなければならないことが増えているかなと思います。
   難易度が上がっている・下がっているではなくて、やらなければならないことが増えている。

 

【英語】

 ナ:次は「英語」に関してなんですが、「英語」に関しては・・・はっきり言って高2のうちに受かるようになっておく。

 

    高2のうちに受かるようになっておく  

 

 コ:そうだね・・・ 

 ナ:はっきり言うと。

   具体的な指針として・・・「英語」ってこの順番でこうやってと話すのが結構 難しいなと思っていて・・・ 

   ただ、大体おおよそこのくらいはできるようになっていて欲しいよと言うのが・・・ 

   大体 次のものを高2の秋までにできるようになっていて欲しい。

    単語  :『システム英単語』 or 『ターゲット1900』

    熟語  :『速読英熟語』

    文法  :『ポラリス英文法 1』『ポラリス英文法 2』

    構文解釈:『入門英文問題精講』『英文解釈クラシック』

    長文読解:『ポラリス長文 1』『ポラリス長文 2』『ポラリス長文 3』『英語長文 SUPREMACY』

    英作文 :『入門英作文問題精講』 

 

    高2の秋までに標準的な単語・文法・構文解釈・長文読解を終了  

 

   はっきり言うと英作文であったり長文であったり、ほとんど丸々全部できるようにしていてねという感じです。

   後は目安としては高2の共通テストのときに8割5分とか、なんなら9割くらいとか目指しておいて欲しい・・・ 

   というのが正直なところではあるのかなと思いますし・・・制限時間が厳しいというのも分かるのですが・・・ 

   それでもそれくらいにはなっていないと結構 厳しいというのが正直なところ・・・ 

 コ:そうですね・・・  

 ナ:やっぱり「英語」は独学がしやすい科目だと思うんですよね・・・

   あと参考書ベースでやって行っても点数が上がりやすいというか・・・ 

   過去問演習をやってみないと点数が上がっているのか分からないということがない科目なのかなと思う・・・ 

   やっぱり高3で「理科」にめちゃくちゃ時間を投下しないといけないというのがある以上・・・

   「英語」は早く仕上げておいていただく必要があると思います。

   もちろん”単語”だったりとか”熟語”だったりとか”文法”だったりとか”解釈”だったりとか

   ”長文””英作文”・・・全部とにかくやっておいて欲しいというのが正直なところになります。

   後はあくまでここに書いたレベルまでできるようになっていて下さいという話であって・・・

   これ以前にできないものがあるのであれば、

   もちろんもっともっとそういったものに関してやっておいてということになります。

 コ:そうですね・・・やる順番としては、いつも紹介してる通りまず”単語””熟語”と”文法”を並行してやって、

   その上で”構文解釈”をやって、でも一旦『クラシック』は置いておいても良いかも知れない・・・ 

   それで『ポラリス長文』の『1』とかをやりつつ『SUPUREMACY』とかかな・・・ 

   それがある程度 目途が立ったら『クラシック』と”作文”を並行するとか・・・ 

   『ポラリス長文』の後ろの難しい方と『クラシック』と並行するとか・・・

   工夫して進めてもらえれば良いかなと思います。

 ナ:ギリギリ”作文”と『クラシック』くらいだったら

   高2の共通テストくらいまでに終わってなくても何とかなるかも知れないですが・・・ 

 コ:ならないですね・・・ 

 ナ:ならないですか・・・ハハハハハッ 

 コ:まじでCASTDICEの生徒もそうですが、高3「英語」やれる? 

   参考書なんて足せて2冊だよ・・・1年間で・・・ 

 ナ:そうですね・・・ 

 コ:足せてね・・・ 

 ナ:僕はどうしても CASTDICE Medical の生徒を見ることが多いので・・・

   医学部志望の生徒さんを思い浮かべてみても、高1・高2・高3で成績が1番良い生徒を見ていると・・・ 

   もう、全員「英語」は何の問題もない生徒たちですね・・・ 

   もう高1の時点で何の問題もない・・・ 

   いま高1の生徒でも共通テスト9割以上は当たり前のように取っていますし・・・ 

   そういう風になっていないとやっぱり厳しい・・・ 

 コ:共通テストってちょっと特殊じゃないですか・・・

   だから別に目指して欲しいわけではなくて・・・レベル感のイメージなんですよ・・・

   言うと高2の夏休みとかに英検の準1級が取れるような英語レベルという意味ですよ・・・ 

 

    高2の夏休みに英検準1級が取れるような英語力  

 

   別に英検対策しろとは言っていないですよ。

   共通テストだったらスピード勝負であったり・・・

   理系の生徒にありがちな「共テの文章見てたら飽きるやん」・・・ 

   結構いるんですよ・・・「もー半分くらいで飽きるんですよ、先生」みたいな・・・ 

 ナ:いますよね。

 コ:「家とかでやっていると集中できないんですよ」みたいなことを言う・・・ 

   分かるんですが・・・本番がそれならダメなんですが・・・模試がそれならダメだけど・・・ 

   家でやっていると辛くなる気持ちとかも分かるんですが・・・ 

   ちょっと違う指標で言い換えると・・・イメージですが英検準1級を高2の夏休みに取るようなレベル感です。

   別に取れとは言っていないです。取るのは自由ですが。

   それくらいに進んで行かないと正直 理系科目が多すぎて・・・どうしようもない・・・ 

   しかも今 高1の生徒が目指すわけですから・・・「情報」入ります・・・「実用国語」入ります・・・共通テストに・・・ 

   「数学」も若干 共通テストは変わって・・・「Ⅱ・B・C」になります・・・

   理系だからあれかも知れませんが対策が少し変わるとか・・・ 

 ナ:変わりますよ・・・ 

 コ:他にも「公共」がどうなるのか分からないし・・・結局 先にガンガン行っていないとダメなんですよ。

 ナ:やらなければいけないことだらけですよ。

 コ:なので本当に頑張って進めていただくしかないよということでございます。

 コ:本日の話は以上となります。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

CASTDICE:高1から始めるガチ旧帝医学部参考書ルート(2024/1/10)(15:02)