【古文】2023年版 古文・参考書ルート(武田塾) 《武田塾》 | 生きるチカラ

生きるチカラ

何をやっても上手くいかない。原因はあなたの中にあります。原因があなたの中にあるからこそ変わることができるのです。生きるのが難しい時代です。未来へのヒント・道しるべとなります。

武田塾の「2023年版 古文 参考書ルート」になります。

「基礎徹底ルート」と「実力養成ルート」の二段階になっています。

 

まずは参考書ルートの参考書を紹介します。

 

「基礎徹底ルート」は、全て”日大レベル”に該当します。

 (歴史的仮名遣い)

  ・『中学基礎がため100% できた! 中3国語』 

 (古文単語)

  ・『読んで見て聞いて覚える 古文単語 315』or『新・ゴロゴ 古文単語』or『古文単語 330』 

 (古典文法)

  ・『富井の古典文法をはじめからていねいに』

  ・『やさしくわかりやすい 古典文法』 

 (読解)

  ・『富井の古文読解をはじめからていねいに』 

  ・『とってもやさしい古文』

 (問題集)

  ・『岡本梨奈の古文 ポラリス 1』 

 

「実力養成ルート」は、

 (古文単語)

  ・『読んで見て聞いて覚える 古文単語 315』or『新・ゴロゴ 古文単語』or『古文単語 330』 

 (古典文法) 

  ・『岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』

  ・『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』 

    (もしくは『やさしくわかりやすい 古典文法』) 

 (読解) 

  ・『岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』

 (問題集) 

  ・『岡本梨奈の古文 ポラリス 1』 

  ・『岡本梨奈の古文 ポラリス 2』

 

 ↑:ここまでが”日大レベル” 

 ↓:ここからが”MARCHレベル”

 《MARCHレベル》 

 (単語) 

  ・『読み解き 古文単語』 

 (読解) 

  ・『岡本梨奈の古文 ポラリス 3』

  ・『GMARCH&関関同立の古文』 

 

 ↑:ここまでで”MARCH”レベルが終了 

 ↓:ここからが”早稲田レベル” 

 《早稲田レベル》 

  ・『早稲田の国語』 

 

 ↓:ここから”国公立レベル” 

 《地方国公立レベル》

  日大レベルまでは共通。 

  MARCHレベルの代わりに地方国公立レベルをやる。

 (単語) 

  ・『読み解き 古文単語』 

 (読解) 

  ・『岡本梨奈の古文 ポラリス 3』 

  ・『国公立標準問題集 CanPass 古典』 

 《東大レベル》 

  ・『得点奪取 古文』

 

 

CASTDICE の「高1の2学期から始める旧帝大合格 参考書ルート」で「古文」は、

 [高1の9月~3月]

  ・”助動詞”の活用・意味などを覚える 

 

 [高2の4月~] 

  ・古文単語 

  ・読解の訓練 

  ・文法の学習(スタサプなどを使って) 

  夏いっぱいでいいので固める。

 

 [高2の9月~] 

  ・共通テストの過去問 

   (二次試験で記述がある場合は『CanPass 古典』)

  高2の間に範囲は終わる。

 

CASTDICE の「高2の2学期から始めるTOCKY合格 参考書ルート」で「古文」は、 

 [高2の9月~] 

  ・「スタディサプリ 高3古文(岡本先生)」

     → 場合によっては「高1・高2」も 

  ・『富井の古典文法をはじめからていねいに』 

  ・『古文 レベル別問題集(1~4)』(東進) 

     → 『レベル別』の1~4をやり込めば結構いける 

  これとは別にしっかりと”助動詞”などの暗記はやって欲しい。

  ・『読んで見て覚える 重要 古文単語315』 

 

 [高3のゴールデンウィークから] 

  ・しっかりと読解に充てる

    ex. 「過去問(共通テスト)」

 

 [高3の7月・8月] 

  ・「過去問」をやる 

 

 

「古文」はサブ科目として後回しにされがちです。

高1から狙う国公立大学の受かり方」にあるように学校の授業をいかに活用するかも大切なポイントとなってきます。

「古文単語」や「古典文法」の暗記も重要です。

コバショーさんもさりげなく「助動詞の暗記」と言っていますが、どう暗記すればいいのかわかりづらいです。

これには「ただよび 吉野先生」の授業動画が秀逸でしたが削除されてしまいました。

古文の授業動画はCASTDICE のサブチャンネルである「古典ちゃんねる」もあります。

「る・らる・す・さむ・しむ・・・」や「れ・れ・る・るる・るれ・れよ」・・・ 

のようにブツブツと呪文を唱えるように何十回・何百回と繰り返します。

 

吉野先生の著書に『吉野式 古典文法 スーパー暗記帖』というのがあります。ここにCDが付いているのでもしかしたら暗記のリズムがわかるかも知れません。

 注:ぼく自身が購入し内容を確認したわけではないの留意ください

古文の参考書などの表・裏表紙の裏に書かれている助動詞の活用一覧表を覚えることができると自信になり、古文の勉強の励みになります。

 

「古文単語」の暗記も英単語の暗記と同じようにどうしても覚えられないものが出てくると思います。

そういったときは、語呂で覚えたり、漢字で覚えたり、自分が持っている単語帳以外の単語帳の解説を見てみたりなど工夫が必要です。

 

今回紹介した参考書ルートでは岡本梨奈先生の著書も主要な位置を占めています。

「スタディサプリ」の岡本先生の授業動画を活用するのも良いと思います。

 

古文の勉強は初期の段階では暗記・暗記です。

次回のブログ「古文の勉強法(武田塾)」を参考にし、勉強の全体像を掴んで下さい。

それを前提に勉強しつつ、学校の授業を活用するのが良いと思います。

学校の授業で習った「こ・き・く・くる・くれ・こ」や「あり・おり・はべり・いまそかり」などは今でも覚えていますが、いつ、どのように使うのかまでは覚えていませんでした。

これは「数学」の典型問題の解き方を覚える際の、解き方は覚えたが、いつ・どういうときに使うのかをセットで覚えていないというのと同じです。

 

英語の勉強と同じように一生懸命「古典文法」を勉強しましたが、実際に問題に入ると問われ方、問われることにパターン・型があるように思えました。

早めに問題・過去問に入り、重要点を覚え直すという方法もあります。

早くから始めて完璧主義にならないことも重要だと思います。

 

学校の授業はバラバラに色々なことを勉強します。

早い段階で体系的に全体像をイメージして、そこに肉付けしていく勉強法をお薦めします。

特に助動詞などは一旦は短期間に勉強して覚える努力をしてください。

そして学校の授業の度に復習・内職するイメージで勉強を進めます。

 

余談ですが、古文で出てくる動詞・形容詞・形容動詞が国語では述語と呼ばれるものです。語尾が活用します。

また、古典文法は漢文でも活きてきます。

そして、古文でも文章(問題文)の音読が重要です。

繰り返し声を出し読んでいると何となくですが意味がわかってきます。

学校の教科書もしっかり音読してみましょう。

 

勉強してみると「古文」は覚えることもそんなに多くありません。

動詞・形容詞・形容動詞・助動詞・助詞・敬語・・・。

動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の大部分は活用です。

これがみんなを苦しめるのだと思います。

これを助けるのが未然・連用・終止・連体・已然・命令です。

そして、敬語。

偉い人が登場します。

覚えるパートを早く終えて、問題を解く運用パートで覚え直しすれば、どう使うのかがわかり、どう覚えたら(整理したら)良いのかもわかると思います。

 

 

紹介動画:武田塾 

■2023年 武田塾 参考書ルート 古文編■ 

 古文はみんな苦手でしょ。古文嫌いの人は多いはず。

 そんな人でも古文は読めるようになります。 

 古文の勉強法を参考書ルートで話していきたいと思います。 

 

 まず古文の勉強の全体像を話しておくと、英語と同じで「単語」と「文法」は大事。 

                     → ちゃんと押さえる  

 古文は次にやる「読み方の本」が大事。 

  → 古文は省略が多い文章 

     → 読んでいても「誰が?どうした?」みたいな話が多い 

  → 英語は単語がわかればある程度 理解できる  

 古文特有の「省略を補う読み方を学ぶ本」が重要です。

 

 次に読解の練習をしていく。

 これが古文の勉強の全体像です。 

 

 古文の「読み方を学ぶ本」が重要だと言う話をしましたが・・・ 

 それをもとに今回はルートを2つ作成しました。 

 

 1つ目が「古文 本当に苦手なんです」「古文アレルギーです」という人向けの「基礎徹底ルート」。

 

 基礎徹底ルート:古文が苦手な人におすすめのルート 

         富井健二先生がメインキャラクター  

 

 2つ目が「古文をある程度 上のレベルまで持っていきたいです」・・・ 

 「上級者向けのテクニックも知りたいです」という「実力養成ルート」。 

 

 実力養成ルート:スタディサプリでお馴染みの岡本梨奈先生がメインキャラクター 

 

 古文が本当に苦手な人は「基礎徹底ルート」

 上を目指している人は「実力養成ルート」 

 上を目指しているが古文が苦手な人は「基礎徹底ルート」から始めて・・・ 

 最後は合流するようになっている。

 行き着く場所は一緒

 自分のレベルに合わせて使って欲しいと思います。

 

基礎徹底ルート(日大レベル)] 

  古文の「基礎徹底ルート」は全て”日大レベル”の扱いになります。

   ・『中学基礎がため100% できた! 中3国語』 

     → 主に現代文だが少し古文の内容もある 

       歴史的仮名遣いを主に学んで欲しい 

 

  ここから「単語」や「文法」を学んでいくが・・・ 

  そもそも古文の歴史的仮名遣いがわからないとできないので、サラッと学んで欲しい。

  ここからが「単語」と「文法」です。

 

  本格的な内容に入っていきます。

  古文単語帳は主に三冊で、どれを使ってもいい。

   ・『読んで見て聞いて覚える 古文単語 315』(桐原書店)

   ・『新・ゴロゴ 古文単語』(スタディカンパニー)

   ・『古文単語 330』(いいずな書店)

  この三冊の中から自分に合うものを選んで欲しい。

  『ゴロゴ』は語呂で覚える単語帳。

   → 合う人は1番覚えやすい 

   → 古文が苦手な人にとっては『ゴロゴ』が良いと思います 

   → 面白い語呂が多い 

      → 良い意味でくだらないので覚えられるという参考書 

 

  古文単語の意味を複数覚えておくことが重要

  真逆の意味になることもある。 

 

  同時に「古典文法」の勉強を開始して下さい。

  古典文法で使う参考書は二冊。 

   ・『富井の古典文法をはじめからていねいに』(東進)  

     → 講義の本 

   ・『やさしくわかりやすい 古典文法』(文英堂)

     → 問題集 

  苦手な人はこのセットで勉強して欲しい。 

  『富井の古典文法をはじめからていねいに』は東進の富井先生の授業を詰め込んだ参考書。

  古典文法を全て学ぶことができる。

  覚えたり問題を解くのは『やさしくわかりやすい 古典文法』という問題集。

   → 上に暗記内容、下に問題という構成 

   → 下の問題にヒントがあるので無視しても解けるようにする 

   → 上の覚えないといけないことは全て暗唱するつもりで・・・ 

     助動詞だったら意味・接続・活用・意味の使い分け方などを全てセットで覚えるようにする。 

  これが古典文法の勉強になります。

  「実力養成ルート」で他の問題集も紹介するので興味がある人は見て下さい。 

   → 他の問題集も紹介 

 

  省略を補う読み方を学ぶという1番大事なフェーズに入っていきます。

  「単語」と「文法」を覚えただけでは読めないのが古文の読解。 

   ・『富井の古文読解をはじめからていねいに』 

  冒頭で富井先生がメインキャラだと言いましたが・・・ 

  富井先生が古文の省略を補う方法・・・古文の読み方を見やすいビジュアルでわかりやすく解説。

  付属の別冊に情報がまとまっているので、ちょっと復習したいときに復習しやすい。

  こういう風に古文を読めば省略が補えるんだという・・・敬語を使った読み方・・・

  意識すべきことがまとまっている。

 

  次に使う参考書も良い本なんです。 

   ・『とってもやさしい古文』(旺文社) 

     → 古文の問題集 

       古文の文章が載っていて問題を解く 

       文章に色々な書き込みが入っている 

     → 補助輪付きで古文の文章を読む 

        → 「ここの主語を埋めなさい」 

          「人物名をあらかじめまとめといたよ」 

     → 古文が苦手な人でも読める 

       ヒント付き古文のような参考書 

  『富井の古文読解』で学んだ主語の省略を補うことを『とってもやさしい古文』で実戦する。 

  補助輪の意味を押さえることがとても大事。

   → なぜ、こういう書き込みがあるのか? 

      → 実際のノーヒントの古文の文章でもこういうことを意識して読む 

   → 何を意識して読めば良いのかが掴める 

  補助輪でヒントがありまくりなので解けても喜ばない。 

  書き込んであるヒントを自分で考えながら読むことが大事。 

 

  ここから古文の問題集に入っていきます。

   ・『大学入試問題集 岡本梨奈の古文 ポラリス 1

     → 中堅私大レベルとかいてあるが・・・ 

       日東駒専よりも難易度の低い入試問題がまとめられている。 

     → 本格的な入試問題   

  『富井の古文読解』や『とってもやさしい古文』で培った古文の読解力を・・・ 

  実戦で発揮する形で演習する。

  他の古文の問題集と比べて解説が詳しい。 

   → 全部の文法事項や主語の省略を補ってくれていたり・・・ 

  解説が充実しているので問題集としてはピカイチ。 

 

  ここから「実力養成ルート」に合流していく。

 

  「基礎徹底ルート」は、

  歴史的仮名遣いから『古文 ポラリス 1』の問題集までの・・・ 

  「読み方」に特化して基礎を積み上げていくのが狙い。 

 

  「基礎徹底ルート」をしっかりやれば・・・ 

  古文を読んでも内容が頭に入ってこない人でも変わります。 

 

実力養成ルート

  「実力養成ルート」は基本事項ができている人向けなので、まずは古文単語。

  単語帳は基礎徹底ルートでも紹介した三冊。

   ・『読んで見て聞いて覚える 古文単語 315』(桐原書店)

   ・『新・ゴロゴ 古文単語』(スタディカンパニー)

   ・『古文単語 330』(いいずな書店) 

  好きな単語帳を選んで下さい。

  意味を複数覚えることが重要

 

  古典文法です。

  古典文法の参考書は講義本と問題集がある。

   ・『岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本

   ・『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』 

     (もしくは『やさしくわかりやすい 古典文法』) 

  『ステップアップ』の方が問題が難しく上級者向け。

  『岡本梨奈の古典文法』で、まず古文の内容を理解する。

   → 構成が上級者向け 

      → 普通の参考書と構成の順番が違う 

         → 敬語が前半に入っている  

  順番が普通とは違うので・・・ 

  難しいと感じたら『富井の古典文法をはじめからていねいに』でも大丈夫。

  問題集の『やさしくわかりやすい 古典文法』のポイントは「基礎徹底ルート」で話しました。 

   → 上が暗記事項、下は問題集 

      → 問題はヒントなしで解けるようにする  

  『ステップアップノート30』も同じような構成で、暗記事項は頑張って覚える。

  それぞれの文法事項に付いている問題を解いていく。

  古典文法も選択問題などは、何となくで解けてしまうことがある。

   → 「何となく」はダメ 

   * 「何となく」はどこにでも登場します。 

  古典文法は全て論理があります

   → 理由付きで答えられるようにする  

 

  古典文法は「暗記」と「根拠付きで答える」ことを目標に勉強する

 

  ここまでが「単語」と「文法」という古文の基礎でした。

  古文は基礎ができただけでは読めるようにならない

  大事なのは「読み方」

  省略を補う方法。 

   ・『岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』 

  レベル的に言うと『富井の古文読解 はじめからていねいに』のパワーアップ版。

  何がパワーアップしているかというと、「読み方」だけではなく「解き方」も教えてくれる。

  「読み方」パートの内容は富井先生の参考書とそこまでの違いはない。 

   → 敬語を使って主語を特定するなど、「読み方」を丁寧に教えてくれている 

      → 「ここに敬語が使われているということは偉い人じゃん」  

        「これ天皇? こっちが主語だ」 

  敬語や助詞を使った主語の特定方法など色々な「読み方」が詰まっている。 

  凄いのはここからです。 

  「解き方」が凄い。  

  古文は選択肢を利用した「読み方」や「解き方」ができる。

   → 文章は昔の言葉だが選択肢は現代語  

   → 選択肢(現代語)を読めば、文章の内容をある程度 推測できる  

      → 難関大学に合格する人は全員 使っているような古文の技が詰まっている  

  「解き方」の方で前書きを利用したり、人物関係図を作ったり、選択肢を利用したり・・・ 

  苦手な人が多い”和歌”の攻略法も記載されている。

   → ”和歌”の攻略法がわかる一冊になっている 

  「解き方」までかなり強固になっている参考書です。 

 

  「読み方」と「解き方」を同時に身につけた。

   ・『古文 ポラリス 1

  に入っていきます。

  ここから先は「基礎徹底ルート」が「実力養成ルート」に合流して、一本道になっている。 

  『古文 ポラリス 1』は解説が凄く丁寧な参考書。『古文 ポラリス 1』を終えたら・・・ 

   ・『古文 ポラリス 2

  に入る。

  『古文 ポラリス 2』は日東駒専・産近甲龍レベルの古文の文章を押さえた参考書。

 

  ここまでが”日大レベル”。

  ここまでちゃんとやっていれば、後は「過去問」を解けば合格点を狙える。 

  『古文 ポラリス 1』『古文 ポラリス 2』でやって欲しいことは・・・ 

  「基礎徹底ルート」でも同じで・・・

  主語を補うとか、岡本先生の「読み方」本で得た知識をちゃんと使うこと。 

   → ストーリーの把握省略を補うことを第一に読んでいく・・・  

  付いている問題は「解き方」や「考え方」を使って解いていく。 

 

  勉強したことを実践して、復習することがより重要です

  大事なことは問題を解いて、正答率が高くて喜ぶことではなく・・・ 

  どうやって読めば得点が上がるのか・・・ 

  解説に・・・印の付いた詳しい解説がある・・・解説をしっかり読んで・・・ 

  解説に何が書いてあるのかしっかり理解することが成長のポイントです。

  

  本当の正しいストーリー自分が勝手に考えたストーリーにはズレがある。

  どこでズレたか、どうズレたのか・・・そのズレを修復する復習をちゃんとやっていくことが・・・ 

  古文を正しく読解する道。 

  『古文 ポラリス』は復習に力を入れる。 

 

  私立志望の人は”日大レベル”をクリアしたら”MARCHレベル”に進む。 

 【MARCHレベル】

  まず単語帳一冊。

   ・『読み解き 古文単語』 

  これは古文単語をシンプルに追加する目的もあるが・・・ 

  メインは古文の文章を読む訓練を日頃からすること。

   → 入試でよく出題される有名出典、古文の文章が収録されている 

     毎日 読む練習をして古文を読むことに慣れる  

 

  文章読解で最初にやって欲しい参考書は、 

   ・『岡本梨奈の古文 ポラリス 3

  1~3を連続でやる。

  『古文 ポラリス 3』がMARCH・関関同立レベル。

  『古文 ポラリス』の良いところは、『1』『2』『3』と難易度が極端に上がらない。

  『古文 ポラリス 3』の中に若干 早稲田レベルが入っている。 

   → 気にせず普通に挑んで大丈夫  

  

   ・『GMARCH&関関同立の古文』 

  GMARCH・関関同立の古文の入試問題が一冊にまとまっている。

   → 演習をする 

  『古文 ポラリス 3』は解説が詳しい参考書。

   → 『GMARCH&関関同立の古文』で演習する  

 

  ここまでで”MARCHレベル”が終了。

 

  『GMARCH&関関同立の古文』が先で、『古文 ポラリス 3』が後でも良い? 

  『古文 ポラリス 3』が先で、『GMARCH&関関同立の古文』が後。 

   → 解説が詳しい方で「読み方」を修正した後、演習でアウトプットの練習をして欲しい 

 

  次が”早稲田レベル”。

 【早稲田レベル】 

   ・『早稲田の国語』(古文の部分) 

 

  「古文」の山場は”日大レベル”

  古文は昔の文章なので素材は決まっている。

  ”日大レベル”でも難しいものは難しい。読めないものは読めない。

  「古文」は「読み方」を磨いて、省略だらけの文章のストーリーを把握することが大事。 

   → 山場は”日大レベル” 

  ”MARCHレベル”で手応えを掴めば、『早稲田の国語』もスラスラ解ける。 

  「現代文」はMARCHレベルと早稲田レベルの差が大きいが・・・ 

  「古文」はMARCHレベルと早稲田レベルの差があまりない

  どちらかというと”日大レベル”のハードルが高い。 

 

  国公立で追加する記述の参考書の話をします。

 【地方国公立レベル】

  国公立志望の人は”日大レベル”まで共通です。

  ”MARCHレベル”の段階で”地方国公立レベル”をやっていく。

  単語帳は、

   ・『読み解き 古文単語

  文章読解は、

   ・『古文 ポラリス 3

   ・『国公立標準問題集 CanPass 古典』 

  『CanPass 古典』に古文の記述問題が載っている 

   → 正確に解く訓練をする 

   → 採点基準と照らし合わせて進める  

 

 【東大レベル】

   ・『得点奪取 古文

  『CanPass』よりも難しい問題集。 

  『得点奪取 古文』で記述力を養う。 

 

  国公立は現代語訳問題が出題される。

   → 古文の傍線部を細かく品詞分解して・・・ 

     記述問題は細かく分析して全て正しく訳せば満点を取れる  

  『CanPass』『得点奪取』で分析して正しく訳す演習をする。 

  『得点奪取』は”和歌”の解釈もあるので少し難しいが・・・ 

  『岡本の解き方』を復習して攻略できるようになって欲しい。 

 

 

[今回のまとめ] 

 ・古文のルートは「基礎徹底ルート」と「実力養成ルート」の2つ

 ・どちらを選んでも最後は合流できるようになっているので・・・ 

  自分の目標や現在のレベルに合わせて選ぼう! 

   

  

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

武田塾:【2023年版】偏差値60を超えられる古文の勉強法を解説!武田塾参考書ルート(2023/3/2)(17:40)