CASTDICE が神戸大学のために名付けた「大学群 TOCKY(トッキー)」です。
筑波・お茶の水・千葉・神戸・横国の5大学です。
しかし、今回の動画では神戸大学は除いてます(旧帝ルート)。
神戸大学は「旧帝大」に準じる難しさだそうです。
これまでにも紹介したように、現在では神戸大学は北海道大学や九州大学より難しいのではとの意見もあります。
「高1から狙う国公立大学の受かり方」を受けての「高1の2学期から始める旧帝大合格 参考書ルート」でした。
神戸大学を除くと、ここで言う「TOCKY」とは受験生の多い首都圏の国立大学が残ります。
全国の国公立大学志望者にも当てはまる高2の9月からの「参考書ルート」の大まかなスケジュールにだと思って見てください。
[高2:9月~12月]
【英語】
・『ターゲット1900』
・『英熟語 ターゲット1000』
・『ポラリス 英文法 1』と『ポラリス 英文法 2』
(9月~11月くらいでやり終えて欲しい)
【数学】
(理系)
ⅠA・ⅡBの範囲学習は終わっておいて欲しい。
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3)
・「スタサプ 高1高2 スタンダード 数学ⅠA・ⅡB」
→ 全部見るのではなく、必要なところだけ見る
・『数学Ⅲ 入門問題精講』
→ わからないところは「スタサプ」を見る
・『黄チャート 数学Ⅲ・C』(コンパス1~3)
ペース的に厳しいが、何とか今年中に終えて欲しい。
→ 最悪、数学Ⅲに関しては『入門問題精講』までは終えておく
(文系):ⅠA・ⅡBの基礎固め
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3)
・「スタサプ 高1高2 スタンダード 数学ⅠA・ⅡB」
・『合格る計算 ⅠAⅡB』
【国語】
<現代文>
・『漢字マスター 1800+』
・『読解を深める 現代文単語 評論・小説』
・『船口のゼロから読み解く 最強の現代文』
・『田村のやさしく語る現代文』
→ 苦手な人は『田村』から『船口』
・『基礎問題精講 現代文』
→ 1月(共通テスト)くらいまでかかっても良い
<古文>:文法事項
・「スタディサプリ 高3 古文(岡本先生)」
→ 場合によっては「高1・高2」も・・・
・『富井の古典文法をはじめからていねいに』
・『古文 レベル別問題集(1~4)』(東進)
→ 『レベル別』の1~4をやり込めば結構いける
これらとは別にしっかりと”助動詞”などの暗記はやって欲しい。
・『読んで見て聞いて覚える 重要 古文単語315』
【理科】2科目 前提
1科目の「範囲学習」は絶対に年度内(3月まで)に終わらせて欲しい。
・『宇宙一』レベルの参考書
【社会】
社会2科目はTOCKYにはない。
範囲学習を3月末~ゴールデンウィークまでに終わらせる。
インプット開始。
・「山川の教科書」+「書き込みノート」+『はじめる50テーマ』などのセット
[高2:1月~3月]
【英語】
構文と読解をやる(12月~2月くらいでやる)。
・『大学入試 はじめの英文読解ドリル』(千代先生)
・『入門 英文解釈の技術70』 or 『ポラリス 英文解釈』
・『入門 英文 問題精講』
2月の途中くらいからしっかりと「英文読解」
・『The Rules 1』と『The Rules 2』と『The Rules 3』
・『関正生のThe Essentials 英語長文 必修英文 100』(旺文社)
→ 『The Rules』と並行してやる
これらを3月までに、最悪4月にかかっても良い。
【数学】
(理系)
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス4・5)
『黄チャート 数学Ⅲ』(コンパス4・5)
→ EXERCISES までできるだけ全部やる
共通テスト同日受験で見つかった抜け・漏れ・穴を復習する。
この時期にTOCKYレベルにいかなくても地方国公立大の過去問を解いてみる。
・『合格る計算 ⅠAⅡB』『合格る計算 Ⅲ』
(文系)
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス4~5)
・『合格!数学 Ⅰ・A』『合格!数学 Ⅱ・B』
問題を解く量が少ないと慣れない人もいるので、『合格!数学』を3月までの期間で追加する。
共通テスト同日で跳ね返されるはず・・・
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(基礎編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(基礎編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(実戦編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(実戦編)』(駿台)
【国語】
<現代文>
3月くらいまでに共通テストを固める。
・『基礎問題精講 現代文』
→ 共通テストの頃に『基礎問』が終わる
・「過去問(共通テスト)」
・『現代文 集中講義』(旺文社)
→ 「過去問」で足りなければ足す
【理科】
1科目は範囲学習を継続。
【社会】
継続。
[高3:4月~]
【英語】
「過去問」をゴリゴリ解くというよりは、分析する。
読解までガチッと固めて、その後 個別の対策をやっていく。
→ 遅くともゴールデンウィークまでに
【数学】
(理系)
・『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』
『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅲ』
・『1対1対応の演習』
→ わからないこと、苦手な分野があれば・・・
遅くともゴールデンウィーク明けまでに終わらせる
(文系)
・『文系の数学 重要事項完全習得編』
・『1対1対応の演習』
ゴールデンウィーク明けまでか、遅くとも5月末までに終わらせる。
【国語】
<現代文>
・『船口の最強の現代文 記述トレーニング』
・『国公立標準問題集 CamPass 現代文』
夏くらいまでにこの2冊をやる。
<古文>
1~3月の残りを終わらせる。
<漢文>
ほとんどの人が共通テストだけになる。
・『漢文道場 基礎編』
・『基礎からのジャンプアップノート 漢文句法 演習ドリル』
・『漢文早覚え即答法』
→ 理系の人はこれだけでも・・・
夏くらいまでにしっかり覚えて、そこから「過去問」を回す。
他科目との兼ね合いで、秋頃にはしっかり固める。
【理科】
1科目は演習。
・『セミナー』『リードLight』レベルの参考書
→ 夏前までに終わらせる
2科目は範囲学習を始める。夏前までに終わらせる。
・『宇宙一』レベルの参考書
【社会】
継続。
[高3:ゴールデンウィーク]
【英語】
「過去問」分析による個別対策。
【数学】
(理系)
・「過去問」
・『理系数学入試の核心 標準編』
→ 必要に応じて
・「共通テスト」対策
『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(基礎編)』(駿台)
『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(基礎編)』(駿台)
『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(実戦編)』(駿台)
『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(実戦編)』(駿台)
あとは予想問題集をやる。
(文系)
・「過去問」
・『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』
【国語】
<古文>
しっかりと読解に充てる。
ex. 「過去問(共通テスト)」
古文は時間があるのでしっかりやれれば良い。
<漢文>
継続。
【社会】
演習開始。
・基本的な問題集『ヒストリア』や『一問一答』など
[高3:7・8月]
【英語】
夏以降は「過去問」をどんどん回していく。
【数学】(理・文)
「過去問」、対策を取る。
【国語】
「過去問」をやる。
【理科】
2科目は演習を終わらせる。遅くとも9月末までに終わらせる。
・『セミナー』『リードLight』レベルの参考書
[高3:9月~]
「過去問」・演習・復習。
高2の9月~3月まで、あるいはゴールデンウィークまでがタイトな内容になっています。
高校に入学して1年と1学期と夏休みが過ぎてからの本格的な受験勉強のスタートです。
中学時代にあまり勉強してなくて「中学英語」や「中学数学」に不安がある場合でも、復習し直すのには十分な時間があります。
つまり、誰でも国公立大学を目指せるということです。
「高1の2学期から始める旧帝大合格 参考書ルート」と同様に理系志望の受験生の数学Ⅲと理科2科目の負担が非常に大きいです。
公立高校生でも、高1が終わった時点で『黄チャート』が完成していたら、高2の夏休みに数学Ⅱ・Bのこれまでの学校の授業の復習と数学Ⅱ・Bの残りを先取りしていれば、高2の9月から数学Ⅲ・Cの先取に入れます。
また、学校でも高2から物理か化学の授業はあると思います。
少なくとも『宇宙一』や『セミナー』『リードLight』を片手に授業で習ったことは、覚えるべきことは覚え、計算すべきことは計算できるようにしていくのも一つの方法です。
英語に関しては、中学生の頃から『大岩』や『英文法 ポラリス』を意識して勉強していれば最終目標である大学入試レベルの英語に近づいていけます。
名詞・動詞・形容詞・副詞の品詞やS・V・O・C、カタマリ、修飾・被修飾を意識した音声を活用した音読を行うことにより「読む」と「聴く」を普段の学習から継続的に取り入れます。
実際に音声付きのストーリーのある英文は中学校の教科書以降は、『The Rules』くらいまで登場しません。
長期間かけて、少しずつ耳を鍛え、前から意味を取る練習を行います。
合わせて英単語や英熟語も増やしていきます。
数学に関しては、公立高校を受験する公立中学生には先取学習するタイミングが難しいですが、高1の1学期あるいは夏休みに「中学数学」から「数学Ⅰ・A」に上手く接続できたら先取学習も可能になると思います。
また「数学Ⅰ・A」から「数学Ⅱ・B」に接続するのも数学が苦手な人にすれば難しいことです。
教科書でも『黄チャート』『青チャート』でも1章を1か月かけてマスターすることはそんなに難しいことではないと思います。むしろ1か月の必要なく、毎日 勉強することを前提にすれば1章2週間でも完璧にすることはできると思います(そんなに時間は必要ないと思います)。
また、『黄チャート』なら1日10題、4日2日のペースで進めば、『黄チャート Ⅰ・A』『黄チャート Ⅱ・B』ともに2か月も必要ありません。
「高1から狙う国公立大学の受かり方」にもあるように普段からコツコツ勉強する習慣がとても大事です。
本格的に受験勉強を開始するときの学力状態も人それぞれです。
今回示した参考書ルート・スケジュール感の一般的なものであった、各人に当てはまるかどうかわかりません。
受験勉強を始めたが思うように進まないことはよくあることです。
大切なことは自分はどうなのか?ということです。
それを知るためには、まず、受験勉強を始めてみなければわかりません。
武田塾チャンネルでも、受験生の無料相談で英単語の覚え方や『大岩』の使い方、『基礎問題精講 数学』の使い方など間違った勉強法で勉強している人が多いことが解説されています。
英語と現代文の勉強が実は同じことをやっていると思ったり、英語と数学も似ていたりします。
ぼくの高校生時代の実体験から「国語・英語以外も「語彙」が大切」にあるように各教科の専門用語は必ず覚えなければならないというのは実感しています。
その後の授業では当たり前のように、その専門用語を使って説明・解説していきます。
今、大人が小学校や中学校の教科書を見ればあっという間に教科書を読み終えますし、理解もできると思います。
高校生になれば、小学生や中学生レベルの教科書では、そんなに時間をかけずに学び直すことができるはずです。
そこを鍛え直し、高校の勉強に繋ぎます。
今回の紹介動画でも高2の9月から受験勉強を始めると、高3の夏休み前には相当な部分は終わっています。後は過去問演習や復習をしながら、志望校合格の可能性を高めていきます。
前回の「高1から狙う国公立大学の受かり方」でも高1の9月から受験勉強を始めると、高2の夏休みが終わったくらいには相当な部分は終わっています。
武田塾でも高2の2~3月から受験勉強を開始して1年後の受験本番を迎えます。
つまり、1年間 頑張れば相当程度の受験勉強が終わると言うことです。
1年間 受験勉強を頑張ります。残りの期間でより難関な問題へ対応していきます。
残りの時間が多いほどより難関大学へ挑戦することができます。
この1年間を高2の2~3月から始めるのか、高2の9月から始めるのか、高1の9月から始めるのかの違いです。
別に高1の4月からでも構いませんし、鉄緑会では中1の4月から頑張っています。
中学校で落ちこぼれても、早く対応すれば国公立大学を目指すルートに乗ることもできそうです。
むしろ、中学時代の抜けや漏れを注意しながらやり直した方が案外 速いかも知れません。
紹介動画:CASTDICE
■2学期から始める TOCKY合格 参考書ルート■
今までTOCKYの参考書ルートはやってこなかった。
ただ、コメント欄でちょくちょくリクエストを頂いていた。
TOCKYの中でも医学部は別なので・・・
→ 医学部を除いた文系・理系学部を目指す受験生に示したい
今(9月)からスタートなので高3生や受験生は時間的に厳しい。
→ メインターゲットは高2生。
→ 高1生も先取で進めていただくのはOK
”ルート”なので、順番と時期を一つずつ話していきたい。
【英語】
[9~12月]:基礎
やって欲しい3点セット
・『ターゲット1900』
・『英熟語 ターゲット1000』
・『ポラリス 英文法 1』と『ポラリス 英文法 2』
絶対に忘れないで欲しいのは・・・
→ 『ポラリス 英文法 1&2』をやる場合、少しでもよくわからないなら戻って欲しい
→ 「文法書」で調べてもいい
→ 「スタディサプリ」のその部分だけ見直すでもいい
TOCKYレベルなので最初の英文法の参考書を『ポラリス 英文法』と高めにしている。
→ 苦手分野・単元をしっかりと押さえておいて欲しい
→ ex. 分詞や関係代名詞など
これを9・10・11月くらいでやり込んで欲しい。
→ 無理はない
[12月~3月]:構文・読解(初歩)
12・1・2(・3)月くらいの間で構文と読解をやって欲しい。
・『大学入試 はじめの英文読解ドリル』(千代先生・旺文社)
→ 「読解」と書いてあるが「構文」の本
次は2つ候補がある。
・『入門 英文 問題精講』(竹岡先生)
→ 英語が得意な人にオススメ
・『入門 英文解釈の技術70』
→ 英語が苦手な人はこの参考書を挟んで『入門 英文 問題精講』をやる
得意な人は『英文熟考 上&下(改訂版)』が非常に良い。
→ ちょっとハードルが高いので『入門 英文解釈の技術70』にした
最近『ポラリス 英文解釈』が出版された。
→ 『入門 英文解釈の技術70』の代わりに『ポラリス 英文解釈』を使ってもOK
構文を取る練習をする。
練習1:『大学入試 はじめの英文読解ドリル』(千代先生)
練習2:『入門 英文解釈の技術70』 or 『ポラリス 英文解釈』
練習3:『入門 英文 問題精講』
[それ以降]
2月の途中くらいからしっかりと「英文読解」に入って欲しい。
→ 共通テストが終わって、みんな激死する
・『The Rules 1』と『The Rules 2』と『The Rules 3』
『The Rules』と並行してやって欲しいのが・・・
・『関正生のThe Essentials 英語長文 必修英文 100』(旺文社)
→ まじで良い
これらを3月までに、最悪4月にかかっても良い。
その後は「過去問」をゴリゴリ解くというよりは、分析して欲しい。
→ ex. 自分の志望校では「英作文」が出題されるな・・・
→ 「英作文」の教材をやる
→ 『英作文の完全攻略』でもいいし『ハイパートレーニング』でもいい
ex. 「リスニング」が苦手なら『リスニング 満点のコツ』を足す
→ もう少し苦手なら『プラチナルール』(関先生)
英語はザックリと3月もしくは4月(最悪ゴールデンウィーク)くらいまでに・・・
→ 読解までガチッと固めて、その後 個別の対策をやっていく
夏以降は「過去問」をどんどん回していく。
【数学(理系)】
[年内]:ⅠA・ⅡBの基礎固め
TOCKYを目指している人なので・・・
→ 終わっている範囲は『黄チャート』くらいから始めれば良いと考えています
多くの人が高2の2学期から受験勉強を始める・・・
→ ⅠA・ⅡBの範囲学習は終わっておいて欲しい
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3)
→ コンパス1~3をしっかり仕上げる
わからないことも出てきてしまう時期なので・・・
・「スタサプ 高1高2 スタンダード 数学ⅠA・ⅡB」
→ 全部見るのではなく、必要なところだけ見る
数学Ⅲは多くの人が、まだやっていないと思う・・・
・『数学Ⅲ 入門問題精講』
→ わからないところがあれば「スタサプ」を見る
→ 『黄チャート 数学Ⅲ・C』のコンパス1~3を仕上げる
ペース的に厳しいが、何とか今年中に終えて欲しい。
→ コ:最悪、数学Ⅲに関しては『入門問題精講』までは終わっていて・・・
→ 『黄チャート』がはみ出るくらい・・・
TOCKYを目指す人は全く未着手ということはない・・・
→ 『黄チャート』ではないが、『青チャート 数学Ⅰ・A』ならやっていますと言う人はいる
→ 本当にゼロからのスタートではない人もいる
[1~3月]
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』『黄チャート 数学Ⅲ』
→ コンパス4~5に着手
→ EXERCISES までできるだけ全部やる
この時期にTOCKYレベルにいかなくても地方国公立大の過去問を解いてみる・・・
・『合格る計算 ⅠAⅡB』『合格る計算 Ⅲ』
→ 計算が苦手・遅い場合・・・
共通テスト同日受験で見つかった抜け・漏れ・穴を復習する。
→ ex. 計算練習を足す
[5月末まで](ゴールデンウィーク明けくらいまで)
演習書を少しやってみる。
・『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』
『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅲ』
わからないこと、苦手な分野があれば・・・
・『1対1対応の演習』
を追加してみる。苦手な分野の問題だけやってみる・・・
他の網羅系参考書で確認してみる・・・
遅くとも5月末までに終わっている。
[それ以降]
ここからは「過去問」と並行しての話になる。
・「過去問」
→ ここまでやっていれば「過去問」を解きやすくなる
→ 「過去問」「共通テスト」がやれるなら・・・
→ 今までの復習をしながら「過去問」演習を積む
「過去問」に入ると、急にできなくなる場合は・・・
・『理系数学入試の核心 標準編』
を挟んでみる。
「共通テスト」でいうと、
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(基礎編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(基礎編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(実戦編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(実戦編)』(駿台)
あとは予想問題集をやる。
コ:共通テストの数学が明暗を分ける人が多い。
→ 高3の4月以降、ゴールデンウィーク以降に過去問を解いてみる
→ 苦手な分野を潰していく
→ 駿台の『実戦編』だけでも足してみる
→ 二次試験より共通テストの方が差が開きやすい
東大レベルの受験生になると差が開きにくい。
TOCKYレベルの人は共通テストをしっかり取ることを意識する。
【数学(文系)】
文系の場合は理系とほとんど変わらない。
理系から数学ⅢCを除いて、同じようなペースでやって行く。
[年内]:ⅠA・ⅡBの基礎固め
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3)
・「スタサプ 高1高2 スタンダード 数学ⅠA・ⅡB」
・『合格る計算 ⅠAⅡB』
数学がそこまで得意じゃない人もいるので、「計算練習」はマストで年内に終わらせる。
[1~3月]
・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス4~5)
・『合格!数学 Ⅰ・A』『合格!数学 Ⅱ・B』
問題を解く量が少ないと慣れない人もいるので、『合格!数学』を3月までの期間で追加する。
共通テスト同日で跳ね返されるはず・・・
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(基礎編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(基礎編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(実戦編)』(駿台)
・『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(実戦編)』(駿台)
[5月末まで](ゴールデンウィーク明けくらいまで)
・『文系の数学 重要事項完全習得編』
・『1対1対応の演習』
『CamPass』から『数学入試の核心 』はオーバーワークなので・・・
→ 『CanPass』の代わりに『文系の数学 重要事項完全習得編』に入る
[それ以降]
・「過去問」
・『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』
『入試の核心』をやっていたとことで『CanPass』をやる。
【現代文】
TOCKYの国語は良問が多い。
そこまで難しい問題は少ない。
非常にスタンダードにルートになる。
[9月~12月]:漢字とキーワード
・『漢字マスター 1800+』
・『読解を深める 現代文単語 評論・小説』
・『船口のゼロから読み解く 最強の現代文』
・『田村のやさしく語る現代文』
→ 苦手な人は『田村』から『船口』
・『基礎問題精講 現代文』
→ 可能であれば
→ 英語と数学が厳しいのでおそらく余力はない
→ 1月くらいまでかかっても良い
[1月~3月]:共通テスト
共通テスト同日で跳ね返される。
・『基礎問題精講 現代文』
→ 共通テストの頃に『基礎問』が終わる・・・
二次試験は記述問題もあるが・・・
→ このレベルは記述とマークを分けて対策した方が良い
3月くらいまでに共通テストを固める。
・「過去問(共通テスト)」
・『現代文 集中講義』(旺文社)
→ 「過去問」で足りなければ足す
3月くらいまでに共通テストを固めて、そこから記述対策をする。
[それ以降]
・『船口の最強の現代文 記述トレーニング』
・『国公立標準問題集 CamPass 現代文』
現代文は比較的先取しているので夏くらいまでにこの2冊をやる。
その後、「過去問」をやる。
【古文】
[~3月]:文法
まず、文法事項をしっかりやって欲しい。
・「スタディサプリ 高3 古文(岡本先生)」
→ 学校の授業を聞いていなかった人、やばい人
→ 場合によっては「高1・高2」も・・・
→ 範囲も到達点も同じ、丁寧さが違う
・『富井の古典文法をはじめからていねいに』
・『古文 レベル別問題集(1~4)』(東進)
→ 『レベル別』の1~4をやり込めば結構いける
これらとは別にしっかりと”助動詞”などの暗記はやって欲しい。
・『読んで見て聞いて覚える 重要 古文単語315』
英語と数学は忙しいので、それらとの兼ね合いで3月くらいまでに8割程度は終わらせて欲しい。
[4月・5月]
上記の残りを終わらせる。
[それ以降]
しっかりと読解に充てる。
ex. 「過去問(共通テスト)」
本当に苦手なら、もう一度 「スタサプ(岡本先生)」を見る
古文は時間があるのでしっかりやれれば良い。
【漢文】
ほとんどの人が共通テストだけになる。
[高3・4月~秋]
・『漢文道場 基礎編』
→ できれば文系の人も理系の人もやって欲しい・・・
・『基礎からのジャンプアップノート 漢文句法 演習ドリル』
・『漢文早覚え即答法』
→ 理系の人はこれだけでも・・・
漢文はいきなり詰め込んでもわからなくなるので高3の4月からで大丈夫・・・
夏くらいまでにしっかり覚えて、そこから「過去問」を回す。
他科目との兼ね合いで、秋頃にはしっかり固める。
国語系の科目なので、夏以降にスタートすると間に合わない可能性がある。
高3の4月から着手して欲しい。
【理科】
「範囲学習」と「演習」に分けて、ザックリ紹介。
2科目の人と1科目の人がいて、それによっても違う。
2科目の人は・・・
→ 1科目の「範囲学習」は絶対に年度内(3月まで)に終わらせて欲しい
(「範囲学習」とは『宇宙一』レベル)
→ 数学が忙しいが・・・
→ 「範囲学習」が終わっている1科目は夏前までに「演習」も終わらせる
(「演習」とは『セミナー』『リードLight』レベル)
→ もう1科目は高3・夏前までに「範囲学習」を終わらせる
→ 夏休みから遅くとも9月までに「演習」を終わらせる
「過去問」演習をしっかりしていく中で自分が必要だと思うレベルのものだけ追加でやる。
→ 本当は『重要問題集』などもやって方が良い・・・
神戸を除くTOCKYレベルは『セミナー』『リードLight』レベルが100%に近い完成度であった方が合格に使づきやすい傾向にある。
【社会】
社会2科目はTOCKYにはない。
→ 基本的には日本史や世界史が多いと思う
「範囲学習」は、ゴールデンウィークまでで結構。
→ 3月で終わるなら終わらせて欲しい。
なぜか?
→ TOCKYレベルは「数学」でコケル人が多い
「数学」をしっかりやって欲しい。
「範囲学習」とは『ムンディ先生』一冊とかではない。
→ 「山川の教科書」+「書き込みノート」+『はじめる50テーマ』などのセット
→ ここは注意して下さい
その後の基本的な問題集は『ヒストリア』や『一問一答』など
注意すべきは「歴史」が変わる。
→ 「歴史総合」になる
入試が固まらないと「参考書ル-ト」は言いにくい。
ザック言うと、インプットは3月~4月まで、ゴールデンウィーク以降は演習。
「歴史総合」の動画はすでに出している。
→ 教材はその中から選んで欲しい
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
CASTDICE:2学期から始めるTOCKY合格参考書ルート(2023/8/25)(20:44)