前回のコバショーさんが考える「高1から狙う国公立大学の受かり方」を受けた「高1の2学期から始める旧帝大合格 参考書ルート」になります。

 

高1から狙う国公立大学の受かり方」のポイントは、

 ・高1からコツコツ勉強する。 

    教科・科目が多い 

    自分の学習効率(時間 × 量)を知る

    計画的に勉強する

 ・学校の授業の活用の仕方を考える

    学校の授業の進度を知る 

    自分の頭で考える 

 ・数学を頑張る

 

いつものように後半が紹介動画の書き起こしとなっています。

動画では教科ごとに解説してあるので、前半でそれらを時期ごとにまとめて書き出しました。

ご参考にして下さい。

 

 

高1:9月~12月

  【英語】

    ・英単語:『システム英単語』or『ターゲット1900』or『Stock 4500』 

          高1の場合の下のレベルからやる必要も・・・ 

          『ターゲット1400』or『システム英単語 Basic』or『Stock 3000』

    ・英熟語:『システム英熟語』or『英熟語 ターゲット1000』

    ・英文法:「スタディサプリの英文法」

         『ポラリス 英文法 1』と『ポラリス 英文法 2』 

 

  【数学】(文系は数学Ⅲを除く) 

    ・『入門問題精講 数学Ⅰ・A』『入門問題精講 数学Ⅱ・B』 

    ・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3)

    ・数学Ⅲに着手 

    文系は高1の3月くらいまで(早め(年内・1月)に終わるのはOK) 

 

  【国語】

    高1の間にやっておく 

    ① 現代文:漢字とキーワード 

          → 学年末まででいい

    ② 現代文:読解の基礎 

         『船口のゼロから読み解く 最強の現代文』

         『田村のやさしく語る現代文』(苦手な人はこれから)

         『基礎問題精講 現代文』

    ③ 古文:”助動詞”の活用・意味などを覚える 

 

高1:1月~3月] 

  【英語】

    ・構文 :『例文から始める英文読解』(河合塾)

         『関正生のThe Essentials 英語長文 必修英文 100』 

 

  【数学】 

   (理系)

    ・『入門問題精講 数学Ⅲ・C』

    ・『黄チャート 数学Ⅲ・C』(コンパス1~3) 

    ・数学ⅠA・ⅡBの復習  

   (文系)

    9月から継続。

    ・『入門問題精講 数学Ⅰ・A』『入門問題精講 数学Ⅱ・B』 

    ・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3)

    ・『合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』 

      → 苦手な人は『最速計算 数学Ⅰ・A』『最速計算 数学Ⅱ・B』

 

  【国語】

    9月から継続。

 

高2:4月~

  【英語】

    ・構文 :『入門英文問題精講』(竹岡先生) 

         (得意な人は『英文解釈 クラシック』にチャレンジしてもいい)

    ・読解 :『英語長文問題 Solution 1』 

         『The Rules 1』『The Rules 2』『The Rules 3』 

          → 『The Rules 3』は夏にかかるかも・・・

 

  【数学】

   (理系)

    ・『NEW ACTION LEGEND(ⅠA / ⅡB / ⅢC)』 

      → 早い人で10月くらいまでかかる 

    ・『合格る計算 数学Ⅲ』

    5S(埼玉・信州・新潟・静岡・滋賀) くらい「過去問」を一度やってみる。 

   (文系)

    ・『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス4~5)

    ・共通テストの「過去問」

      → 対策が必要なら、『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(基礎編)』

                『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(基礎編)』

                『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(実戦編)』

                『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(実戦編)』 

 

  【国語】

   <現代文>

    ・『標準問題精講 現代文』や『正読 現代文』(Z会)など 

    (『現代文読解力の開発講座』にチャレンジしてもいい) 

    ・『船口の最強の現代文 記述トレーニング』までやる 

   <古文> 

    ・古文単語 

    ・読解の訓練 

    ・文法の学習(スタサプなどを使って)

    夏いっぱいでいいので固める。 

 

高2:7月・8月

  【英語】

    ・これまでのガチ復習と演習 

    ・「過去問」をやってみる(分析) 

 

  【数学】

    継続。

 

  【国語】

    継続。

 

  【理科】2科目前提  

    1科目:『宇宙一』から始めて『リード Light』くらいまでをやり終える。

         → 12月末まで

   

高2:9月~] 

  【英語】

    ・「過去問」をやった(分析)結果の対策 

      → 高2の同日(共通テスト・二次試験)に向けての対策 

         → 英作文やリスニングなど 

      → 各人 個別に参考書ルートを組む 

 

  【数学】

   (理系)

    ・『大学への数学 1対1対応の演習』

      → 10月・11月くらいからスタート、学年末まで・・・  

         → 高3・ゴールデンウィークくらいまでかかることも・・・ 

    ここからは基本的には「共通テストの過去問」と「志望校の過去問

   (文系)

    ・『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』 

      → 年末まで、遅くとも学年末まで 

 

  【国語】 

   <現代文> 

    ・「過去問」

    必要があれば追加 ・『国公立標準問題集 CamPass 現代文』

             ・『船口の現代文 〈読〉と〈解〉のストラテジー』

    高2までに現代文の先取が可能。

   <古文>

    ・「過去問(共通テスト)」

    (・二次試験で記述問題がある場合は『国公立標準問題集 CamPass 古典』)

    高2の間に範囲は終わる。

   <漢文> 

    ・『漢文道場 基礎編』 

    ・『漢文 句形とキーワード』

 

    ここまでやれば、高2の間に共通テストの国語は何も不安はなくなる。

    高3は志望校対策でOK 

 

  【理科】

    継続。

 

  【社会】 

    ・年内に範囲学習を終える。

      → 知識が必要 

    論述がある場合は、全体的に2~3か月前倒し

 

高2:1月~] 

  【理科】

    1科目:『重要問題集』レベルまで終える。

         → 高3のゴールデンウィークくらいまでに 

    2科目:『宇宙一』から始めて『リード Light』くらいまでをやり終える。

         → 高3のゴールデンウィークくらいまでに 

 

  【社会】 

    ・問題演習を進める。

      → 基本的な問題演習、穴埋め式の問題集など

 

高3:4月~] 

  【数学】 

   (理系) 

    ・『大学への数学 スタンダード演習』

    (・追加で『理系の難問徹底攻略 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ』) 

  

  【社会】

    ・『ヒストリア』や『一問一答』などをやる

    論述がある場合は、全体的に2~3か月前倒しで進める。

 

 [高3:ゴールデンウィーク] 

  【理科】 

    2科目:『重要問題集』レベルまで終わらせる。

         → 夏休み前までに終わらせる 

            → 最悪、夏休み中に終わらせる 

 

高3:夏休み

  【理科】 

    ・苦手分野に関して追加で勉強する。

    ・「過去問」演習に着手する。

 

  【社会】

    ・高3の夏休み前に論述に入る 

 

 

参考書ルートや参考書フローを「カリキュラム」とすれば、今回紹介しているのはおおまかな「スケジュール」になります。

 

「英語」は高1の9月から始めて、高2の夏休み前で一通りの学習を終えます。

高2の夏休みで「過去問」を少しやってみます。

高2の9月以降は入試本番を見据えた個別の勉強を行います。

 

「数学」は理系は高3のゴールデンウィーク辺りまで参考書学習が続きますが、文系は高2の1学期時点の共通テスト関連の学習に入れます。高2の2学期からは二次試験対策になります。

 

「国語」は何だかんだで高2の間に全てが終わっています。

 

「理科」「社会」は高2の夏休み辺りからのスタートになります。

 

体験談:E判定から1年で東大文科一類に合格(数学)」からもわかるように、公立高校受験とはいえ、中学の時からちゃんと勉強して、高校入学後のコツコツ勉強することが大切になります。

今回の紹介動画のスケジュールではコツコツというよりガッツリです。

 

こうして見ても、「理系」は「数学Ⅲ」と「物理」「化学」の負担は大きいです。

理系と文系の偏差値を比較」にあるように、学習時間が違ってきます。学習効率が悪いと更に多くの時間が必要となります。

「文系」は「英語」をしっかりと勉強しつつ「数学ⅠA」と「数学ⅡB」の範囲学習を終え、入試レベルに仕上げます。

 

公立高校だと数学ⅡBの『黄チャート』が先取学習を必要としますが、中高一貫校だと数学ⅡBも授業を追いかける(復習)ようになると思われます。

 

高3になればスカスカなように見えますが、各人・各科目の共通テスト対策・二次試験対策を行っているはずです。

また、文系の人は共通テストの理科を、理系の人は共通テストの社会も忘れることなく計画に入れてください。

 

当然、『黄チャート』は所定の期間に例題を1回ずつ解くことを意味しません。

やり終えた後は、いつ問題に出されても解ける状態でなければいけません。人に説明できるように理解していなければなりません。

何周かすることになるのか? また、武田塾のように4日2日のペースで進むのか?

 

古文や漢文は学校の授業を活用することも可能かも知れません。

授業は毎回 バラバラになっているので、参考書を見ながら全体の中のどの部分をやっているのかを意識する必要があります。

 

「やる」とはどういうことなのか?

「覚える」とはどういうことなのか?

「できる」とはどいうことなのか?

 

言葉は抽象的であやふやなものです。

コバショーさんと同じ意味・定義で使っているのかが重要なポイントです。

 

こういった全体的なスケジュール感を意識し、自分に合ったスケジュール(計画)を作成する必要があります。

そして月次・週次・日次の計画を立てる必要があります。

今週何をするのか?今日何をするのか?がないとダラダラと勉強することになり、結果として身につかないということはよくあることだと思います。

 

ぼくが勉強した感覚だと、数学や現代文の問題文を読む、英語長文などは集中したある程度まとまった(長時間)が必要な勉強です。一方、5分・10分・15分くらいで勉強できるものもあります。

スキマ時間や移動時間などを有効活用することも必要です。

そのためにも上記のスケジュールのように何を勉強するのか?どの参考書を勉強するのか?を明確にしていた方が意識しやすくなると思います。

 

※ 今回の紹介動画の中にある「古文」の助動詞の丸覚えには「ただよび 文系」の吉野先生の講義が非常に良かったのですが、すでに吉野先生の講義は全て削除されています。残念です。

 

 

紹介動画:CASTDICE 

■高1の2学期から始める 旧帝合格 参考書ルート■  

 高1の9月からスタートして勉強を始めていく。

  → 高1なので学校の勉強をそれなりにやっているという前提を置く 

  → 範囲学習が終わっているなども含めて解説していく 

 今から頑張りたい人は大歓迎です。 

 

【英語】 

  1つの目途は年内です。

 [12月までにやって欲しいこと]が4つあります。 

   ① 英単語:『システム英単語』 or 『ターゲット1900

   ② 英熟語:『システム英熟語』 or 『英熟語 ターゲット1000』  

   高1だともう少し下のレベルからやる必要がある生徒がいる。

    推奨:『ターゲット1400』 or 『システム英単語 Basic』から始める 

         → 無印まで行く 

   9・10・11・12月の4か月。 

    → 意外と楽ではない 

       もしくは『Stock 3000』と『Stock 4500』でもOK。 

   自分の持っているものや使いやすいものを使う。

   焦りすぎて無印だけやって基礎が抜けている方が面倒くさい。 

    → 後の勉強に差し障りが出る。 

    → 高1生であれば基礎からやった方が良い  

   ③ 「スタディサプリの英文法」 

      → 高1の夏明けだと、まだ英文法が固まっていいない人が多い 

   ④ 『ポラリス 英文法 1』と『ポラリス 英文法 2』  

      → 得意な人は「スタディサプリの英文法」はいらない 

      → 『ポラリス 英文法』を固めつつ、わからないところだけ「スタディサプリ」でもOK 

   半分以上の生徒は「スタディサプリ」を全部 見た方が良い。 

    → 確認問題が付いているので、それもちゃんと解いた方が良い 

    → その上で『ポラリス 英文法 1』『ポラリス 英文法 2』をやる 

   年内は忙しい。

 

 [1月から3月までにやって欲しいこと]が2つあります。 

   ① 『例文から始める英文読解』(河合塾) 

      → 構文を取る練習 

   ② 『関正生のThe Essentials 英語長文 必修英文 100』(旺文社) 

      → 読解本だが構文を取る訓練をやっていくわけではない 

         → 読んでいくためのヒントがめちゃめちゃ入っている 

      → この3か月に時間をかける価値がある 

         → 何周も何周もしてこれを完璧に仕上げる 

         → その後の読解がやり易くなる 

 

   英語はまだ長文をやっていないが、ここまでやると得意になれているはず。 

 

 [高2の4月からやって欲しいこと] 

   ① 『入門英文問題精講』(竹岡先生) 

      → これで構文をしっかりと固めて欲しい 

   得意な人は『英文解釈 クラシック』にチャレンジしてもいい。

   旧帝でも東大は除くイメージ。 

    → 阪大などは難しい 

       → そういう場合はワンランク上げて・・・

          → 『大学受験のための英文熟考 上・下』(竹岡先生)

             ※ 最近 改訂されました

              → 4・5・6月と3か月くらいかけて大丈夫 

                 → むしろ、やって欲しい  

   解釈と並行して読解に入る。

   ② 『英語長文問題 Solution 1

      → 苦手な人  

      → 「1」から始める 

     『The Rules 1』『The Rules 2』『The Rules 3

      → 苦手じゃない人は『The Rules』から始める 

      → 『The Rules 3』は夏にかかるかも知れない 

         → 構文を優先でやって欲しい 

         → 夏休みいっぱい『The Rules 3』がかかっても良い 

 

   本当は高2の夏(7・8月)はガチの復習と問題演習の時間にして欲しい。 

    → まだ解けないが過去問をやってみる 

       → ex. 志望校に英作文が出題されるんだ・・・ 

         ex. 共通テストのリスニング 難しいじゃん・・・ 

    → そういったことの対策を高2の9月から始める 

       → ex. 『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』  

           『英作文完全攻略』  

           『英作文 ポラリス 1』『英作文 ポラリス 2』 

       → 自分に合ったもので過去問が解けるようになるレベルまで個別にルートを組む 

   旧帝なので高2の同日受験では、それなりの点数を狙ってやっていく

   残った期間は「過去問」と「対策」。

    → 繰り返していく 

   「英語」に関しては高3生以降はライトにライトに・・・  

    → 手間をかけず、少しずつ成績を伸ばす 

    → かなり点数が取れている段階を目指す 

 

【数学(理系)】 

   高1の9月時点で自分で勉強している人は少ない。 

 [年内で終わらせて欲しいこと] 

   『入門問題精講 数学Ⅰ・A』『入門問題精講 数学Ⅱ・B』 

   『黄チャート 数学Ⅰ・A(コンパス1~3)』『黄チャート 数学Ⅱ・B(コンパス1~3)』

  数学Ⅲ・C に着手して欲しい。 

   → 数学は全部まとめて演習することが必要になる   

   → 『黄チャート』まで終われば数学Ⅲ・C に入れる 

 

 [3学期から始めて欲しいこと]

   『入門問題精講 数学Ⅲ・C

   『黄チャート 数学Ⅲ・C』 

   数学ⅠA・ⅡBの『入門問題精講』『黄チャート(コンパス1~3)』はボリュームもある。 

    → 1~3月は数学ⅠA・ⅡBの復習もプラスしてやっていく  

 

 [高2の4月から始めて欲しいこと] 

   『NEW ACTION LEGEND(ⅠA / ⅡB / ⅢC)』

     → もう一段階 上の網羅系の問題集を高2の4月くらいからやっていただきたい 

   ここはⅠA・ⅡB・ⅢC の全部やる。  

    → ⅢC に関しては計算も旧帝大レベルになると重要になる 

       → 『合格る計算 数学Ⅲ』もやって欲しい。

   3冊やるとなるとどうしても時間がかかる。

    → 例題で1000問ある  

    → 速い人でも10月くらいまでかかる 

       → 半年コース  

   10月・11月くらいには終わらせる。 

   何で半年も取っているかといえば、1回やって終わりではない 

    → できなければ何周もやる 

    → 場合によっては3冊が同時並行の時期もある 

 

   1回 TOCKY までいかないレベルの地方国公立の「過去問」を回しておいて欲しい。

    → 5S(埼玉・信州・新潟・静岡・滋賀) くらい 

   この辺りができるようになって、共通テストを見てみて ある程度 できるという実感を持って・・・ 

 

 [次の段階でやること] 

   『大学への数学 1対1対応の演習』  

   旧帝レベルになってくると共通テストで点数が取れることが重要になってくる。 

    → CASTDICE が蓄積しているデータだと・・・

       → 『1対1対』辺りまでやれてると結構 点数が取れる人が多い 

          → 「やれてる」とは「やった」じゃない 

             → ポンと出されてもハイハイハイと解けるレベル 

   理想的には高2の年度末くらいまでに終わる。

    → 4~5か月程度で終わる。

    → 現実的には半年コースになる人もいる 

       → 高3のゴールデンウィーク前くらいまでかかる 

 

  ここからは志望大学にもよるが、基本的には「共通テストの過去問」と「志望校の過去問」。

 

 [高3の夏休みまでにやること] 

   『大学への数学 スタンダード演習

 

  阪大や最近 難しい名大志望者はプラスアルファで、夏休みか夏休み過ぎくらいまで

   『理系の難問徹底攻略 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ』(安田先生)(文英堂)

     → 過去問と並行してやる  

 

  数学は理系の場合は特に重い。とにかくやっていくしかない。

  英語のように後からライトにというのはない。

 

【数学(文系)】  

   文系の場合はもう少しライトになる。

    → ⅢC がないから  

   文系の場合は英語の方が圧倒的に重要度が高い。 

 

 [高1 年度一杯に終わらせて欲しいこと] 

   『入門問題精講 数学Ⅰ・A』『入門問題精講 数学Ⅱ・B

   『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス1~3) 

    → 負荷が高くないので、できれば年明けくらいに終わらせたい  

       → コ:年内中に終わらせる。遅くとも1月くらいまでに・・・ 

   年度内だと『合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』 

    → プラスでやっておく 

   コ:文系の人が是非やって欲しいのが『合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』 

      → 苦手な人は『最速計算 数学Ⅰ・A』『最速計算 数学Ⅱ・B』 

 

 [高2の夏前くらいまでにやっておくこと]

    『黄チャート 数学Ⅰ・A』『黄チャート 数学Ⅱ・B』(コンパス4~5)

 

   共通テストを解いて欲しい。

    → 文系の場合は共通テストの方がハードルが高い人が多い  

    → 必要があれば下記の4冊で対策をする

   [共通テスト対策で必要があれば]

    『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(基礎編)

    『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(基礎編)

    『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅰ・A(実戦編)

    『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学Ⅱ・B(実戦編)』 

 

 [高2の秋以降にやって欲しいこと] 

   『国公立標準問題集 CamPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B

      → これをやってから『CamPass』でもいい 

   高2の夏明けから年末まで、遅くとも年度末までにやる。

   コ:そもそも理系の方がやることが多い。

     文系の場合は高2の終わりまでにだいぶ先取ができてしまう。

      → 高3に社会の時間を取っておくことが文系にとっては大事 

 

【国語】

 [高1の間にやって欲しいこと]が3つあります。

   ① 現代文:漢字とキーワード 

         → 年度末まででいい 

            → 後で時間を省略したいので必ずやる 

   ② 現代文:読解の基礎

         『船口のゼロから読み解く 最強の現代文

         現代文が苦手な人は『田村のやさしく語る現代文』から

         現代文が得意な人は『基礎問題精講 現代文』くらいまで 

         この3冊を自分の今のレベルから始め『基礎問題精講』までをやる。 

   ③ 古文:助動詞 

        → 丸覚えしなければならない 

        古文単語は後からでもぶち込める。

        助動詞ができない人は一生できない。 

 

 [高2になったら(夏明けくらいまでに)やって欲しいこと] 

   高2の4月時点で現代文は結構 進んでいる。

   現代文:『標準問題精講 現代文』でもいい 

         → 『基礎問題精講 現代文』の次の参考書 

       『正読 現代文』(Z会)でもいい 

       チャレンジングな人は『現代文読解力の開発講座』でもいい 

       こういったものを組み合わせながら『船口の最強の現代文 記述トレーニング』までやる 

 

   夏明け以降は、「過去問」を解きながら必要であれば、

          『国公立標準問題集 CamPass 現代文』を追加する、

          『船口の現代文 〈読〉と〈解〉のストラテジー』を追加する。

   高2までに現代文の先取が可能。

 

   古文:古文単語 

   古文:読解の訓練 

   古文:文法の学習(スタサプなどを使って)

       → 助動詞は丸暗記している

       → 夏いっぱいでいいので固める 

 

   夏明け以降は「共通テスト」の問題を解きながら、

     二次試験で記述問題がある場合は、『国公立標準問題集 CamPass 古典』を使う 

   高2の間に範囲は終わる。

 

 [高2の夏からやって欲しいこと] 

   漢文:『漢文道場 基礎編』 

        → 旧帝志望者は共通テストでも高得点が狙いたい 

   漢文:『漢文 句形とキーワード』 

        → 余力がある人、特に文系の人 

 

   ここまでやれば、高2の間に共通テストの国語は何も不安はなくなる。

   高3は志望校対策でOK 

 

【理科】 

 [高2の夏休みくらいから始める]

   1科目は「高2の夏休み」くらいから始める。

   「高2の年末」くらいまでに『宇宙一』から始めて『リード Light』くらいまでをやり終える。

   「高3のゴールデンウィーク」くらいまでに『重要問題集』レベルまで終える。

  

 [高2の年明けくらいから始める]

   もう1科目は「高2の年明け」くらいから始める。

   「高3のゴールデンウィーク」くらいまでに、

   『宇宙一』から始めて『リード Light』くらいまでをやり終える。

   「高3の夏休み前」までに『重要問題集』レベルまで終わらせる。

     → 最悪、夏休み中に終わらせる 

 

 [高3の夏休み

   苦手分野に関して追加で勉強する。

   「過去問」演習に着手する。

 

   コ:物理は一回 「わかった」つもりになってもやっぱり「わからない」となり・・・ 

      でも「やっぱりわかった」という科目。

     高2の夏くらいから早めに始めてコツコツ進める。

     物・化は質問をすれば成績が伸びるので塾なども活用する。

 

【社会】

 [高2の夏くらいから始める] 

   知識が必要になる。

    → 年内に範囲学習は終える 

 

 [高2の1月くからいから

   問題演習を進める。

    → 基本的な問題演習 

    → 穴埋め式の問題集など 

 

 [高3の4月以降] 

   『ヒストリア』や『一問一答』をやるのもよい。

   論述がある場合は、全体的に2~3か月前倒しで進める。

    → 高3の夏休み前に論述に入れる 

 

 「歴史」が「歴史総合」に変わる

   

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

CASTDICE:高1の2学期から始める旧帝大合格参考書ルート(2023/8/23)(16:51)