「『基礎問題精講』の勉強法」で、『基礎問題精講』の間違った勉強法や勉強したけど成績が伸びない原因などを紹介しました。
『基礎問題精講』はそれくらい内容も難しいですし、勉強法も難しい一冊になります。
そんな『基礎問題精講』が終わると次にどの参考書を勉強すればいいのかの紹介です。
1つ目の紹介動画は武田塾のものになります。
5選となっっていますが、0冊目として日東駒専の過去問(迷ったら日大)を解いてみます。武田塾の段階突破テストのようです。
『基礎問題精講』を正しい勉強法で勉強し、ちゃんと仕上がり身についていれば7割以上は取れるそうです。
日東駒専の過去問がクリアできなければ、次にやる1冊目として『基礎問題精講』の復習を挙げています。『基礎問題精講』の完成度を高めます。
単に解けるだけではなく、1問1問 説明できるレベルまで理解を深め完成度を高めます。
武田塾では説明する・言語化するを重視した勉強を行います。また、「参考書ルートが終わっても受験に失敗する」にあるように参考書ルートに従って先に進むよりも、今やっている参考書の完成度を上げることを優先します。
『基礎問題精講』が上手くいった場合の次にやる2冊目として『文系の数学 重要事項完全習得編』を挙げています。
これは”MARCH・地方国公立レベル”の1冊目にあたります。
次にやる3冊目として『基礎問題精講』の演習問題を挙げています。
例題は全て解けるが、不安がある問題に関しては例題の演習問題を解くことを薦めています。
例題の考え方や解き方が身についていない可能性があるので、例題に戻り”精講”、”考え方”、”ポイント”を読み直し定着を図り、さらに演習問題を解くことにより身につけていきます。
次にやる4冊目として『青チャート』を挙げています。
『青チャート』に否定的な高田先生ですが、苦手分野が特定されている場合には『青チャート』を推奨しています。『青チャート』を苦手分野に絞って取り組みます。
網羅性が高いため、ちゃんと演習すればその分野でわからないことはなくなります。
『基礎問題精講』で学んだことに加え、『青チャート』の考え方もマスターします。
こうして苦手分野を克服していきます。
次にやる5冊目として『チャート式 文系対策 入試必携 168 数学ⅠAⅡB』『チャート式 理系対策 入試必携 168 数学ⅠAⅡB/Ⅲ』を挙げています。
『入試必携 168』はアウトプットに特化した参考書になり、『基礎問題精講』で勉強したことの定着度を測ることができます。
高田先生が感覚では『基礎問題精講』で苦戦する人が多いようです。
その人たちを救うために、『基礎問題精講』と同じレベルで『基礎問題精講』より問題数が少ないという条件で参考書を探すとこの『入試必携 168』に辿り着いたそうです。
インプット教材である『基礎問題精講』を終えた人が良いアウトプットの練習ができる一冊です。
追加で次にやる6冊目として『大学入試 数学 落とせない 必須 101題 (スタンダードレベル)』を挙げています。
『基礎問題精講』を解いていたらできるだろうというレベルの入試問題が集まっています。
網羅度は低いですが、自分の弱点を見つけて『基礎問題精講』などに立ち返り復習する使い方が推奨されています。
武田塾の紹介動画では、『基礎問題精講』の次の参考書と言いつつ、『基礎問題精講』を固めるための参考書(勉強法)紹介となっています。
『基礎問題精講』はインプット教材との位置づけで、上手くインプットできていなければ次の参考書に進んでも上手くアウトプットできないからでしょう。
また、武田塾の参考書ルートでは『基礎問題精講』は”MARCH・地方国公立レベル”や”共通テスト対策”に繋がる重要なポイントとなる一冊です。
この『基礎問題精講』の完成度を高めて仕上げられれば志望校合格にも近づきます。
「『基礎問題精講』の勉強法」で『基礎問題精講』の正しい勉強を学んで『基礎問題精講』に取り組んで下さい。
2つ目の紹介動画はCASTDICEの動画になります。
『基礎問題精講』終了後の参考書分岐についてです。
『基礎問題精講』は「基礎」とついているように基礎レベルの参考書の位置づけです。
基礎レベルである『基礎問題精講』の次にやる標準レベルの参考書ごとにその先の参考書が分岐します。
標準レベルの参考書として挙げられているのは、
『合格!数学』
『標準問題精講』
『青チャート』『Focus Gold』『NEW ACTION LEGEND』(難しめな網羅系)
『黄チャート』『NEW ACTION FRONTIER』(簡単目な網羅系)
『1対1 対応の演習』
です。
そして、それぞれの標準レベルの参考書の後に勉強する参考書ルートが違ってきます。
ここに登場する参考書は、
『入試の核心 標準編』
『やさしい理系数学』
『上級問題精講』
『ハイレベル 数学の完全攻略』
『スタ演』
『新演習』
(『プラチカ』)
です。
各参考書の特徴と各フローの繋がり・流れを理解して下さい。
CASTDICEではコバショーさんやナカハシさんの理想とするルートがあるのでそちら側に寄っていくケースやありえないルート(フロー)の紹介もしますので留意下さい。
当然、各塾生の現在の学力と志望大学に必要な学力、そして残された時間から参考書ルート(カリキュラム)と勉強スケジュールが組まれていると思われます。
注目して欲しいのは、『青チャート』『Focus Gold』『NEW ACTION LEGEND』(難しめな網羅系)に関して、旧帝大や早慶以上を目指す人以外は必ずしもやる必要はないと言っています。
また、高1のうちに『青チャート Ⅰ・A』に着手できるくらいがギリギリのタイミングで、高2の夏から『青チャート』を始めるなら遅いとも言っています。
『青チャート』の先にも参考書学習は続きますし、過去問演習・復習と受験勉強は続きます。
当然、他教科・科目もあります。
1つ目の紹介動画:武田塾
■『基礎問題精講』の後にオススメの参考書 5選■
武田塾チャンネルを見ている人であれば、数学といえば『基礎問』というのは伝わっていると思う。
『基礎問』の後に何をやればいいの?
『基礎問』で上手くいったパターンと失敗したパターンのそれぞれに合わせて紹介。
失敗したパターンの方が気になる人が多いと思う。
→ 「『基礎問』をやったけど、いまいち実力がつなかい」という人にこそ見て欲しい。
順番に紹介する前に0冊目としてこちらの本を紹介します。
⓪ 日東駒専の過去問を実力試しで解く(迷ったら日大の過去問)
『基礎問』の内容が完璧に身についているなら、
→ 日大の過去問で7割以上は取れる
→ 7~8割を合格ラインとして解いてみる
武田塾の生徒はクリアする人が多い。
独学で勉強していると難しい。
武田塾では正しい勉強法になっているかを先生がマンツーマンで指導して、
→ 『基礎問』ⅠA・ⅡB・Ⅲを仕上げて初手で突破できる生徒がいるという状況
そこまでこだわって独学で勉強している人は少ないのでは・・・
→ 突破できるのは全体の半分ぼど?
失敗したときに考える参考書として一冊目に挙げるのが・・・
①『基礎問題精講』
『基礎問』ⅠA・ⅡBを終わらせました。
→ 過去問を解くとできないところが出てくる
→ 復習をしなければならない
→ 1周目はちゃんと問題は解いたが説明できるレベルではない
→ 2周目は理解度 重視で1問1問説明できるまでやる
『基礎問』の後に『基礎問』が不十分だと気づいてまた『基礎問』をやる。
『基礎問』の使い方 ①:
日東駒専の過去問を解いて理解が浅く、復習が必要な箇所を見つける
『基礎問』の使い方 ②:
1周目と過去問を経て2周目では自分で説明できるまで極める
受験生は『基礎問』が終わると次の参考書に行きたいところ・・・
→ ちょっと待った!
身についていない状態で次の参考書に進んでも意味がない。
→ 『基礎問』のクオリティを上げる勉強をする
0冊目に過去問、そして『基礎問』の復習をする。
『基礎問』を雑にしてしまうと、その後 参考書を足しても効果が薄れてしまう。
二冊目は上手くいったパターンです。
② 『文系の数学 重要事項完全習得編』
文系・理系の両方とも使える参考書
文系の場合:『重要事項完全習得編』⇒ 『実践力向上編』の流れがオススメ
理系の場合: ①『重要事項完全習得編』⇒ ②『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』
⇒ ③『理系数学 入試の核心 標準編』
→ 国公立大学やMARCHに対応できるルート
『文系の数学 重要事項完全習得編』の特徴:
『基礎問』より上のレベルの参考書に挑む前の準備本
→ 難易度はそんなに高くなく、考え方を整理できる
一応「文系」と付いていますが理系の人にもオススメ。
『基礎問』とレベルが変わらないので・・・
→ 『基礎問』が上手くいかなかった場合にアウトプットの演習用に使う
→ ただし、武田塾ではやらない方法だが・・・
→ 日東駒専・産近甲龍・四工大を目指す人
時間が余って『基礎問』の後に勉強するものない場合は、『文系の数学 重要事項完全習得編』で演習・アウトプットをする。
③ 『基礎問題精講』の演習問題
『基礎問』の演習問題の使い方:
例題は完璧に解けることが前提
→ 不安な問題を目次からピックアップする
→ ピックアップ(40~50問?)した問題を解いて復習する
→ 解いた問題(初見の演習問題)の中で応用できなかった問題
→ 例題の考え方や解き方が身についていない可能性が高い
→ 例題に戻り”精講”、”考え方”、”ポイント”を読み直し定着を図る
→ さらに演習問題をできるようにして身につける
武田塾では『基礎問題精講』の「例題」を最初に仕上げる。
→ 問題なければ日大レベルを突破できる
演習問題は例題と繋がっているため、例題の抜けをピンポイントで的確に見つけることができる
④ 『チャート式 基礎からの数学(青チャート)』
ただし、条件付き。
→ 苦手な分野が特定されている場合
→ ex. 日東駒専の過去問を解くと、毎回 ”確率”の分野を間違えている・・・
→ この分野さえ得点できれば次の参考書に行ける・・・
他の分野は自信がある人でないと・・・
→ 『基礎問』の後に『青チャート』を延々と解いていたら、入試の日が来てしまう
分野ごとに取り組んで欲しい教材。
『青チャート』の使い方:
網羅性が高いため、ちゃんと演習すればその分野でわからないことはなくなる。
『基礎問』のアウトプットも『青チャート』で兼ねている。
→ 『青チャート』の解けない問題の考え方もマスターする
→ その分野の対応力が大きく上がる
自信を付けたい分野が2~3個に限られている場合。
→ 上記の勉強法を実践すれば成績は変わる
⑤ 『入試必携 168』
文系・理系で別々にある。
『チャート式 文系対策 入試必携 168 数学ⅠAⅡB』
『チャート式 理系対策 入試必携 168 数学ⅠAⅡB/Ⅲ』
『入試必携168』の特徴:
文系は数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bを168題に、理系は数学Ⅲまでを168題にまとめたもの。
アウトプットに特化した参考書。
『基礎問』で勉強したことの定着度を測ることができる。
『基礎問題精講』で詰まる人が多い。
→ 詰まった人を救える方法はないか考えた・・・
→ 理想の参考書は、
→ 『基礎問』と同レベルの難易度
→ 『基礎問』より問題数が少ない
→ 『基礎問』を終えた人が良いアウトプットの練習ができる
→ 数学のアウトプット力が上がる。
そんな参考書はほぼない。
→ レベルが上がるか網羅性が高すぎるか・・・
基礎の本は全分野を網羅するために量が多くなる。
唯一 条件に当てはまったのが『入試必携 168』。
→ 練習したい人向け
『基礎問』は自信があり説明もできる。
→ ただ、過去問になるとできない
アウトプットの練習がしたい人向け。
『基礎問』と同レベルの練習用の問題集。
練習したい人にとっては『入試必携 168』が一番 良い。
『入試必携168』の特徴:
参考書の構成が問題に対しての考え方を大きく説明している。
→ 考え方の復習になる
ここからは後日別取りです。
書店で非常に良い本を見つけたので使いで紹介。
⑥ 『大学入試 数学 落とせない 必須 101題 (スタンダードレベル)』
『基礎問』を解いていたらできるだろうというレベルの入試問題が集まっている。
→ 日東駒専・産近甲龍・四工大・・・
参考書の中身が”イマイチ解答”と”ピカイチ解答”という構成になっている。
→ 数学が苦手な人が解く解き方が書いてある
→ その解き方の弱点を解説
→ 正しい解き方が書かれている
101題のアウトプットなので、平日に20題ずつ進めれば5日間で終わる。
→ これ1冊だと網羅度が低い
自分の弱点を見つけて『基礎問』などに立ち返り復習する使い方がオススメ。
[今回のまとめ]
・『基礎問』が終わった後に取り組むべき参考書は
『基礎問』の演習問題や『入試必携 168』など様々なので
自分の今のレベルや目的に合わせて参考書を選ぼう!
2つ目の紹介動画:CASTDICE
■基礎問題精講 終了後の参考書分岐を一挙語る■
今や『基礎問題精講』は超スタンダードな参考書として確立されている。
ex. 『はじはじ』→『基礎問』をやる。
ex. 学校の授業で習ったから『基礎問』をやる。
あらゆる場面で『基礎問』が登場する。
『基礎問』が終わったあと どうすればいいの?
【企画】・対象は「基礎問題精講が終わったあと、何をすれば良いか迷っている人」
・次に取り組むべき標準レベルの参考書と分岐を紹介する
『基礎問』のような基礎レベルの参考書が終われば、次は標準レベルの参考書をやる。
まずは標準レベルの参考書の選択肢を紹介。
→ どの標準レベルの参考書に繋いだかによって、その後どのように変わっていくのかを説明
『合格!数学』(マセマ出版社)
・『基礎問』が難しいと感じた人は『合格!数学』が良い。
→ 最低限 ここまでやって欲しい
・このレベル帯の参考書の中では解説がかなり詳しい。
・問題もある程度 厳選されている。
→ 急にレベルが上がるようなことは比較的少ない
・標準的な実力が付く。
・旧帝大も目指せる可能性があり、MARCHやTOCKYレベルの大学であれば十分合格圏を目指せる。
・時間があれば『黄チャート』や『ニューアクションフロンティア』レベルをやって欲しい。
→ 『合格!数学』は時間がない人向け
『合格!数学』をやってもまだ時間が残っている人、今から『黄チャート』をやる時間はない・・・
→ 『合格!数学 実力UP!問題集』をやってみる
コ:『基礎問』を完璧にするのに4周・5周とやらないとキツかった人向け
『標準問題精講』(旺文社)
基本的に『基礎問』の次は何かと聞かれれば『標問』だと思う。しかし・・・
・『標問』はⅠA・ⅡB・Ⅲで著者もレベルの違う。
→ 必ずしも全部 『標問』で揃える必要はない。
・難易度はⅢが一番難しく、ⅠAが比較的簡単。
→ ⅠAなら『基礎問』から『標問』に繋げやすい
→ Ⅲだと繋ぐのはかなり難しい
→ ⅡBだと繋げられない人もいる
・数学Ⅲだけは『合格!数学 Ⅲ』をやるのもアリ。
・問題数的に演習量を増やしたい場合は、網羅系参考書をやった方が良い。
コ:CASTDICEでは『基礎問』⇒『標問』としないケースの方が多い
→ 『標問』から始めて、難しい人は『基礎問』に行くケースはある
→ 『基礎問』から始めた場合、『基礎問』⇒『標問』とはあまりしない
→ ナ:時間がなくてポテンシャルがある生徒?
→ コ:そんな生徒はかなかいない
ナ:『基礎問』から始めないといけないポテンシャルが高い生徒は少ない
コ:厳しい生徒には『合格!数学』を薦めるし、できる生徒には『NAL』や『青チャート』を薦める
『青チャート』『Focus Gold』『NEW ACTION LEGEND』(難しめな網羅系)
・時間がかかる。
・章末問題まで含めるとかなり難しい問題まで収録されている。
・旧帝大や早慶以上を目指す人以外は必ずしもやる必要はない。
・逆に言うと、旧帝大や早慶以上を目指す人はやらないと厳しい。
・高1のうちに『青チャート Ⅰ・A』に着手できるくらいがギリギリのタイミング。
→ 高2の夏から『青チャート』を始めるのなら遅い。
『黄チャート』『NEW ACTION FRONTIER』(簡単目な網羅系)
・より高いレベルを目指したいが残り時間や難易度を考えると『青チャ』に手を出すのは厳しい人。
・標準レベルを2冊やる場合はこれらの参考書でも良い。
→ 標準レベルの問題の中で、かなり難しい問題は省いて勉強できる
・遅く始めてもなんとか間に合う。
『1対1 対応の演習』
・標準とは言いつつ、かなり難しい。
→ 問題のレベルは『青チャ』『FG』と同じだが、解説が難しい
・理解力がある人とか、前提知識を持っている人じゃないと厳しい。
→ 数学が得意で東工大や単科医大以上を志望している人
→ 『基礎問』なら1冊3週間くらいで終わる人
コ:『基礎問』から『1対1』ってあり得ます?
ナ:ほぼないです。
コ:『1対1』をやるなら、初めから『青チャート』をやってから『1対1』をやる。
『基礎問』から『1対1』をやる場合は、
→ 先取りができている高1生や中学生で、
→ 『基礎問』⇒ 『青チャート』⇒ 『1対1』のような・・・
『基礎問』⇒ 『1対1』はハードルが高い。
ナ:御三家くらいに通っている生徒をイメージ。
→ 範囲学習を『基礎問』でやって、『1対1』にすぐは入れる
コ:それなら『基礎問』が選択ミス。
ここから標準の問題集ごとの分岐について説明。
『合格!数学』を選んだ場合:
1.合格!数学
2.(入試の核心 標準編)
3.過去問
・『合格!数学』を選択した時点で、この先の難しい参考書をたくさんやっていくのは厳しい。
・一番考えられるのが『入試の核心 標準編』を応用レベルの参考書にする。
→ そして過去問に入る
もしくは『合格!数学』のレベルをガチガチに固める。
→ 『合格!数学 実力UP!問題集』で演習量を増やして習熟度を上げていく
→ そして過去問に入る
・このレベルでも旧帝大の下位であれば目指すことはできる。
→ 上を目指し過ぎるくらいなら、このレベルを固めた方がよい
コ:理系なら『入試の核心 標準編』くらいはやっておいて欲しい。
文系なら解きやすい問題しか出題しない学部もある。
『標準問題精講』を選択した場合:
1.標準問題精講 1.標準問題精講
2.(入試の核心 標準編) 2.やさしい理系数学
3.過去問 3.(上級問題精講)
4.過去問
・『標問』でも、基本的には『合格!数学』と同じ流れになる。
・『標問』なら『やさ理』に繋いで、あわよくば『上級問題精講』までやって過去問もある。
→ 数学が得意だが、時間がなくて網羅系ができなかったタイプの人
コ:『標問 Ⅲ』ができるかどうかで分かれてくる。
→ 前者は『標問 Ⅲ』が厳しくて『合格!数学 Ⅲ』に振り替えた人
・『やさ理』までやっておけばギリギリどの大学でも目指せる。
・こういうルートを組んでいる人も多いと思う。
コ:『上級問題精講』をやる人は少なくて、『やさ理』をやって過去問に入る人は多いと思う。
「網羅系の参考書」を選択した場合:
1.網羅系
2.(標問 / 合格数学)
3.入試の核心 標準編 / やさしい理系数学
4.(上級問題精講 / ハイレベル数学)→『ハイレベル 数学の完全攻略』
5.過去問
・『青チャート』や『黄チャート』も全部ここに含む。
・CASTDICEでは、標準的には『標問』や『合格数学』をやる。
→ やれたレベルによって『核心 標準編』をやるか『やさ理』をやるか決まってくる
さらに『上問』や『ハイ完』までやれるとベストに近い形になる。
・『やさ理』や『核心 標準編』の代わりに、時間があれば『スタ演』をやるという選択もある。
→ 「新数学 スタンダード 演習」
コ:『プラチカ』はやならいの?
→ ナ:この辺で『プラチカ』をやる人もいます。
ナ:ここまでやっていると何をやっても上手くいく。
→ 特に『標問 Ⅲ』までやれた人は本当にどれを選んでも大丈夫だと思う。
コ:『上級問題』は時間がグダグダでなくなるので、『ハイ完』をやるケースの方が多くなる。
ナ:このレベルの人は問題演習をたくさんやるというよりは・・・
→ 難しい問題を解くための何かポイントが欲しい
コ:東大志望だとこれらをやらせるよりは・・・
→ 鉄緑会の10年分をもっと研究するよう指導する。
次がCASTDICE(ナカハシさん)としては一番オススメしたいもの。
1.網羅系(『青チャ』『黄チャ』『NAF』など何でもいい)
2.『1対1』
3.『スタ演』
4.『新演習』
5.過去問
・かなり数学ができる人向け。
コ:理系上位生向けだよね・・・
文系の場合はここまで・・・
・高1とか中学生のときからCASTDICEに入塾してくれている塾生たちに多い。
コ:先取りができている生徒にはこのルートやこれに準じたルートをやらせたい。
ナ:いきなり『1対1』に入れるのなら『スタ演』⇒ 『新演習』⇒ 「過去問」の流れで行く。
→ ・進学校の生徒向けという感じ
・かなり理解力がないと厳しい
コ:この場合はどちらかというと『基礎問』じゃなかった・・・
『基礎問』以降の参考書分岐について説明しました。
選択肢はたくさんありますが、残された時間と目標とするレベルに合わせてやって欲しい。
数学だけが受験勉強ではない。
→ 他の科目との兼ね合い
・最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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