続き
『バシャッ』
ミラクルプレイにまた体育館が揺れる。
「スゲェ、スゴ過ぎる!」
「千賀先輩!」
「…」
なぜか無視して起き上がる寛太。
「?」「どしたんだろ?」
「あいつ…」
崋蛇登がはっきりと怒りを浮かべて寛太を見つめる。
『ゴン、スパッ』
フリースローを決めると、第3Qは終了した。
安堵の表情でベンチに帰る鷹崎。
「さっきのプレイは最高だな」雷太が肩を組む。
「…あ、あぁ」
「どうしたんだよ、寛太。もたれんなよ。」雷太は自分に寄り掛かる寛太の弱々しさに一抹の不安を覚える。
「ワリ ィ、ベンチまで」
雷太がベンチまで連れて行き、
「サンキュ…」
手を離した瞬間。
『ガシャン!』