自分が解脱の指針にしている文で
今までに沢山の本を読んでいますが唯一ノートに書き留めた文章です。
デーハ・サンニャーサ
外見上のサンニャーサで、外側の肉体(デーハ)についてのみ考慮されます。
その人は黄土色のローブをまとい、サンニャーサの名を用い、サンニャーサの身なりをして現れますが、アートマに対する認識を持っていません。
その人は外側の物事に粘着するあらゆる物欲の間をさまよっています。
その人はすべての意図や目的において一般人と同じです。
要するに外見だけの僧侶です。
マノー・サンニャーサ
マノーサンニャーサにあっては、人は決定することと願望のすべてを捨て去ります。
その人は厳しいコントロール下にある心(マナス)をもっています。
衝動や動揺には動かされません。
その人は常に穏やかで落ち着いています。
マノーは、心という意味で心の性質を理解して、その心を超える段階です。
アートマ・サンニャーサ
この段階では、その人はアートマ(アートマン 真我)とは関係のないすべての物事に関する思考を打ち破ります。
というのも、その人は常に『アハン ブラフマースミ』(我は神なり)という真の実体の黙想に浸っているからです。
その人は自分がアートマンであるという意識に定まっています。
その人のアーナンダ(至福)は途切れのないもの、アカンダです。
これは、アムルタ・サンニャーサと呼ばれます。
もっとも暗い闇も光り輝く太陽から射す光によって消滅させることができます。
それと同じように、アートマ・サンニャーサという光輝がなければ無知を追い払うことができません。
ハート(フルダヤ)を包み隠している入れ物を砕くことはできませんし、アートマが自ら輝きの中で輝くことはできません。
これらの種類には、どのようにして到達するのですか?
到達したという、しるしは何ですか?
デーハ・サンニャーサは、永遠のものと一時的なもの、消えゆくものと永続するものを識別することによって達します。
マノー・サンニャーサには発言と感覚と心の気まぐれを克服することによって達します。
アートマ・サンニャーサは、ヴェーダンタ(ウパニシャッド)の思考の本質で満たすことで得られます。
こうした学習効果が強まってあなたにこれらの徳と態度が根付いたとき、この三つの段階の複合効果の結果としてあなたは解放され得るのです。
※ヴェーダンタ(ウパニシャッド)は、哲学的探求である不二一元論を説いたものです
三者の中で、真に幸運な価値ある方法で人生が費やされるのはどの人ですか?
沈黙のうちに花の蜜を吸い、おおいなる至福を味わう蜜蜂のような人、とぎれることなくアートマの至福という蜜を味わう人、この世を一つの「舞台」すなわちドルスヤーにすぎないとして無視する人、その人は、まさにもっとも幸いです。
その人の人生は、もっとも価値があります。
