クリヤヨガと仙道 | あるヨギのブログ

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インドに行き初めて30年で名古屋でインドの伝統的な瞑想法、マントラ、ニャーナ・ヨガ、ダッタ・サンプラダヤ、タミールシッダンタ・ヨガ等を教えています。
プロフィール↓
https://ameblo.jp/rishijnana/entry-12837332398.html


もう、だいぶ昔ですが仙道は独学ですがかなり勉強しました。



ある意味、クリヤヨガと同じように



『この滅びゆく肉体を変革して永遠の生命』を得ることが



目標なのでクリヤヨガと仙道で行法を比較しても



似ている技法が存在します。



仙道を代表するような技法の「小周天」といって



尾底骨から背骨を通って、頭の頭頂までを『督脈』


そして、頭頂から顔側の前面を通って下まで降りる『任脈』



この『督脈』と『任脈』上のツボに意識を向けて、活性化させていきます。



この仙道を代表する『小周天』や丹田部分を活性化させる



丹田部分に力を入れたり抜いたりして活性化させる行法があります。



この両方の技法に似た技法がクリヤヨガにもあるのですが



決定的な違いは、クリヤヨガは意識をその部分に集中させるだけではなくて



『オーム』等のマントラを使うことなのです。



仙道では、ツボ。 クリヤヨガ等のヨガでは『チャクラ』がありますが



チャクラは、もともとの意味としては車輪を表しますが



要するにエネルギーの集約している場所です。



例えていうと幾つかの川が合流すれば、合流するだけ水量が多くなります。



1つの川の流れが毎分1トンの水量あり、3つの川が合流すれば単純に毎分3トンの水量になります。



人間の身体の内部にも血液が川の流れのように沢山の流れとなって流れています。


そして、『気』や『プラーナ』というような目には見えない精妙なエネルギーの流れがあります。


チャクラは、こういった肉体では血液の集まり流れが大きくなる場所や


同じように気やプラーナのエネルギーが集約して沢山のエネルギー量が発生する場所を指します。



そこに意識を向けると基本、その部分が活性化されるのですが


ただ、ツボは身体部分のみ指す場合が多いと思うのです


『チャクラ』は、ある意味立体的で


身体上のエネルギーが密集する部分だけでなく


奥の精妙な部分があり、


ヨガに関しては、その精妙なチャクラの部分の活性化が一番大事になってきます。


ヨガでもクンダリーニを目覚めさせるために尾底骨を地面に打ちつける行法などありますが


それでクンダリーニが目覚めても身体的なエネルギーとして粗雑なクンダリーニが目覚めるだけで


クンダリーニが目覚めても単に性欲が強くなったりエネルギーに敏感になったりだけで


あまり瞑想を深める事には、繋がりません。




チャクラにもクンダリーニにも身体的な粗雑なチャクラとクンダリーニがあり


でも本当に目覚めさせたいのは精妙なエネルギーの部分で


尾底骨を打ちつけたり、激しい呼吸法等で目覚めるのは粗いエネルギーで


精妙なエネルギーを目覚めさせるには、精妙な技法が必要になってきます。



それがヨガでは、『オーム』等の聖音であるマントラを使います。



たぶん仙道でも不死身になるために本当は、精妙な部分を目覚めさせる行法があるのでしょうが



一般的には、伝わっていないのだと思います。



ある意味、チャクラにしても身体的な3次元のものが一番表面にあり


精妙になればなるほど、4次元、5次元と多次元なものになってきます。


人間は単なるこの滅びゆく肉体だけではないのです。