太陽電池を1個だけ用いることはありません。多くの場合、何百個も並べて用いります。つまり太陽電池しすてむとして使用します。つまり太陽光電池システムとして使用します。その場合はシステムとしての寿命が問題になります。
■1【太陽電池システム】
太陽電池の寿命は30~40年、あるいはもっともつかもしれません。しかしそれは、太陽電池セル1個の寿命です。太陽電池のシステムとしての寿命は別になります。
太陽電池1個あたりの発電量は、非常に少ないものです。でもそれは、太陽電池がダラシナイからではありません。太陽光のエネルギーがそれだけ薄い(単位面積あたりのエネルギー量が少ない)からなのです。
ですから太陽電池を使うときは単位太陽光電池を何十個もつないだモジュールとし、それをさらにつないで使うことになります。すなわち、代用電池を実際に使うときには【太陽電池】としてではなく【太陽電池システム】として使うことになります。
■2【システムの寿命】
個々の太陽電池がいかにじょうぶでも、システムとなればシステムの故障が起きる可能性があります。ですから、太陽電池システムも故障知らずというわけにはいきません。
個々の太陽電池をつなぐ導線は、いつかは劣化して切れるでしょう。設置に用いた金属金具は、錆びて腐食するかもしれません。台風がきたり突風が吹いたら、思いがけない事故や故障が起きる可能性があります。少なくとも割れた太陽電池は補修ということになるでしょう。
更にパワーコンディショナーは機械ですかた、いつかは寿命を迎えることになります。すなわち、太陽光電池の単体(セル)は半永久的かもしれませんが、太陽電池システムはそうはいかないのであろうということです。
しかしながら弊社では、補修など保障期間が過ぎましても特別に別の形でアフターフォローを致しまのでご心配なく!


