ある方の死 | 雑多な日々

雑多な日々

日々の出来事や感じたことなど
自由気ままに綴っています♪


昨日、お世話になった方に


お線香を上げに行きました。




その方は、たしか53歳か54歳。


白血病でした。


2年あまりの闘病生活だったようです。


昨年暮れに終止符が打たれました。




仙台市の職員で、東口の区画整理事業を担当していました。


情が深く、高齢化した地権者の相談に親身になって応えていました。


そして、何かというとわたしに声をかけてくれ、


「この人に頼むと、解体だけじゃなく、引っ越しとか


その後、土地のことも相談に乗れるから。」


という具合に、たくさんの方をご紹介して下さいました。




「紹介」という形は、万が一地権者と業者でトラブルになったときに


「どうしてそんな業者を紹介したんだ」と責任問題になるのを恐れて、


用地買収や区画整理の担当者は避けるものです。


しかしその方はそんなことは一切気にせず、


全面的にわたしを信頼してくれてどんどん紹介してくれました。


わたしにとっては、東口で100件以上もの工事の実績をつくれた


恩人の一人です。




そればかりか、個人的にもご自身のご自宅や親せきまで


リフォームや震災の修繕など、何かとご相談を頂いていました。


ゴルフが好きで、ご自分の町内会のゴルフコンペにまで


わたしを呼んでくれました。




昨日行ったら庭の街灯が切れていたようなので、


人感センサーつきのガーデニングライトを


プレゼントしてあげることにしました。




今はそれぐらいしかやってあげられません。


残念でなりません。




心からご冥福をお祈りします。


合掌。