以前も書きましたが、
うちの子は幼稚園のことをあまり口にしませんでした。
子どもと園の繋がりは保っていたつもりですが…。
この子自身、きっと目の前の事で精一杯だったのでしょう。
突然の入院、化学療法。
吐き気との闘い。
切断手術、術後の痛み
片腕の違和感、
構わず続けられる治療…。
4歳5歳の幼い子供にとって、どれほどか過酷で壮絶であったか。
それでも一心に私を信じて、一緒に闘ってきてくれたのだと思います。
そんな我が子にも、
私同様、心の余裕が生まれてきたのでしょうか。
先生方のお見舞いの後は、親子の間にちょこちょこ園の話題が上がるようになりました。
そして、退院したら園に戻れることを喜びました。
しかし、それ以上に
腕を失った姿をお友達にどう思われるのか、
何を言われてしまうのかを怖がりました。
「戻りたい、でも怖い。」
「片腕でも大丈夫なの?」と。
それは、園に戻るにあたり先生方も心配していたことです。
幼稚園世代の子供は素直です。
が故に、時にストレートに突き刺さる言葉を投げかけることがあります。
まったく悪気なく。
もちろんそれはうちの子も同じ事。
…とは言え、腕のことでその事態が起きると
当時のこの子にはかなりのダメージでした。
今現在となっては、かなり肝もすわり
強く成長し続けているところなんですけども。
私は、この子の心が決して一人ぼっちにならないよう
全力で寄り添い支えるつもりでした。
だって片腕になることは、
あの子が自ら意思決定した事ではないから。
私たち親が、
どうしてもこの子を失いたくない、
共に生きたいと願い決めた事だから。
責任は重大なんです。
では、実際どうしてあげれば良いだろう??
私は、園に戻る為の足場固めをしなければと思いました。
この子がすんなり復園できるようにするには?
この子がまた、幼稚園を楽しいと思えるようにするには?
病院からの帰り道は、
大泣きしたり、感情に任せて叫んだり、
思考回路フル回転させて考え事したり、
いつもなにかしら大忙しの私でした。