私は17歳から22歳くらいまで
3人組のバンドをやっていたことがある。
コスプレチックアバンギャルド
っていうキャッチフレーズで
バンド名は
おなごれんじゃー∠( ˙-˙ )／
です。
正直私は全然下手くそだし
下手くそなのにプライドだけは
エベレストの如く高かったので
思い出す度、いと恥ずかしな思い出ばかり
高校生の時って
家族のこととか、友達のこととか
これからのこととかに
なぜかいっぱいいっぱいで
目標もなんなもない自分が
からっぽな気がして
グレそうでグレられない
そんなジレンマを抱えたJKでした
16歳の時に一旦休学
その間は大好きな
ケンタッキーのバイト三昧の日々
でもせっかく休んでるんだから
同い年の子にはできないことしたい！
と、当時流行ってた｢前略プロフィール｣
で知り合った福岡のひとつ上の友達の家に
バスに乗って遊びに行って
バスを降りたらあらびっくり
宮崎より博多が都会すぎて
なんだか打ちのめされた気分になりやして 笑
普通そういう感覚って
花の都 大東京
に行ってから感じるそうなものが
田舎のくすぶってるヤンキーかぶれには
博多で充分打ちのめされました wwwwww
そしたらなんか急に
悩んでるのがアホらしくなって
そうだ！バンドやりたい！！
って突然の衝動につき動かされ
結成されたのが この
おなごれんじゃーです
バンド名のことには触れないでください。笑
初めてのバンド練習は
学校の近くの喫茶店にあるスタジオ小屋
喫茶店をおばちゃんと
おじちゃんがやってて、スタジオは
バンドが趣味の息子さんが経営。
大人とあまり関わってこなかった分
初めは関わり方にビクビクしてたけど、
息子のお兄さんが｢どんなのやるの？｣と
気さくに話しかけてくれ
段々と私たちに世話をやいてくれる
お兄さん的存在になってました。
社会人になりたての頃の話しです。
職種を変えバイトより稼げる仕事に就職
バイトの時はそこそこ出来る子ちゃん
で通っていたはずのワタクシだと思ってました。
が、しかしそこで人生で初めての
職場イジメにあい
人間関係も上下関係も、ぜんっぜん違うやん！
と心が折れましてん。
そんな時にお兄さんにふと
｢もう、つらいです｣
とメールして返事に
｢もっとがんばれ！｣
とか来たらしんじゃう
てビクビクしていると
｢今から遊びに行こっ！｣
と意外な返事が届いて、ビリヤードや
翌週は海に連れいって貰いました
特にアドバイスされたとか
そういう記憶はなくて、 むしろ
なーんにも聞いてこなくて
あぁ、この人は今私が悩んでることを
クリアした世界で生きてるんだろうなって
お兄さんを羨ましく思いました。
そんなお兄さん、私よりひと回りうえで
まだまだ若いのに、年末に
クモ膜下出血で帰らぬ人となってしまいました。
ありがたいことにお通夜の連絡を
頂けたのでお兄さんの顔を見送ることが出来たし
お兄さんのおかげで、バンドしてた友だちと10年ぶりに再開できたし、
最初は泣いて泣いて、泣いたけど
嬉しくてちょっぴりまた寂しくて
3年前に｢お誕生日おめでとう！｣
と久しぶりのLINEが届いて
娘が産まれたんですよー！って言ったら
｢どうりで俺もオジサンになったわけだ！｣
ってやりとりをして
宮崎に帰ってすぐ娘連れて
会いに行けば良かったなーって
残った人間はいつだって
何かしら会えなかった時のことを
物思いしてしまうのだけど、
出会えてよかったですって
心の底から思っています
それに会いたいって思ったら
やっぱり生きてるうちなんだから
すぐ会いに行けるからさ、
会おうよ話そうよってそう思いました
なんと言っても、再開した
バンド関係者の皆さまと
泣いたり、思い出話に爆笑したり
寂しいだけじゃない集まりになって
｢ほとんどの人がお老けになられていて
誰が誰か分からなくなっている｣
｣と混乱している私に
｢山田は変わらなすぎよ｣
と言われ、
｢お前あれだよなーw バンド練習の時ほとんどノーブラで来てたよなぁwwwwww｣
と爆弾投下され
｢え？上に羽織り物着てたよね｣
と他の人に心配された挙句
｢いいえ、ダボダボのTシャツ1枚で、、、｣
と小さくなっていたら
マジかドン引き
と皆を心配させるような大人になってしまったことだけは申し訳ないと思っています
会えないのはさ、やっぱ寂しいけど
あなたがくれた優しさは私の記憶の中で
確かに生きています。ありがとう！
みんなも会いたい人には
会いに行こう！
話そう、一緒に生きよう
ハバナイスデー❣️