お久しぶりです

最後に投稿したのがまさかの半年前ということに驚いております

ものすごくお待たせいたしました

それでは早速本編をどうぞ



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毎日の何気ないことだったり、すごく大切な日のことだったり、その日の出来事を書くのがいつの間にか当たり前になっていた 

なんで書くようになったんだっけ?

ふとそう思い、1番初めのノートを取り出す

理由は単純だった

昔読んでいた本のヒロインが日記を書いていて面白そうだったから、というなんともまぁ自分らしい理由だ

それからなんとなく読み返してみると懐かしい思い出がどんどん出てきた








20〇〇年 1月1日

今日は由依と初詣に行った

今日こそ告白しようと意気込んで行ったせいか、初詣で何をしたかはほとんど思い出せない

でも!告白はできたし、しかもOKだったしいいだろう

ということで今日は由依と付き合った記念日!





うわ、懐かしいなそうだ、この時めちゃくちゃ緊張してたせいで告白結構危なかったんだよね笑





『ゆ、由依!』


由『ん?どうしたの?』


『えっと、その、あの、なんていうか』


由『ふふ、ゆっくりでいいよ』


『あ、うん、えと、あの、ね、、、』


由『うん』


『む、昔から、ゆ、ゆゆ、ゆいのことが、その、、、』


由『うん』


『す、、、、、好きでした!』


由『うん』


『だ、だから、あの、よ、良かったら、私と、つ、付き合って、くださぃ、、、』


由『遅い』


『へ?』


由『待たせすぎだよ、その言葉どんだけ待ってたと思ってんのさ』


『え、、え?それは、どういう、、』


由『私も理佐が好き、私で良ければお願いします』


『え、え、嘘、やった、え、、やった!やったーー!』


由『ふふ、喜びすぎだよ』


『だ、だって、まさかOK貰えると思わなかったんだもん!』


由『え〜私結構理佐にアピールしてたつもりだったんだけどなぁ〜』


『嘘、気付かなかった』


由『まぁ理佐は鈍感だから仕方ないか』





普段なら鈍感って言われたら反論するけど、この時は由依と付き合えたことが嬉しすぎてそれどころじゃなかったなぁ 







20〇〇年 7月26日

明日は私の誕生日

付き合って半年も経ってるのにまだ手を繋ぐことしかできてない!

本音はもう少し先のこともしたかったり、、、 






明日少しだけ頑張ってみようかなあ〜結局、、、






『由依』 


由『ん〜?』


『わがまま、言ってもいい?』


由『うん、いいよ』


『あの、、、ハグ、してもいい?』


由『全然いいよ、おいで』


『やった』





ここまではよかった、ほんと、ここまでは






由『理佐、こっち向いて』


『ん?』


由『チュッ』


『???』





この時自分が何をされたのか理解できなくて頭働かせまくったんだよね





『ん?え、今、、、、、え?』


由『チュッ』


『、、、、、、っ///』





2回目でようやく状況が分かった瞬間だよ





由『え、理佐、鼻血出てる!』


『うそ、、』


由『ほんと!出てる出てる!』


『やば!ティッシュ!』





いや〜あの時はめちゃくちゃ恥ずかしかったな〜

由依にめっちゃ笑われたし

でもまぁ、今となってはそれも笑い話になっていいんだけどね








20〇〇年 11月22日

初めて喧嘩をした

今まで全然してこなかったからなのか分からないけど大喧嘩した

冷静になって思ったけど、すごく由依のこと傷付けちゃったな

早く謝って由依とまた笑いたい





確か喧嘩の原因は私の嫉妬だったっけ

なのに嫉妬したって言えなくて結局由依にひどいこと言っちゃったんだよね

今は流石にあの日のことがあるから素直に言うようにしてるけどね

あの時はほんと言ったあとに後悔したな、、、






「ふふ、懐かしいな」


由「ん〜?何が〜?」


「あ、由依、お風呂出てたんだ」


由「さっき出た〜、それで何が懐かしいの?」


「あぁ、これ、日記読み返しててさ」


由「日記書いてたんだ」


「うん、もう結構書いてるよ」


由「へぇ〜見せて見せて」


「いいよ」


由「うわ〜懐かしい、この日理佐ガチガチだったよね」


「いや、それはそうでしょ!親御さんに付き合ってますって言うんだよ!?」


由「でも昔からの仲だからそこまででしょ?」


「それとこれとは違うの!」


由「そうか、違うのか」


「うんうん」


由「あ、理佐が旅行先でインフルになった日だ〜」


「やめてくれ〜あの時はほんとに色々最悪だった、、、」


由「ふふ、でもあれはあれでいい思い出だよ」


「そうだね〜」


由「この日は同棲始めた日か、もうあれから結構経ったね〜」


「早いね」


由「あ、この日は、、、」





こうやって昔あったことを話すのも悪くないな

もっともっと思い出を増やして今日みたいに懐かしいね、なんて言いながら笑っていたい

なんて、なんかちょっとくさいセリフかな

ま、いっか






「由依」


由「ん?」


「これからもっともっと思い出増やそうね」


由「もちろん!」





















fin