Internship in the Philippines -4ページ目

Internship in the Philippines

フィリピン マニラでのインターンシップブログです。

こんばんは。
フィリピンのうだるような暑さにも少しずつ慣れてきました!!

今日はこの前訪問した、あるNGOについて書きたいと思います(^ ^)

その前に、、
私が現在インターンしているBatis center for womenというNGOは、主に海外労働で苦しい経験を味わったフィリピン女性を様々な形(法的なことからカウンセリングによる、メンタルケア、医療サポート、自立支援など) でサポートしているNGOなのですが、彼女たちの中でもエンターテイナーとして日本に出稼ぎにきて、そこで出会った日本人男性との間にできた子供、通称JFCのいる方が少なくありません。
そして、そのような子供たち、若者の団体、Batis YOGHIというのもあったりします。
で、当初インターン先を決める時仕事内容としてJFCを対象に日本語教室を開く、というのがあって、海外の人へ向けた日本語教育に興味があった私は、ほぼそれが決めてとなってこのインターン先に決めたようなものなんですが、、
来てみてびっくり、いまは生徒となるJFCがそれぞれ学校などで忙しくて日本語教室やってないっていうんです!( ; ; )
去年の夏までは確かにやってて、その時に研修してた方から参考にと教材までもらっていたというのに!!(>_<)

というわけで、Batisにこだわらなくとも、何か他の形で教育に携われることはないかと探していました。
こっちに留学している日本人の方が以前ボランティアをしていたJFCを支援する団体に日本語教室を手伝えないかと聞いてもらったりしたのですが、長期でないと難しいと言われ、、

そんなとき、こっちにくる前から訪問しようと決めていたKopino支援のNGOに先週末いって来ました。
Kopinoとは、語弊があるかもしれませんがざっくりいうとJFCの韓国版です。
フィリピンには、驚くほど韓国人が多いです。物価が安い英語圏の国なので、語学留学にきている若者が多いです。
で、どうしてJFCとかKopinoとか名称がつけられるくらい増えているのかというと、大きな原因の一つとして、カトリックが国教のフィリピンで堕胎が禁じられているからだと思います。
Kopinoの問題は日本にいるときにニュースを見て知ったのですが、去年韓国に留学していたこともあり、なんだか他人事とは思えず、JFCの問題と同様に関心を持つようになりました。
バティスでの仕事があまりないこともあって、どうしてもこの団体を見学に行きたかったのですが、ここのNGOに関しては、フィリピン大学に留学している韓国人留学生たちが韓国語を教えにボランティアに行っている、という情報しかなくて。
まずはフィリピン大学の留学生が多く住む寮に行き、ここでボランティアしている学生を探し、見学に行きたいので一緒に連れて行って欲しいとお願いしに行くことからはじめました。

そして、先週末にやっと訪問にいたったわけです。(前置き長すぎですね)

ここは、韓国人の方が運営されている教会の中にあるNGOで、雰囲気としては保育園のようなかんじです。子供達は小学校低学年が中心で、中学生くらいの子もちらほらいました。
この子供たちが、本当に人懐こくて明るくて無邪気で!!!!私が日本人だと知ると、ずっとコナンとかポケモンとか、好きなアニメの話をしてくれて、なんだかこっちが元気をもらっちゃいました。

ここでいろいろとお話を聞いて行くうちに、子供達は平日は夕方まで学校にいっているので、ボランティアは平日夕方または土曜に来て授業をしているということがわかりました。
それならバティスの仕事とも兼ね合いがつく、と思って、短期しかできないけれど、子供たちに韓国語を教えるお手伝いをしたい、と申し出てみると、喜んで受け入れてくれて( ; ; )!!
しかも、施設に楽器があるんだけど教える人がいない、という話をされていたので、私が長年ピアノを習っていたことを伝えると、それならピアノも教えて欲しいと!!!土曜日から定期的に行くことになりました!!!

教育に関わる研修が今回の目的だったので、もうほんとにうれしくて( ; ; )
残り1ヶ月くらいなんですが、バティスの仕事と並行して、子供たちに少しでも何かを与えられたらいいなと思います!!!

話は変わりますが、明日から金曜日までバギオでILOの会議があって、それに同行してきます!!
朝早いのでもう寝ます!!
次回はこの会議について更新します(^o^)