こんにちは。
早いもので、この研修も半分が過ぎました。
最後の1週間は、論文を仕上げたり家族と過ごす予定なので、実質あと3週間です。
こっちに来て、新しい経験をたくさんしてきましたが、最近は自分の将来などについて考えすぎて、少し滞り気味です。もちろん、今までも考えなかったわけではないんですが、フィリピンに来てより真剣かつ現実的に向き合っているように思います。
さて、先週の火曜日から金曜日まで、バギオという、フィリピンで最も寒い場所に行ってきました(といっても、気温20度くらいです、たぶん)。
数名のスタッフがバギオで行われるILOの会議に出席するので、それに同行させてもらう形で行きました。
行く前は、会議は英語で行われるから、きっと勉強になると思う、といわれていたのですが、いざ行ってみると参加者は私たち二人の日本人インターンを除き全員フィリピン人。会議はほとんどがタガログ語で行われました。
会議といっても、真剣にディスカッションしたりプレゼンしあう、というものではなく、どちらかというとワークショップみたいで、専門家の方の講義を聞いて、アクションプランをグループごとに考えて発表しよう!という感じでした。
この会議のテーマとしては、
Enhancing the capacity of Service Providers to facilitate the economic empowerment and reintegration of returned migrant workers
簡単に言うと海外で出稼ぎ労働をしてきたフィリピン人が、国に戻っても自立した生活を送れるためのシステム作りの強化を考えようというものです。
1日目は、弁護士の先生が来てくださり、出稼ぎ労働者に関する法律や、最近行われた法改正についてお話しされていたんですが、、、話されている内容自体が難しい上に、ほぼタガログ語なのでほとんど理解することができないまま終わり、すごくもどかしい思いをしました。
そして、法学部生なのにこんなこと言うのはあれですが、やはり自分の興味関心が法律とか労働とか、そういう分野にはない気がしてなりませんでした。もともとバティスには、JFCへの日本語教育と、翻訳の仕事に興味があってきたのに、その仕事がいま皆無に近いので、自分のしたかったことと実際にここで行えることのギャップが大きいことが否めません。
で、1日目が終わって一緒に来ていたスタッフに正直な感想を伝えたところ、それなら観光してきなさい、と言われ、結局観光しました!^^;
バギオは、マニラとは違って、とても涼しく過ごしやすい気候で、すごくいい場所でした。
フィリピンに来ることが決まってから、一度行ってみたいなあと思っていたので、会議には積極的に参加できませんでしたが、おいしいものもたくさん食べて、いい気分転換になりました♪
さて、次回は私が参加しているJWIの中で行っているH4TFというプロジェクトについて、最近少し動きがあったので書きたいと思います^^