中華史観、階級史観、侵略史観そして自虐史観満載へ。(平成31年1月28日~2月3日) | 清水隆司オフィシャルブログにようこそ

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社会問題を中心に問いかけていきます。
ブログのテーマは「日本の将来をを良くするためにはどうすればよいのか?」

ウイグル弾圧を伝える番組

 

 関西ローカル番組の「報道ランナー」という番組の、1月28日放送分で、「ウイグルからの留学生が伝える故郷への弾圧」というタイトルの特集が放映された。https://www.ktv.jp/runner/backnumber/20190128.html

 ウイグルの現状を伝える活動を、珍しくテレビメディアが伝えるとあって、録画をして、家族で視てみた。

 拘束されて、手足を縛られている状態を再現する男性、収容施設、そして、その留学生の家族が消息不明なことや、日本でのその惨状を伝える映像などが放映された。

 

 番組を見ていて、同化政策の話の時に、高1の娘が、「日本も韓国に同じことをした」と言い、さらに「塾でもそう教わった」と、珍しく、口を開いた。

 小学生、中学生、その間ずっと、平和教育や人権教育に力を入れられ、そして東京書籍版の教科書を使い、日本悪、自虐史観を植え付けられている影響なのだろうか。

 

 学校でも、塾でも、この歴史観を学び、おそらく高校入試もこうした歴史観でないと正答とならないので、点数が取れないためにそう教えるのか。

 娘にしても、日本に対する愛着よりも入学試験を目標に、点数を稼ぐために、正しいとか間違いとかではなく、ただ覚えるだけなのだろう。

 そこには、将来日本のためになんていう思いなど、全く湧き上がってこないだろう教育内容のようだ。

 

 私自身も、東京書籍で学んできた人間、払拭しきれていないのだろうと思う。娘の言葉にうまく返答することができないでいた。

 

 

今週の1冊

 

 以前から、育鵬社や自由社の教科書とそれ以外の教科書ではどれくらいの内容に差があるのか調べたいと思っていたのだが、なかなかできないでいた。

 昨年末に、伊勢雅臣氏著の「比較 中学歴史教科書 国際派日本人を育てるhttps://www.amazon.co.jp/%E6%AF%94%E8%BC%83%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E2%80%95%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B4%BE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%82%92%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B-%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E9%9B%85%E8%87%A3/dp/4585222251/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1549236515&sr=1-2&keywords=%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E9%9B%85%E8%87%A3」という本を購入していたのだが、まだ読んでいなかった。

 

 娘の言葉をきっかけに、その日からこの本を読んだ。

 ちょうど、教科書の比較の対象が、東京書籍と育鵬社の歴史教科書を比較する内容だった。

 

 東京書籍は、教科書選択率が全国で50%を超えた、所謂、中学歴史教科書のスタンダード。

 その内容については、娘の教科書を借りて読んだりしたのだが、少し内容がオカシイかなと思う程度で、単独で読んでいても、今一つピンとこなかったのだが、この本のように、記述を詳細に比較すると、東京書籍版の教科書が、いったいどこの国の教科書なのかが疑われる、はっきり言ってあまりにも酷いものだということが明確にわかりました。

 これが、中韓側から見れば、すばらしい内容の教科書なのだろうと思う。

 抜粋した比較ではありますが、重要な歴史の転換点などに焦点が当てられているため、これを学び続けていては、日本が嫌いになるのは目に見えてわかります。

 

 古くは「中華史観」、中世は「階級史観」、近世・近代は「侵略史観」。これでもかと子供たちに、有無も言わさず詰め込んでいけば、もう、日本のことは考えたくないとなるのも当たり前だと思います。

 

 実際、私も、日本のことよりも諸外国に目を向けることが多く、天皇のこと、日本人の精神性など、全く関心のない人間として、大人になり、日本のことを語るなんて全くなかったという経緯を経てきています。

 

 本当に、至急、歴史教育を取り戻さないと、日本人が日本人でなくなり、最後には、日本自体が抹消されてしまう可能性が大きいと思います。

 

 

メシが食える大人になる!

 

 29日早朝に「テレビ寺子屋」という番組で、高濱正伸さんという先生の話されている内容にピンときました。http://www.sut-tv.com/show/terakoya/backnumber/post_450/

 おそらく、関西地区では、放送が大きくずれて遅れて放送されているようですが、たまたま、視たときの内容が、社会で成功した人達に共通している経験が、「お母さんの存在」、「没頭」、そして「読書」だと話されていました。

 私自身も、情報の中から、この3点に関しては、人の成長にとって、最重要なものと捉えていましたので、一気に高濱さんに関心が湧き、書籍を調べました。

 そして、見つけたのがこの本、「メシが食える大人になる!よのなかルールブックhttps://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%81%8C%E9%A3%9F%E3%81%88%E3%82%8B%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%EF%BC%81-%E3%82%88%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E9%AB%98%E6%BF%B1-%E6%AD%A3%E4%BC%B8/dp/4284204351/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1549236589&sr=1-1&keywords=%E9%AB%98%E6%BF%B1%E6%AD%A3%E4%BC%B8」。

 メシが食える大人。タイトルが辛口。自分にも言い聞かせる意味もあり、即購入。

 

 小6の息子も間もなく中学生、そろそろ子ども臭さを脱しないといけないかと思うのですが、まだまだ、赤子のようです。私も大人になり切れていません。

 

 

今週の動画視聴

 

 今週は、イシキカイカクcom.の有料会員動画より2つ。

 

・イシキカイカク大学11月課外授業 高松芳光講師による「たくましく豊かに生き抜く子が育つ脳と言葉の使い方」

 創造性が働くには、言葉の力を借り、好奇心、自立心を持つ。

 やはり、ここでも好奇心と自立。

 人間力を高めるために、今、教育に必要なこと。

 しかし、今の日本の一方通行の授業では、決して育まれないだろうと、思います。

 

・伊藤均氏特別インタビュー 「戦争の終わりが見えていた!?その時軍部の人は何をしたのか?」

 陸軍中野学校出身の伊藤氏、昭和20年3月には、軍籍を抜かれていたという。

 軍部は、この時点で、戦争の結末がすでに分かっていた。そして、優秀な人材を生かすためにも、急ぎ軍籍を抜いたようだ。