先日、リサの音楽教室の発表会に行ってきた。

といっても、リサは5歳。

まともに演奏などできないので、歌と踊りで参加である。


発表会自体はエレクトーンのアンサンブルをコンセプトにしたもので

いろんな年齢、いろんなレベルの子供たちが次々に舞台に出てきては

集団でエレクトーンを演奏する。


この発表会を見ていて感じたのは

「エレクトーンは、基本的に、『見せる楽器』ではないな」ということ。

何しろ、演奏の間、舞台の上で演奏者にほとんど動きがなく

見ていて退屈なのだ。


もちろん、というか、だからこそ照明などを用いた舞台演出には

工夫を凝らしている努力は見られるのだが、

いかんせんメインの演奏が見た目に地味では、どうしようもない。


また、これは演奏者の技量によるものでもないと思う。

上級者になれば両手両足を使ってアクロバティックな演奏が可能になるのだろうが

それさえ本家の「ピアノ」に比べると大きく見劣りするのは否めない。


プロのピアニストが演奏するときの

あの演奏自体がドラマであるかのような迫力は、エレクトーンには望むべくもない。


その音の広がりの多様さからして

エレクトーンはやはり『聴かせる楽器』なのだと思う。

だとすると、このような発表会には

別のコンセプトが必要であるように思える。


それが何なのかは、にわかに思いつかないのだが。