夜になって待ち望んでいたニュースが入ってきた。
小惑星探査機「はやぶさ」の通信復旧がそれ。
燃料漏れに起因すると思われる姿勢の乱れで昨年12月上旬以降
地球との通信が途絶えていた「はやぶさ」だが
今年1月末に電波が地上局で捕捉され
その後の運用でかなりの状況把握と若干の姿勢制御が
行われた模様。
火星探査機「のぞみ」の「1ビット通信」のような状況から比べると
情報のやり取りという点では思った以上の展開といえる。
しかも、確率から言って通信回復は今年いっぱいから来年当初と
考えられていただけに、早い時期での通信復旧は
まだ「はやぶさ」にも「ツキ」のようなものが残っているのを感じる。
ただ、復旧後に取得されたデータからは
やはり「はやぶさ」の姿勢制御・推進系が重篤な状況に
陥っていることが推測されるとのこと。
川口プロジェクト・マネージャーも記者会見では
地球帰還の可能性を「常識的に考えると厳しい」と述べており
今後もリスキーな運用が予想される。
ともあれ、微力ながら「はやぶさ」の無事帰還を心から祈りたい。