今日は、ピアノを習い始めたときのことを書きます。

まず当然「独学するか」「どこかで習うか」を選ぶ必要がありました。

私の場合「特定の曲を弾けるようになりたい」というような

わかりやすい動機があるわけではなく、むしろピアノを弾けるようになったら

弾きたい曲は山ほどある、という感じだったので

独学で行き詰るよりは、基礎から学んだほうがいいだろう、と考えました。

(これも今から考えると甘すぎる考えだったのですが。)

次に、では「どこで習うか」という選択をしなければいけません。

習うとすれば「ヤマハとかの音楽教室」か「個人のピアノレッスン」。

しかし、後者についてはとにかく

「どこで誰がピアノ教室を開いていて評判はどうなのか」

といった情報がありませんし

またそのような情報をどうやって探したらよいのかも分かりませんでした。

(当時は1995年。インターネットとかもあまり普及していませんでした。)

というわけで、消去法で自宅からいちばん近いところにある

ヤマハの音楽教室に当たりをつけました。

次は、そのヤマハの教室に行って相談です。

ヤマハの教室に足を踏み入れるときは、さすがに緊張しました。

ヤマハの教室は、子供と母親、ピアノ講師(大部分は女性)の世界。

私にとっては全くの異世界でした。

入り口の扉を開けると、正面にカウンターがあって

受付と思われる担当の女性がいました。

意を決してカウンターに近づき

「あの、ピアノを習いたいのですが。」と切り出します。

すると、受付の方の答えは「子供さんですか?」

半分動揺しながらも、冷静さを装いなつつ「いえ、私です。」

10年たった今でも、この受け答えだけは、なぜか覚えています。

私の中で、よほどインパクトがあったのだと思います。

このあと、レッスンの頻度、曜日、時間などの希望を伝え

ヤマハさんの側で講師さんのスケジュール調整をした上で

後日連絡をいただくということで、その日は家に帰ったわけです。

次は、最初のレッスンのことなどをお話したいと思います。