娘のリサは最近、インタホンを鳴らすが好きだ。
ここ1ヶ月くらいで、やっとインタホンに手が届くようになったのだ。
外から帰ってきて、家のドアの前に立つたびにそれを押し
中から応答の声がするのを楽しみに待っている。
中から「はい。どちらさまでしょうか?」と声がすると
うれしそうに「リサです。帰ってきたよ。」と答えるのだ。
もちろん、そういうときには私が横にいるし、
当然、リサの横にいない妻は家の中にいるわけで
妻もインタホンを押したのがリサと分かっていて応答しているわけ。
リサにとっては「インタホンごっこ」を楽しんでいるのだと思う。
私は「こうやって操作原理が身についていくんだなあ」などと
思いながら、それにつき合わされている毎日である。