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大相撲秋場所千秋楽


2敗で並んだ朝青龍と琴欧州は

本割で互いに勝って2敗を守り優勝決定戦へ。

決定戦では朝青龍が琴欧州を下して6連覇を果たした。

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スポーツ観戦が好きです。自分はスポーツが苦手なくせに(笑)。

スポーツに惹かれる最大の理由は、その極限での心理的駆け引きです。

人間が戦う勝負だからこそ、そこにメンタルな側面が強く影響します。


横綱・朝青龍の強さは、肉体面もさることながら

精神的な部分が傑出していると思います。


彼は、プレッシャーがかかる状況で、それに負けて萎縮するのではなく

逆にそれをバネにして通常以上の力を発揮する傾向が顕著にあります。


彼に限らず、また競技の種目に限らず、トップクラスの選手には

そのような精神力を持った人がいます。


野球の世界で例えれば、

イチローなどがその代表格といえるかもしれません。

イチローが、重圧がかかる状況を「ゾクゾクする」と

表現しているのを聞くと、私などはうらやましくてたまりません。


というのも、私はピアノを習っているのですが

人前で演奏する「発表会」などでは

緊張してしまい思うような演奏ができないからです。


重圧に負けない精神力をどのように鍛えるのか。

これが私の悩みのひとつです。



話を相撲に戻しましょう。

千秋楽。ポイントは、やはり本割の「朝青龍-栃東」戦。


重圧のかかる状況で、ただ勝つだけではなく

目の前で見ている琴欧州に「思い知らせる」あの相撲。

この時点で、賜杯の行方は大きく朝青龍へと傾いていったと思います。


琴欧州は、先場所に比べて精神面での成長は見えたものの

優勝決定戦ではキャリアの差が如実に現れてしまいました。


来場所の興味は、7連覇の記録もさることながら

「大横綱」への道をひたすら驀進する朝青龍に

琴欧州をはじめとする他の力士がどこまで立ちふさがることができるか、

という点が一番でしょう。


つまりは来場所も朝青龍を中心に回る、ということで。