こないだのGWに瑞牆に行ってきました。
(えっ?こないだではない?)
その時に本当は霧(三段)をトライしようとしてたのですが、久しぶりの外岩で、久しぶりの生の岩を見たら、めちゃくちゃ岩が高っ!
となり、潔くトライするのをやめました。
去年若干緩んだネジは時が経ち、また固く締められたようです。
目標を瞬殺で失った私はある課題と再会しました。
皇帝岩にあるヴォック。
前にヤル気満々でトライしたら離陸するのがやっとで初手が100億光年先に感じ惨敗。
しかし、この日は違いました。
仲間のメンバーの方がキョンで初手取り成功。
その足位置を教えてもらいました。
そしたら!
取れた!!
そして、バラシにも成功!!
これは!
イケるー!!
からが長かった…。
バラせても繋げられない。
初手取ってからの足ブラが耐えられない…。
実質三手の課題。
しかし、その一手一手がめちゃくちゃ強度が高くて耐えられない…。
ワンムーブだけなら難なく出来ても繋げるとドンドン指が開いて耐えられない…。
あぁ、、弱い。
色々と弱い。
このままじゃ登れない。
という事で、ヴォック用の指トレ開始。
3本指の懸垂やら、ぶら下がりやら、強傾斜でのトレーニングやら何やらかんやらとヴォックの為に時間を費やす。
そして10月初め。
上が5月、下が10月の初手取りの後の足上げの図。
右腕をしっかりと曲げて耐えられるようになった。
足上げの位置も変えた。
この日、ようやく足ブラになる時の身体のポジションだったり、ポッケを持つ手ではなく、カチを持つ手の方の意識が大切だという事が分かった。
そして、初めて足ブラ後の足置きがしっくりと来た。
一番悩んでたパートがようやく解決した。
見えた。
完登が!
そして台風だったり天気が悪くて中々行けない日が続き運命の10/26。
前日大雨が降ったせいで岩の状態は悪いだろうと言うことで、瑞牆にはお昼過ぎに到着。
実際、岩の状態は宜しくない。
が、ヴォックは被っているのでスタートからガバの前までは濡れておらず状態は良い。
各パートの練習をした。
凄く良い。
一発でガバ取りも決まったし、寄せも出来る。
あぁ、、出来るー!!
と思ったら心臓がバクバク爆発💥
一人で緊張して足ブラパートで落ちる。
や、やべえ。
また負のループにハマりそう。
と、何がいけなかったのか動画で確認。
なるほど!
左足が壁を押していない!!
重心が右に行かなければ足ブラに耐えられないのだ。
と、耐えられない原因が分かり再トライ!
スタートからスムースにガバ取りの体制まで!
そして手を出す!
…。
落ちた…。
バカ…。
凄い悔しい。
めちゃくちゃに悔しい。
悔しくて涙が出た。
一旦落ち着こう。
テントに戻ろう。
そしてトイレに行こう。
そうそう、去年もトゥーモンクス登れた時はその前のトライでマントル落ちして一旦テントに戻ってトイレ休憩したんだ。
そうだ、トイレ休憩したら登れるのが私のルーティーンなのだ。(成功例は一回)
気持ちを落ち着かせた次のトライ。
登れました。
ガバ取った後は濡れていたけども、何せガバだから大丈夫でした^_^
2手目の寄せの時に足が外れて足ブラになった時は焦りましたが、その足が運良くガバ取りの時の足位置に置けたので結果ワンムーブ飛ばして省エネになりました。
(*本当は寄せの後、右足をスタート位置に置いて左足をその隣に置き換えるムーブだった。)
ガバ取った後に近くにいたクライマーさん達がマットを移動してくれるのが分かりました。
しかも動画撮ってるから被らないように…みたいな会話も聞こえてきて…(泣)
安心してトップアウト出来ました。
本当ありがとうございました!!
5月から登れるまでの間、この課題をトライしてる時、
指が細いからスタートが良く持てて良いですね。
体重軽いから良いですね。
身体が柔らかいからキョン出来て良いですね。
と、初めて会うクライマーさん達から言われました。
私、指そんなに細くないです。ボコボコです。
体重、毎日管理して増えないように気をつけてます。
身体、柔らかい方が絶対に良いと思うので毎日ストレッチして固かった身体が柔らかくなりました。
あぁ…もっと私が強くなれば、そんな事も言われないのだろうなぁー。
さて、次の目標課題に向けてまた頑張るぞ!