絵本の読み聞かせ | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

★子育てに自信のないお母さん応援日記★

保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

育児書を最近良く読むのですが、少し気になる内容を見つけました

それが、絵本の読み聞かせについて




その内容は、まとめると、こんな感じでした↓↓↓

絵本を読むときに、読んでいる部分を指でなぞりながら読んであげると、幼児期に自然に本が読めるようになるよ。




それをみて、最初は「ほうほう、確かにそうだろうなー」と思った私

1歳や2歳から始めるのが良いそうです。





・・・・・・・・とここまで書いといて、申し訳ありませんが。

私は、この方法、オススメしません笑




読んですぐは「いいかも!」と思ったわけですが、よくよく考えてみると、すごい違和感を感じてきました




私ね、絵本って、子どもが絵を見て、話を聞いて、想像を膨らませながら楽しむものだと思っています

想像の世界の中で、色んなイメージをすることで、絵本の世界に入り込みます

そして、そのイメージをする力というのが、将来考える力に繋がっていくと思います



だから、もし上記のように、本の文字部分を指差して本を読むと、子どもは「絵」ではなく「文字」に集中してしまうのです

すると、絵本の「良さ」が失われてしまうような気がしてならないのです



そこまでして、幼児期に文字を覚えることって大事でしょうか?




私は、4~5歳になると、自分から文字に興味を持ち始め、

「これ何て書いてるの?」

と自分から知りたがり、教えてもらうことで吸収していく子どもを何人も見てきました


というか、ほとんどの子がそうだったと思います




もし、そうやって自然に覚えられなかったとしても、今の日本の識字率ってほぼ100%ですよねきらきら!!

つまり、普通に生活していれば、誰でも自然に文字を覚えるのです心





だから、早くから文字を読めることよりも、絵本の世界にどっぷり浸かり、その空想の世界をしっかり楽しむことが大切だと思っています好



保育士さんも、集団の前で絵本を読む機会が多いですが、多くの保育士は、そういったことを意識して、読むスピード・絵本の角度・めくるスピード・声の強弱・持ち方など、色々と考えた上で絵本を読んでいるのです(´0ノ`*)






ただ、

私が以前に聞いたことのある言葉で、素敵だな~と思った言葉が

「子どもは、好きな絵本をよんでもらうより、好きな人に読んでもらいたいのだ」

という言葉です好



確かに、読むテクニックや本の内容はとっても大切ですが、それを大好きなお母さんに読んでもらうことは、何より大切なのですね心








とか言いながら、ここで少し、テクニックもご紹介すると・・・(笑)

絵本をめくるとき、そのページを読み終わってから一呼吸置くと、子どもが絵本の世界に入り込むのにちょうど良いそうですきらきら!!

なので、すぐにめくるのではなく、「一呼吸」。意識してみてください心