謙遜の良いところ、良くないところ | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

日本の文化の中で大切にされている「謙遜」。

外国に行ってみると、この謙遜のなさに笑えます。w


これ、昔から続く、素晴らしい日本の文化ですよね好



ただ。

謙遜ばっかりしてしまう、というのは少し考え物ですよね(><;)




子育ての中で言うと、

子どもと一緒にいるときに、他人からわが子を褒められた


そんなとき、謙遜ばっかりして

子どもの前で、否定してしまうことってないですか???




たとえば・・。

「あら、おたくの息子さん、ちゃんと片づけして偉いわね」

なんて言われたとき、子どもは心の中で嬉しい気持ちになりますよね


それなのに、ママが

「いえいえ、家では全然なんですよ。家でもやって欲しいんですけどねー」


なんて謙遜してしまい、子どもが悲しい気持ちになったりする。



こんなことって、よくありますよね



子どもがまだ言葉を理解できない年齢ならまだ傷つくことはないでしょうが、幼児さんにもなると親同士の会話も理解していますよね



これが毎回で、他人の前でいつも否定されていると、子どもは「自分はダメなんだな」と感じてしまいます。



このお母さんに多いのは、とてもしっかり子育てされていて、家ではいっぱい子どもを褒めて育ててあげている方です


しっかりされているので、謙遜する習慣が付いてしまっているのですよね



これは、とっても残念だなぁと感じてしまいます

せっかく素敵な子育てをされているのに・・・

他人の前で否定する習慣が付いてしまっているからです



「謙遜する」という素敵な文化。

それは、大切にしながらも、他人の前でも我が子を褒めてあげるということも、大切にしてあげてくださいね