離れていても。#11です!
昨日載せたのに消えてました🥺🥺
あと3話ぐらいで終わります!
今日あと1話夜に載せます!
今から教習行ってきます!
それではどうぞ!
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由依side
家に着き、手洗いうがいを済ませ、買ってきたものをキッチンに持っていく。エプロンをして長い髪をゴムで1つにまとめると隣からすごい視線を感じる。
由 「理佐?どうしたの?」
理 「か、か、可愛すぎる。/////」
そう言うとポケットからスマホを取りだし私をパシャパシャと撮りはじめた。
由 「ねえ、恥ずかしいからやめて/////」
理 「いいじゃん、他の人には見せないし!」
由 「やだ〜!あとで消してよ!」
理 「消さないよ〜!ロック画面にするから☺️」
由 「じゃあ私も理佐をロック画面にするから撮る〜!」
そう言って私もポケットからスマホを撮り出し理佐をたくさん撮る。まあ元々ロック画面は写真集の時の理佐なんだけどね。(笑)
理 「もうやめて〜!」
由 「理佐もやめてよ〜!」
由・理 「あはははは!!」
ずっと追いかけっこしてたらお互いバテてソファーに倒れ込んだ。
理 「こんなに走り回ったのいつぶりだろ。」
由 「私も。(笑)」
理 「てか、由依今ロック画面何にしてるの?」
由 「私は写真集の理佐だよ〜」
理 「え!いつから?」
由 「ん〜。写真集が発売されてからずっとだから2年ぐらい?」
理 「え、可愛い。」
由 「そういう理佐は?」
理 「秘密。」
由 「え〜!見せてよ〜!」
理 「嫌だ。」
由 「なんでそんな見せてくれないの。」
理 「絶対怒るもん。」
由 「怒らないから見せて。」
理 「ほんとに?」
由 「ほんとに。」
すると理佐は自分のスマホを私に見せてきた。
そこには楽屋の机でうつ伏せになって寝ている私が写っていた。
これは確か理佐の専属マネージャーになりたての頃で、理佐が来るまで時間があったから寝ていた時の。でもなんでこんな写真持ってるんだろう。
由 「なんでこんな写真持ってるの?」
理 「この日たまたま朝早く目が覚めてすることがなかったら楽屋に行ったら由依が寝ててつい写真撮ってた。」
由 「え!全然気づかなかった!もしかしてその日からずっとロック画面にしてるの?」
理 「うん。」
この時はまだ挨拶しても冷たい返事を返されていた。だけど実際はもう心を開いてくれていたんだと思うと自然に涙が零れてきた。
由 「グスッ」
理 「え!え!由依?ごめん!どした!?」
由 「違うの、、グスッ、理佐がこんなに早く私を受け入れてくれてたんだなって、、思ってグスッ」
理 「んー、私もそれはびっくりしてる。でもなんか、由依は守ってあげたいって思ったんだよね。」
もしかしたら過去のことを聞くチャンスは今なのかもしれない。そう思い、私は思い切って聞くことにした。
由 「理佐ってさ、過去になんかあった?」
理佐side
由 「理佐ってさ、過去になんかあった?」
理 「あー、マネージャーさんから聞いた?」
由 「うん。ごめんね、勝手に聞いちゃって。」
理 「ううん。大丈夫だよ。」
あー、やっぱマネージャーさんから聞いたのか。いつかは言われると思っていた。しかし急だったため心の準備が出来ていなかったが由依にはいつかは話そうと思っていたからこのタイミングで言おうと思った。
由 「無理して話さなくていいからね。」
理 「いや、私もいつかは話そうと思ってたんだ。」
そして、過去のことを全て話した。ねるという新米マネージャーに出会い、専属マネージャーになったこと。毎日私を支えて疲れているねるの上からライトが落ちてきた事に気づいていたのに助けてあげられなかったこと。
すべて話し終わったあと、由依の目から涙が零れていた。
理 「なんで由依が泣いてるの?」
由 「だって、グスッ そんな辛い過去があったのに理佐は私を受け入れてくれた。グスッ 」
理 「それは私でもびっくりしてる。でも由依が楽屋で顔を伏せて寝ているのを見た時にこのままじゃダメだって思ったんだ。これを教えてくれたのは由依なんだよ。ほんとにありがとう。」
由 「こちらこそ受け入れてくれてありがとう。明日が櫻坂会社に行く前の最後のお仕事だけど帰ってきたらもっと理佐を支えれる人になるから!」
理 「ありがとう。でも無理しちゃだめだよ。」
由 「うん!」
続
読んでくれてありがとうございました!