こんにちは!
 
鍼灸マッサージ師、
パーソナルトレーナー、
バスケットボールチームトレーナー
として活動している古屋理紗です。
 
 
 
今回は前回に引き続き
R-body academyの
 
R-Conditioning coach
受講の様子をお伝えします!
 
 
前回のブログはこちら
 
 
 
 
私が受講する中で一番
今後の指導に生かしていきたいと思ったのが、
エクササイズの修正方法です!
 
 
動作が上手く出来ない原因を
4つの原因から考えて、
運動で改善するかを判断していきます。
 
 
エクササイズ中にエラーが出た場合
○○筋が硬いのかな?
○○関節の動きが悪いのかな?
 
と考えがちですが、
原因の2〜3割でしかないそうです。
 
 
動作が正しく行われない原因の7〜8割は
Emotion(エモーション)
=正しい動作が分からない
 
Motor control(モーターコントロール)
=その動作のやり方が分からない
 
このどちらかが圧倒的に多いそうです。
 
 
 
まずは動作修正の順序として
 
言葉で伝えたり動作を見せて
    本人で動作を改善できるか?
 
→これだけで動作が改善されれば
    Emotionが原因ということになります
 
 
 
②言葉や動作を見せても
    自力での修正が難しい場合、
 
    環境のコントロールを駆使して
    自分では調整出来なかった
    動作を修正していきます
 
→これで動作が改善されれば
    Motor controlが原因ということになります
 
 
(病院の検査で異常がないけど痛みがある、
 ケガをしていないのに動きが悪い、
 これらの原因は上の2つになるので
 正しい運動で解決するということになります!)
 
 
 
環境のコントロールには5つの方法があり
①リバース・パター二ング
 
②リアクティブ・ニューロマスラー・
    トレーニング
 
③コンセンシャス・ローディング
 
④レジステッド・エクササイズ
 
⑤空間の制約
 
 
言葉だけではなかなか分かりづらいですが、
これらのテクニックを使って
動作修正を行っていきます。
 
(是非受講して実践して欲しい内容です!)
 
 
手で身体の位置や動きを誘導する
ガイドはほとんど動作修正には
効果がないとのこと、、
(やりがちですよね💦)
 
 
 
これらを駆使しても
動作修正されない時にはじめて
 
筋や筋膜の硬さ
=フォース・クロージャー(力や動きを生み出すもの)
 
骨・関節・靭帯の構造的な問題
=フォーム・クロージャー(身体を形成するもの)
 
これらが原因と考えます。
 
 
 
筋や筋膜の硬さを取り除くために
ストレッチや筋膜リリース、
マッサージなどで
 
硬くなっている・縮んでいる筋肉を
ほぐしたり伸ばした後に
動作が改善すれば
 
筋肉や筋膜などの軟部組織の問題で
動作が妨げられていたことが分かります。
(セルフケアでも改善出来る範囲ですね)
 
 
 
そして運動指導者として介入が難しいのが
骨・関節・靭帯の構造的な問題です。
 
こちらは構造的に
骨格の変形などが起きている状態なので、
医療機関での治療が必要となります。
 
 
こうなると我々トレーナーや運動指導者が
改善することは難しくなります。
(私は鍼灸マッサージ師の医療資格を持っていますが、
 骨折・脱臼部位に関しては法律で医師の指示のもとで
 のみ治療が行えることになっています)
 
 
この部分に関しては医療従事者に任せて
連携出来るのがいいですよね!
 
 
私も山梨QBでは提携病院があるので
骨・関節・靭帯などの
構造的な問題が疑われる場合は、
整形外科で診断してもらった後に
リハビリや治療を行なっています。
 
その他のチームでも
しっかり整形外科に行ってもらっています!
 
 
 
こうして1つのエクササイズ指導の
エラー修正を通して、
 
①正しい動作が分からないだけなのか?
   =Emotion
      (言葉や動作を見せて修正可能)
 
                      ⬇︎                      
②動作のやり方が分からないのか?
   =Motor control
      (環境のコントロールで修正可能)
 
                      ⬇︎
③筋や筋膜などの軟部組織の硬さが問題か?
   =フォース・クロージャー
    (筋をほぐしたり伸ばして動きの制限因子を除去)
 
                      ⬇︎
④骨・関節・靭帯などの構造的な問題か?
   =フォーム・クロージャー
(骨格の構造的な問題なので医療従事者による治療が必要)
 
 
ここがハッキリすると
自分がどこまで介入可能なのかが
分かりますね!
 
 
私の場合は運動指導に加えて
鍼やマッサージなどによる施術も行えるので
①②に加えて③まで介入出来そうです。
 
 
また③が原因の場合、
医療資格を持っていなくても
 
クライアントに対して
マッサージなどの施術行為は行えませんが、
 
クライアント自身に
セルフケアを行なってもらうことによって
解決も出来そうです!
 
このセルフケアの指導が出来れば
運動指導者でも③まで介入出来そうですね!
 
 
 
骨・関節・靭帯などの
骨格の構造的な問題でない限り、
 
根本的な原因は
負担を掛ける姿勢や動作にあるのです。
 
 
それを改善するために
身体の主要な関節の
正しい関節運動を多面的に行う
 
これが根本的な解決になります。
 
 
 
 
今までもR-body のセミナー受講などで
感じていたことではありますが、
 
R-Conditioning coachを受講して
改めてR-body はなんて高度な運動指導を
しているのだろうと驚きました!
 
 
 
 
私もトレーナーとして活動して
運動指導を始めて3年
 
 
治療やリハビリで仕事をしていた
期間の方が長いので、
 
手技を使わずに改善しなければならない
トレーナーさんの思考力や技術は凄い!
 
 
そういったトレーナーや
ストレングスコーチの方と多数出会えたことは
私の中で本当に大きいです!
 
  
 
 
テクニックや方法論などのセミナーはあっても
なかなか運動指導の方法自体を学べる機会は
とても少ないのではないでしょうか。
 
 
そういう意味で
全ての運動指導者の方にオススメです!
 
 
受講料は少し高めですが、
何度でも無料で再受講が可能とのこと!
 
 
 
自分の運動指導を
他の方から評価される機会も
なかなかないと思うので、
 
自分の指導の癖や足りない部分の
気付きにもなると思います!
 
 
私は何度も
褒めていない、承認が足りないと
言われてしまいました💦 
 
 
受講を通して
そこに気付けたことも良かったです!
 
 
 
 
最後に講師の川田さんと
一緒に受講したメンバーと!
 
 
 
 
 
それでは、またー!
 
 
 
 
 
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