ダンジョン ペッツ Dungeon Petz - Part 2 -   [ボードゲーム] | risaのボードゲームレポート

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Risaファミリーがプレイしたゲームの紹介をかねたレポートです。

ダンジョン ペッツ  Dungeon Petz

- Part 2 -

                                           2~4人 13才~
                                           Vlaada Chvatil 作

先日公開した、『ダンジョン ペッツ - Part 1 -』 に続き、プレイレポート編が書き上がりましたので、公開します。
ルールについては、『どんなゲーム?』 編を ご覧下さい。


risaのブログ-ランタン プレイレポート


プレイ順 : 兄ちゃん(青)、パパ(緑)、ママ(赤)

≪第1ラウンド≫
risaのボードゲームレポート-DP_進捗ボード

セットアップ終了

risaのボードゲームレポート-DP_第1セットアップ


センターボードにはいくつかおいしいアイテムが並びました。

1つはアーティファクト。(写真:水色○)
 ペット捕獲によるケガや、ペットの突然変異を防いでくれる「インプアーマー」と、3枚のニーズカ
 ードを交換できる「クリスタルボール」。
 この2つは、かなり魅力的なアーティファクトです。

檻もかなり強力なものが並んでいます。
 上の檻は魔力3、真ん中の檻は激怒3まで耐えてくれるので、ペットがそこそこ大きくなってもこ
 のニーズについては、耐えてくれそうです。
 また、下の檻はバランスよく激怒1・魔力2に耐えてくれます。

さらに、唯一 肉食のペットのエサを1コ賄ってくれるアドオン。(写真:水色大きい□)
 草食のエサは、いくつかの檻では草が生えるので、それで賄うことができますが、肉食はどうし
 ても肉トークンを与えないといけません。しかもこの肉トークンは、2ラウンドの間に使わないと腐
 ってしまうのです。

が、数ある魅力的なアイテムとならんで重要なのがペット。

ゲームに勝利するためには、顧客のニーズにあったペットを飼育し、大きくして売らなければなりません。
このラウンドでは、中立インプが年少ペットの獲得スペースに陣取っているので(写真:水色小さい□)、ペットを獲得できるプレイヤーは2人まで。
もちろん、このラウンドでペットを獲得できなくても、次のラウンドで獲得すれば、最初の販売に間に合いますが、サイズが少し小さくなるので、獲得できる評判ポイントとゴールドが少なくなってしまいます。
risaのボードゲームレポート-DP_第3顧客ニーズ 始めてお客が訪れるのは第3ラウンドで、不気味な領主。
彼が求めるペットは様々な病気を持っているペット。
センターボードに並んだペットのうち、彼に気に入られそうなペットは、やはり同じ顔をしているゴースティでしょう・・・


ところで、このゲームはスタートプレイヤーだからといって、最初にプレイできるわけではありません。
どうしても欲しいモノを手に入れるには、インプとゴールドを使って誰よりも大きなグループをつくらなければならないのです。
そのかわり、第2、第3希望のモノをゲットすることが少し厳しくなってしまいます・・・。


さあ、どうしよう。
何度かプレイした感じでは、このおいしいアーティファクトを皆が最初に狙うのはほぼ確実。
特にパパは、こういうときには、誰も太刀打ちできないほど張り込むので、それに対抗するよりは、はなからあきらめて別のものを狙った方が良いものがゲットできそうです。

さあ、皆のグルーピングが終了しました。
皆が作ったグループサイズは次のとおりです。

  兄ちゃん 3・2・2・1
  パパ    5・3・1・1
  ママ    3・3・2・1・1

やはり、最初にプレイする権利を獲得したのは、サイズ5のグループを作ったパパ。
risaのボードゲームレポート-DP_ベイビーゴーレム
でもパパが取ったのは、なんとアーティファクトではなくペットでした。
しかもベビーゴーレム!

ベビーゴーレムが、要求してくるニーズは、黄色と赤ばかり。
なるほど、どちらのカードにも病気ニーズが出てくる確率が少なからずあります。
 ※右の写真を見てください。各色のカードに出てくるニーズの配分が示さ
risaのボードゲームレポート-DP_カード内訳
   れています。
今回の顧客が求めているのは様々な病気持ちのペットですが、同じ色の病気カードは1枚しか得点対象になりません。

さすがパパ、よく分かっていらっしゃる・・・。

さて、次に大きなグループはサイズ3ですが、3人ともこのサイズのグループを作っていたので、スタートプレイヤーの兄ちゃんから順番にプレイしていきます。

兄ちゃんが取ったのは、アーティファクト。
兄ちゃんも、アーティファクトはてっきりパパに取られると思っていたようで、「じゃぁ、遠慮なく・・・。」と言いながら持って行きました。

次はパパ。バランスの良い一番下の檻を取っていきました。

そうしてようやくママの番です。
ママは、檻とペット、どっちを先にしようか悩みましたが、ふと、二人が作ったグループを見てみると、二人とももうサイズ3のグループがありません。あと1つサイズ3のグループを持っているママは、連続してプレイすることができます。

やったね!

では、この2手番で、魔力3まで耐える檻(上の檻)と、顧客と同じ顔を持つゴースティをゲットすることにしましょう。


全員の配置が終了しました。

risaのボードゲームレポート-DP_第1配置

ママは、先ほどの檻とペットの他に、薬カードをゲットし、残りのグループは留守番です。
パパはさらに野菜トークンをゲットし、残りは同じく留守番。
兄ちゃんは、アドオン、お立ち台、お迎えと、全てのグループを配置しました。

ペットを獲得しなかった兄ちゃんは、留守番を無理やり作る必要がないのです。
それに対し、ペットを飼っているママとパパは、その世話をするインプを用意しておかないといけません。でないと、脱走やら病気やらいろいろ厄介事が起こってくるからです。


さあ、ペットが示す色のニーズカードを取って、ペットに割り当てなければなりません。

ベビーゴースティが示す色は紫2枚と黄色1枚。risaのボードゲームレポート-DP_第1ママ
紫は、半分の確率で「魔力」が出てくるので、この檻で十分対応できるだろうと思ったら、3枚のうち2枚が「激怒」でした。

これはいけません。
ママが、このペットに用意した檻は、「激怒」には全く無防備(赤の数字が0)なのです!

「激怒」による脱走を留守番インプで押さえつけることもできますが、まだ、数少ないインプをここで病院送りにするわけにはいきません。
幸運にも、ママは先ほどお薬カードをゲットしていたので、「激怒」カードを出す代わりにそれを使うことにしました。
「遊び」にはインプを1匹あてがって、なんとかペットのニーズに応えきることができました。

なかなかキビシイ滑り出しです。
risaのボードゲームレポート-DP_第1パパ

さて、バランスの良い檻をゲットしたパパはというと、余裕でペットのニーズをクリアです。

ペットのいない兄ちゃんは、「ヒマだぁ~。」の一言。


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≪第2ラウンド≫
risaのボードゲームレポート-DP_第2進捗

セットアップ終了

risaのボードゲームレポート-DP_第2セットアップ


中立インプが移動して、年少ペットがずらりと並んだ代わりに、アドオンが獲得できなくなりました。

ママの今回のいちおしはアーティファクト。
インプに一人で二人分の働きをさせることができる「月間優秀労働者」と、ペットのいる檻からでも最大2コの排泄物を取り除くことができる「長い柄のついたシャベル」。
この組み合わせはメチャメチャおいしい!

とは言いながら、今回開示された第3ラウンドの展覧会と第4ラウンドの顧客情報からすれば、フラッフィー(ピンクのクモ・・・だけど彼女はクモが大嫌いです。)は、何が何でも取らないといけないよね~。

それにこのコを取るなら、ほとんど食べないゴースティとちがってエサを確保しておかないといけないし、ペットを売ったときの得点を考えると、このラウンド中にお立ち台にもインプを派遣しておきたい!
さらに、「激怒」や「遊び」ニーズに対応できるお留守番インプも欲しい・・・

他の二人の狙いはどこだろう・・・

パパはこんどこそアーティファクトを狙ってくるかもしれない、あるいはペット・・・
パパの手持ちゴールドは2コで、前回より減ってしまっているものの、最も大きなグループのサイズを「3」もしくは「4」にしてくることでしょう。

兄ちゃんの方はというと、「アーティファクトが欲しいな~。」と思っていることでしょうが、彼はお立ち台に2匹もインプを残してきているので、グルーピングではかなり不利。
アーティファクトはあきらめて、数少ないインプを均等にばらしてグルーピングし、ペットの獲得を最優先にすることでしょう。
今回獲得できるペットは3匹いるので、それでも十分獲得できるはずです。

ということは、ママがパパに確実に勝つためには、サイズ5を作らないといけないわけですが、お立ち台、ペット、エサ そして 留守番役は必ず確保したいので、スタートプレイヤーのパパに対抗するのはやめたほうがよさそうです。

グルーピング 終了です。

  兄ちゃん 2・2・2・2
  パパ    4・2・1・1
  ママ    3・2・2・1・1

やっぱりトップはパパでした。

risaのボードゲームレポート-DP_第2配置

パパはさっそくペットを獲得しにいきました。あのフラッフィーです。

ではママは、遠慮なくアーティファクトを頂戴することにしましょう。その他、ママはペット、エサ、お立ち台を取ったうえに、お留守番インプも残すことができました。

兄ちゃんは、5番目にようやく順番がまわってきましたが、それでもドラゴ(赤いドラゴン)をゲットすることができ、そのための檻も手に入れることができました。


必要なニーズカードを山札からとって いよいよカードの割り当てです。

今回もなんとか上手く割り当てることができるでしょうか・・・。
ゴースティのいる檻は、魔力には鉄壁の守りを見せてくれますが、他が全く無防備なのですから心配が尽きません・・・

risaのボードゲームレポート-DP_第2ママ やっぱり今回も「激怒」ニーズが出てきました。
しかたありません、唯一の留守番インプに捕獲に行ってもらいましょう。
彼は、捕獲で大怪我をして、即刻入院となります!
一方、ゴースティは、今回、珍しくお腹が減ったらしく、ご飯を要求してきましたが、別のペット用に獲得しておいたエサをあげることができました。
残るは「遊び」です! もう、留守番役のインプはいません。しかたない、苦痛トークンをもらいましょう。

さて、もう1匹のペット ステアプラントですが、こちらの檻は、弱いながらも「激怒」「魔力」両方に対応しているので、排泄物が1コ増えただけでクリアできました。
先ほどゲットしたアーティファクト「長い柄のシャベル」があるので、あとで留守番インプに、この排泄物を掃除してもらいましょう。

パパも兄ちゃんも無事、カードの割り当てを終了です。

            パパ                       兄ちゃん
risaのボードゲームレポート-DP_第2パパ  risaのボードゲームレポート-DP_第2兄

risaのボードゲームレポート-DP_第2展覧会
いよいよ初の展示会です。

展示会に出展するペットは1匹。プラス要因は「エサ」、マイナス要因は「病気」です。

3人とも「エサ」カードを1枚ずつ割り当てていて、それぞれ「2点」ゲットです。
パパとママは病気カード0枚ですが、兄ちゃんは1枚割り当てていたので「-1点」。
さらにパパは、アクションエリア「展示会」を選択していたので、合計「4点」になります。

展示会結果と獲得した評判ポイントは次のとおりです。

       展示会得点 評判ポイント 
  パパ     4点      7P
  ママ     2点      4P
  兄ちゃん  1点      2P

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≪第3ラウンド≫
risaのボードゲームレポート-DP_第3進捗

さて、いよいよ販売が始まる第3ラウンドです。顧客ニーズにあったペットを育て上げることができたかどうか、ブリーダーとしての手腕が問われるときです!

risaのボードゲームレポート-DP_第3セットアップ

中立インプが移動して、またまた獲得できるペットの数が2匹になってしまいました。残り2匹の中立インプは「ミートショップ」と「病院」に陣取りました。

うん? 病院??(写真:青○)

ちょっと待て! 病院に陣取られては、入院中のインプを回収できないじゃないの!!

ウソ~~ このインプ、よっぽど重症? それともただの怠け者? それとも看護婦さんに恋しちゃったの?

しかたありません!
親戚をお迎えに行って、次のラウンドのインプの数を増やしておきましょう。

配置終了。

risaのボードゲームレポート-DP_第3配置

ママは、何よりもまず、「お迎え」にインプを派遣。(写真:青○)
でないといじわるパパが妨害してくるにきまってます!
あとは、ペットのエサを確保するだけにとどめ、留守番インプを2匹置いておくことにしました。

パパがまだ、お立ち台にのっていないので、妨害がてら、もう1匹インプを派遣しておくこともできたのですが、なんとな~くペットが暴れそうな予感がして、やめておきました。

risaのボードゲームレポート-DP_第3ママ 今回の展示会はすべてのペットが対象、プラス要因は「遊び」。しかも得点は2倍です。

ですからママは、ありったけの「遊び」カードをペット2匹に割り当てました。
計5枚。 マイナス要因の排泄物が2コありますが、かなりの高得点です。

が、「遊び」を割り当てたということは、留守番インプで相手をしてやらないといけません。
ステアプラントとゴースティ、2匹の「遊び」ニーズ各1枚ずつで1匹のインプが必要です。
が、そこはありがた~いアーティファクト「月間優秀賞」のおかげで、インプ1匹が2匹分の働きをしてくれるので、ペット2匹の「遊び」ニーズ各2枚ずつを、1匹のインプで対応することができました。
お花ちゃんの3枚目のニーズはかなえてあげることができず、苦痛トークン1コ追加になってしまいました。

兄ちゃんは、展示会に出展するのはあきらめたようで、1枚も「遊び」カードを出してきませんでした。

パパは、「遊び」ニーズが50%の確率で出てくる黄色のカードを示すペットが多いわりに、「遊び」カードは2枚しか割り当てていません。
出てこなかったのか、それとも第4ラウンドの顧客ニーズに対応するために、あえて手元に残しているのか・・・。

risaのボードゲームレポート-DP_第3パパ


 risaのボードゲームレポート-DP_第3兄
 
          パパ                      兄ちゃん

 <展示会結果発表>risaのボードゲームレポート-DP_第3展示
      展示会得点 評判ポイント 
  ママ    8点      7P
  パパ    2点      4P
  兄ちゃん 0点      0P

やったね! ママのダントツトップで、評判ポイント7Pゲットです。

続いて初めての「取引」です。
やっとゴースティを売ることができます。
risaのボードゲームレポート-DP_第3顧客ニーズ
今回、訪れたお客の好みは、「病気」と「激怒」のニーズカードを持つペット。
しかも「病気」に関しては、1色1枚しかカウントの対象にはなりませんが、3倍の価値があります。
これに対し、「エサ」のニーズカードと「苦痛」トークンはマイナスとしてカウントされます。

さて、このお客さん、ママ・パパ・兄ちゃんのペットに何点をつけてくるのでしょうか・・・。

      取引するペット   病気 激怒 エサ 苦痛 お客の採点
ママ    ゴースティ     1枚  1枚  0枚  1コ   3点
パパ   ベビーゴーレム   2枚  1枚 0枚  2コ   5点
兄ちゃん  ドラゴ       1枚  2枚 0枚  0コ   5点

みんな、お立ち台でペットを売ったので、お客がつけた点数の3倍の評判ポイントを獲得しました。

      今回獲得ポイント 評判ポイント累計   
 ママ      9P        20P
 パパ     15P        26P
 兄ちゃん  15P        17P  

いけない、パパとの点差が開いてきてしまいました。

≪第4ラウンド≫
risaのボードゲームレポート-DP_第4進捗

配置終了

risaのボードゲームレポート-DP_第4配置

中立インプが病院から移動してくれたので、やっと入院しているインプを引き上げることができました。(写真:水色○)
パパも、「お迎え」にグループを派遣して、いっきに3匹増加です。

が、ここでもまた問題発生。
中立インプが次に陣取ったのがお立ち台だったのです!(写真:青○)

ママもパパも先ほどの取引で、お立ち台のインプは0匹。
これではペットを闇市(倍率2)で売るしかありません。
兄ちゃんは、最初にインプ2匹をお立ち台に派遣していたので、まだ1匹残っています。

うわぁっ 失敗した!・・・by パパ。


今回の展示会は、マイナス要因がなく、プラス要因「魔力」だけ。ママの得意分野です。

結果、ママがトップの得点をとり、評判ポイント7Pゲット。
兄ちゃんは、展示会に出展できるペットはいなかったものの、アクションスペースにインプを派遣していたので、展示会得点はパパと同点。2人とも評判ポイント3Pをゲットです。(同点の場合、その相手人数分だけポイントが減るので、4Pが3Pとなります。)
risaのボードゲームレポート-DP_第4展示

そして取引。
risaのボードゲームレポート-DP_第4顧客ニーズ
今回、訪れたのは、どこかの領主のお嬢様。
遊び好きのペットがお好みのようです。
彼女の採点の基準は「遊び」と「エサ」。「遊び」は2倍の価値があります。
そしてマイナス要因は・・・「激怒」と「苦痛」。

結局、今回、ママは取引を行わないことにしました。
手持ちのペットがあまりお客の好みと合わなかったのが一番大きな理由ですが、今回開示された最終ラウンドの顧客を見て、最終ラウンドで「魔力」が2倍の価値になることがわかったからです。
このラウンドで、大きな魔力を持つまでに成長したステアプラントを、あまり好みでない顧客に、しかも闇市で販売するよりは、最終ラウンドにかけることにするのが、優秀なブリーダーの採るべき道です!

さて、パパと兄ちゃんが取引するペットは、この2匹。
パパはクモ嫌いのクモ、フラッフィー、兄ちゃんは自分をユニコーンだと信じているサイ、ユニです。

       パパ                    兄ちゃん
risaのボードゲームレポート-DP_第4パパ・フラッフィー  risaのボードゲームレポート-DP_第4兄・ユニ
取引結果
       遊び エサ 激怒 苦痛  採点  取引場所  評判ポイント
パパ    2枚  2枚  0枚  1コ    5点   闇市     10P
兄ちゃん  1枚  2枚  0枚  0コ    4点  お立ち台   12P

ラウンド終了時の評判ポイントの累計は、
 ママ    27P
  パパ    39P
  兄ちゃん 32P

ママは兄ちゃんに追い抜かれてドン尻です。パパとは12Pも引き離されてしまいました。
やっぱりペットを売らないと差が大きい・・・。

risaのボードゲームレポート


≪第5ラウンド≫
risaのボードゲームレポート-DP_第5進捗

配置終了

risaのボードゲームレポート-DP_第5配置

最終ラウンドの1つ前、取引できるペットを獲得できる最後のラウンドです。
また、現在お立ち台には誰のインプもいないので、このラウンドと次の最終ラウンドでのお立ち台の権利を獲得するために、厳しい読み合いが繰り広げられました。
結果、パパがお立ち台の権利を獲得し、ペットは、ママとパパが獲得しました。

展示会では、兄ちゃんがトップをとり、兄ちゃん・ママ・パパの順に 評判ポイント7・4・2P獲得。

取引ではパパとママだけがペットを売ってポイント獲得。このような結果となりました。

<取引結果>
     エサ 排泄物 激怒 病気 苦痛 採点  取引場所 評判ポイント
ママ   0枚  2枚   2枚  0枚  0コ  4点   闇市     8P
パパ  2枚  0枚   1枚  0コ  1コ  2点  お立ち台    6P

ラウンド終了時の評判ポイントの総計は、
 ママ    39P
 パパ    47P
 兄ちゃん  39P

兄ちゃんに追いつきました!

risaのボードゲームレポート

≪第6ラウンド≫

いよいよ最終ラウンドです。
risaのボードゲームレポート-DP_第6進捗
配置終了

risaのボードゲームレポート-DP_第6配置

ママは、ここで何よりも優先しなければならないのは、お立ち台です!
じゃないと、ペットを2匹売ることができなくなってしまうのです。
今までで作った中で最も大きいサイズ6のグループを作って権利を獲得しました。
最終ラウンド終了後、お立ち台にインプが残ってしまうと、最終得点計算で不利になるのですが、やむをえません。
手持ちの全ゴールド3コにインプ3匹を加えてグループを作りました。

展示会では、パパがトップ、兄ちゃんとママが同点で、評判ポイントは、7P・3P・3Pとなりました。

さていよいよ最後の取引です。

risaのボードゲームレポート-DP_第6ママ ママはこの時のために、ステアプラントを育て続けてきたのです。
おかげでこれ以上成長できないくらい大きくなってくれました。
このコは魔力中心の紫のニーズが多いので、魔力を好む角の生えた紳士、ワーロックとの取引に使います!

もう一匹の、跳ね回るのが大好きなクスリーは、内面の、遊び、怒り、魔法を大事にする、角の生えた淑女、ダンジョンミストレスとの取引に使いましょう。


角の生えた紳士との取引

       魔力 遊び 突然変異 苦痛  採点  取引場所  評判ポイント
ママ     3枚  2枚  0コ    1コ   7点   お立ち台   21P
パパ     3枚  1枚  1コ    0コ   6点   お立ち台   18P
兄ちゃん  1枚  2枚  0コ    0コ   4点    闇市      8P


角の生えた淑女との取引

     遊び 激怒 魔力 うんち 苦痛  採点  取引場所  評判ポイント
ママ   2枚  1枚  0コ  0コ   2コ   1点     闇市     2P
パパ   1枚  2枚  0コ  0コ   0コ   3点     闇市     6P
(マイナス要因の「うんち」は、ニーズカードの「うんち」をさしていて、排泄物トークンはマイナスとはなりません。)

やっぱりステアプラントは、今回のプレイで最高ポイントを獲得してくれました。
が、もう1匹のクスリーは、檻の配置を失敗したために苦痛トークンをもらってしまい、たった2Pしかとれませんでした。

さあ、最終得点計算です。

今まで培ってきた 『ペットビジネスでの慧眼』 と 『ペットディスプレイの評価』 を競うときです。

≪ペットビジネスでの慧眼についての評価≫
risaのボードゲームレポート-DP_ビジネスの慧眼

ここでは、兄ちゃんのアーティファクト好きが功を奏し、高得点をマーク。
それに対し、ママとパパは、巣穴に戻っていないインプが少なからずいたため、大きく減点。
兄ちゃんが2位のママと3点以上リードして評判ポイント7P獲得しました。

risaのボードゲームレポート-DP_ビジネス


≪ペットディスプレイの評価≫
risaのボードゲームレポート-DP_ペットショップ美観

やはり兄ちゃんが高得点をゲット。取引回数が少い分、2匹もペットが残っていたことや、檻やアドオンといった設備を充実させ、掃除もいきとどいていたことで、圧倒的リードでまたもや評判ポイント7P獲得です。
ママは、マイナス要因はなかったものの、ペットは全ていなくなり、設備も不十分。
パパは、ペットが1匹残ったものの、排泄物も沢山残ってしまい、ママよりもさらに低い点数になってしまいました。
risaのボードゲームレポート-DP_美観


Game Over。

<評判ポイント累計>

  パパ    82P
  ママ    73P
  兄ちゃん 64P

残念、パパに「9P」及びませんでした。

パパが全ての取引でペットを売ったのに対して、ママは1回、兄ちゃんは2回 売ることができませんでした。やっぱりこれが大きな敗因の1つなのでしょうね!

負けてはしまいましたが、ペットを育てるのはとても面白く、デザインも可愛らしいので、ぜひ、あね娘やちび娘が大きくなったら一緒にプレイしてみたいと思います。o(^-^)o

下の写真は、各顧客が買い求めたペットです。
いかがです? 結構、その人のイメージにあったペットを購入していると思いませんか?

risaのボードゲームレポート-DP_顧客とペット




エッセン新作のこの作品は『ダンジョン・ロード』の続編です。
risaのボードゲームレポート-DP_水遊び
独特の世界観、とても可愛らしいデザインが魅力的で、ボード上のイラストだけでなく、それぞれのキャラクターの個性も、とても細かく描かれています。
本文では詳しく書いていませんが、展示会にもそれぞれテーマがあったりします。

しかし、可愛らしいデザインとは裏腹に、ゲームそのものはとても重厚で、骨太の駆け引きが楽しめるヘビーな内容となっています。
ワーカープレイスメントに裏打ちされたバッティング、読み合いと駆け引き、プレイヤー間のインターアクションをとても楽しむことができました。

コンポーネンツもしっかりしていて、中でも各プレイヤーが持つ巣穴ボードはとてもよくできていると思います。
使いやすさだけでなく、わかりやすく示されたサマリー情報はとても重宝します。


risaのボードゲームレポート-DP_巣穴ボード