2人 9才~
Kris Burm
いわゆる五目並べです。
コマだけでなく リングも使うところが面白く、また、白と黒のモノトーンの配色がとてもおしゃれなゲームです。
プレイヤーは先攻、後攻を決め、先攻が白、後攻が黒ののリングをそれぞれ5個ずつ受け取ります。
先攻のプレイヤーから交互に、ボード上の交点の好きな位置にリングを置いていきます。
それぞれ 5個のリングを全て配置したら Game Start

プレイヤーは、ボード上の自分のリング どれか1つを選び、その中に 自分の色が見えるようにしてコマを置きます。
(コマは白と黒の両面になっています。)
その後、リングを好きな方向に、一直線に動かします。
この時、他のコマがあれば、飛び越えて、最初に空いている交点にリングを置きます。
他の リングは飛び越せません。
リングが飛び越えたコマはひっくり返します。
これを繰り返して、自分の色のコマが 直線上に5個並ぶのをめざします。
同じ色のコマが5個並んだら、コマをボードから取り除いて、その色のリングを1つ取り除いて、ボードの端にあるリング置き場に置きます。
最初に3つのリングを取り除いたプレイヤーの勝利です。
パパ



パパ

ママ

※ 写真の矢印は、リングの移動をあらわしています。

この時点で、パパ


パパ


※ リングは、リングを飛び越えて移動できないため。
さらにママ


でもこのリーチ、すぐにひっくり返されてしまうんですよね~(^O^) パパ

さあ、パパ



あらあら、パパ



パパ

パパ

(1方向は端までコマが並んでいて、もう1方向にはパパ

最後の1方向は、飛んできた方向と逆方向に戻ることになるので、せっかく 「白→黒」 にしたコマを 「黒→白」 にもどしてしまうことになります。
なので、このリングは、動けなくなってしまいました。
もちろん、パパ

それでも阻止しにきたのです。
ですが この後、2つもリングの動きを封じられて、ママ


ところで、リーチを妨害されたママ


パパ

が、ママ

リングを隣に移動させ(赤矢印)、別の場所(ピンクライン)にリーチをつくると同時に、そのうちの1コマを使って、あと1手でダブルリーチになるよう、白の3連を作りました(黄色ライン)。
さすがママ


どうだ、まいったか


パパ

そこから右斜下に移動させれば、ママ


もちろん、ママ


(赤矢印)

ここでパパ




ママ


他にも4連が2つもできちゃいました(黄色ライン)が、5連のコマを取り除かなければならないので、おじゃんです。o(;△;)o
う~ん ちょっと残念。
5連をボードから取り除き、リング(ピンク○)を1つ取り除きました。
しかし、ママ

これでリーチは確実です

5連のコマが取り除かれたので、パパ

このリングを右上に移動させれば、パパ


結果、パパ



しかし、パパ

でも、ママ

コマを取り除いて、リングをまたまた1つ取り除きました。(ピンク○)

パパ


ママ

パパ


でも、ママ


まだまだ、5連を作れるラインは残っています。

パパ

さらにパパ


ママ





5連になったコマとリング1つを取り除きます。(水色○)
ママ



ピンク○のついたコマを飛び越せば・・・

じゃ~ん

3つ目の5連完成です

ママ




パパ


ベルギー産のアブストラクト、ギプフシリーズの1つです。
このインシュが、ギプフプロジェクトの最後のゲームに位置づけられていたようですが、あとから、第2作のタムスクのリプレイスの位置づけで、ツァールが発売されています。
インシュは、このシリーズの特徴であるデザイン性の高さ、コンポーネンツの質感のすばらしさもさることながら、わりと早い段階から緊張感が持続する、とても面白いゲームだと思います。
シリーズのボックス写真はBGGから借用させていただきました。