病理結果が出る日。
術後翌々月の3日。退院して1ヶ月ちょっと。
この期間が人生で1番長くて辛かった気がする‥。
パパリンと2人で向かう。
いつかと同じ2人とも黙ったまま。
1時間くらい待ってよばれる。
「リルマミさんこんにちは。その後どうかな?」
「は、はい‥」
「じゃ先に内診してから今後の治療の話をしようか」
今、今後の治療っていったよね?!
やっぱり!!
言葉をいつも選んでくれるK先生が普通に出てしまうのならもう完敗だ‥。
内診台にあがるころ私はまたまな板の上の鯉‥。
治療って‥‥。
内診を終えるとやはりまだ出血しているという。
「もう少し安静にしてもらおうかな!」
で??
「結果から申し上げますとやはり子宮肉腫でした。
子宮肉腫の子宮内膜間肉腫、それの低悪性度内膜感肉腫、ステージIIBでした。」
「え‥‥‥」
色々な感情が込み上げてくる‥。
子宮内膜間肉腫?それのローグレード??
泣き出してしまいそうな‥予想していたよりよかったのではないか‥?
いやいややはり子宮肉腫といわれてしまった‥
希少ガンに違いないじゃない!?
「先生、私は‥」
口をついてしまっていた。
「私は下の子が小学校卒業するまで生きられるんですか??」
とてもビックリする内容に先生はいつも通り応えてくれる‥。
「ビックリするよね。怖いよね。
子宮肉腫って病気になってしまった方はただただ
怖いと思います。
ただ貴方の低悪性度内膜感肉腫っていうのは
進行がとてもゆっくりです。
5年とか10年とかでゆっくり進行します。
取り残した腫瘍をこれからどう抑えていけるかだと思います。
絶対大丈夫だよ!とはいえないですけど
娘さんが小学校を卒業できるまで安心してみられるように頑張っていきましょう!」
そー言われるともう何もいえない。
その通り。とてもよかった事なんだ。
「僕はね、初診通り平滑筋肉腫だと思った‥。
でも術中‥もしかしたら内膜感肉腫でもあるかもと思った!それであればいいな!とすごく思った。だから‥貴方がそうであればいいなと思って閉めました‥」
K先生の飾らない言葉が、すごく信用できて嬉しくて
私は子宮内膜であったといわれた自分にすごく安心した。
さぁコレから治療でしょ!