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先日、「娘が結婚するのでお相手が挨拶に来てる」とご近所さんからラインがありました
なぜ私にそんなライン?って思いますよね
理由を聞くと「りるこゆー夫婦にも結婚する人と会って欲しい(メインはうちの旦那かな)」と娘さんが言ってくれてるとの事
うちは娘がいないのとその子が可愛くて、その子が子供の頃から何かと夫婦でおせっかいしてしまってました(特にうちの旦那
)
面倒な近所のおっちゃんおばちゃんの相手にいつもなってもらってごめんねって思ってたけど、娘さんはうちの夫婦にも「結婚相手を会わせたい」と言ってくれるほどに思ってくれてたんです
なので旦那が仕事終わってからご近所に、少ないながらもご祝儀を持って伺わせてもらいました
会って「おめでとう」ってご祝儀袋を出したら、娘さん泣き出しちゃってうちの夫婦オロオロ
「来てくれただけで嬉しいから要らないです、受け取れないです」って、うちの夫婦が帰る直前まで受け取ろうとしてくれなかったのよ
でも私達が帰る時に、娘さんのお母さんが「お祝い事だからありがたくもらいなさい」と言ってくれてようやく受け取ってもらえました
お相手の方は緊張して覚悟の結婚の挨拶に来てるのに、近所の知らない夫婦にも挨拶しなきゃいけない状況になってる
そう思うとかわいそうだけどちょっと笑えちゃったりして
でも好青年で嫌な顔一つせず、それどころか「会えて嬉しい」みたいな事を言ってくれ、娘さんと出会った時の事やお仕事の事まで話してくれました
優しく真面目そうですごく良さそうな人と、私達夫婦の大好きなご近所の娘さんが結婚するなんて本当に良かった
そして『結婚の挨拶』という大切な場に呼んでくれたご近所さん夫婦にも感謝です
その日の私は痛みが強く寝込んでたんだけど、レスキューを服用して一番効きそうな時間帯を計算して行ったら、痛みは結構治ってくれてました
実はご近所で私ががんだと話してるのは2人だけなんですが、その1人がこの娘さんのお母さん
気を遣ってなのか、たまに会ってもあまり病気の話をしないしいつも忙しそうなので、一言二言話すだけだったんだけどその方が私も気が楽だったりしてたんです
だけど今回は久々に話し体調を気遣ってくれて「体調は大丈夫?」と聞いてくれ、帰る時には旦那さんが新品の膝掛け毛布を私にくれたんです
これがすごく暖かくて、重宝してるんですよ
こんな幸せを他人の私達夫婦にお裾分けしてくれたご近所家族の優しさに、もう一度書くけど感謝しかありません
旦那は家に帰ってからもずっと「良かった、良かった」「嬉しいなぁ」と何度も言って久々にニコニコ上機嫌でした
実は春にはうちの長男カップルとも食事会の予定があるんです
今から楽しみ過ぎるから頑張って体調を良くしないとね
食事会は私の体調次第という事もあるけど、会える時に会っておかないと次にいつ会えるか分からないもん
病気になってからでも嬉しい事って実は沢山あったりするんですよね
心が沈み過ぎて『無い!』思っても、少しでも落ち着いた時によーく見渡せばきっと見つかると思うんです
ずっと探してた物が見つかった、食事が美味しかった、誰かが笑顔で話しかけてくれた、テレビやネットの動画を見て笑えた
そんな小さな事も幸せで、それらがいっぱい集まってくれれば幸せだなぁって感じられて穏やかな時間を過ごせます
最初はがんになって辛くて、もう私には楽しい事を楽しいと感じられる事があまり無いと思ってました
もう私は病気が治らない、先の短い不幸な人間なんだと勝手に思い込んでた時もありました
でも『治らなくて命に関わる病気だから』と悲観にくれる事ばかりではないと、がんになってからでも実感する事が結構あるんですよね
病気だからこそ、少しの幸せや楽しさがすごく心に染み入る事だってあったりします
そういう気持ちになる事があるのはきっと私だけではありませんよね
沢山の人が大きな幸せ、小さな幸せを身に染みるほどに感じる事があるといいなぁ
ここでも幸せな出会いが沢山ありますし(感謝
)
なので
これからも皆さんにも私にも楽しく幸せな事が沢山あります様に
そして心穏やかに過ごせる日が沢山あります様に
といつも願ってます
余談になりますが、秋に植えた花咲く春を楽しみに待ってるれんげ草です
れんげ草の花って昔はよく故郷では田んぼに植えられてたのに、今住んでる所はあまり田んぼがないんですよね
たまに田んぼがあってもれんげ草が植えられてるのは見た事が無いので自分で育てる事にしました
上手く咲いてくれるといいなぁ