訪問していただき、ありがとうございます
今日のブログは、これから手術を控えてる方にはあまり読む事をおすすめしません
ただ私の場合はステージ4の炎症性乳がんで、前治療が効いてなかったという事もあっての今回の結果になってるという事を最初に書いておきます
今週、入院の荷物を持って病院へ行き、PCR検査・入院受付・院内薬局での説明を終えて病室に入院しました
看護師さんが来たので入院する書類にサインをして渡すと「先生の診察があるので診察室まで行ってください」と言われ、診察室前まで行くとすぐに名前を呼ばれたので診察室に入りました
中では看護師さんに上に着てる物を全部脱いで横になる様に言われ、看護師さんは胸の皮膚を寄せながら縫えるかどうかの確認
でもどうも様子がおかしい
そこに手術を担当してくれる先生が来て同じ様に皮膚を寄せる
「思ったよりも皮膚が硬くなり、腫瘍も大きくなり手術が難しいです 今のままだと手術しても良い結果にならないかも分からないので少し検討してみてくれませんか?」
もう片方の胸の腫瘍も想定外の大きさになってた様でどのみち「そちらは手術出来ません」と言われ、「もう一度診察室に呼ぶので診察室前で待っててください」と再度の診察になりました
もう一度呼ばれて診察室に入ると担当の先生と主治医の2人が待ってて驚く私
手術の担当医に「手術はやはり出来ません 最初に手術が決まった頃の(がんの)大きさなら出来たんだけど、年末からの10日ほどで急激に大きくなり過ぎてます」
「今、手術をすると腫瘍が取りきれなくて残る可能性の方が大きいし、傷がジュクジュクして中々治らないから次の治療が遅れるので逆に悪い結果になる」
など手術出来ない理由を色々言われました
主治医からは「ここまで急激に酷くなるとは想定外でした 本当に申し訳ありません」「EC療法が胸には最初から効いてなかった可能性があります」との言葉
(あんなに辛い副作用耐えたのになぁ でも肝臓には効いたから良かったんだよな)
私は「じゃあもし他の治療をして胸の腫瘍が小さくなったらまた手術という話も出てきますか?」と聞いたら、手術の担当医が「小さくなる事はもう無いので手術はありません」とキッパリ言い切りました
そして主治医が「改めて別の治療を早急に考えます」と言って手術は無しと決まりました
何よりも悲しかったのは「小さくなる事はもう無い」と言い切られた事
もうちょい違う言い方あったんじゃないの
傷つき過ぎてズタボロよ
ずっと私のためにキツい事を言ってくれてるんだと思う様にしてたけど、私にはどうしてもあの先生は合わなかった(最後に愚痴る嫌な私)
そのまま、また病棟の病室に戻り、看護師さんが来て退院の書類にサインして退院となりました
実は手術になると民間の保険が入るからと今回は個室をとってたんですよ
だから1時間も居なかった病室の代金1日分16,500円を払わなくてはいけなくなっちゃいました
次は何があっても個室はとらないわ
帰りの車の中で「小さくなる事はもう無い」と言われた事がショック過ぎるのと、手術したら楽になると思ってた胸が激痛過ぎるし全ての気持ちが疲れてしまって「もう治療やめようかなぁ」って思っちゃった
そう思ってたのを察したかの様に、運転してくれてた旦那が「治療辛いんやったらもう緩和ケアだけにするか?」と悲しそうに言うんです
ほんの2週間ほどだったはずの入院する前日も「明日からちょっとの間居ないんやなぁ」と寂しそうに呟いてた旦那
「私がこの世から居なくなったらこの人どうするんやろ?」ってぼーっと思いながらも何も返事できずに、私は無言で助手席に座ってました
帰ってからも食欲がなく、両胸共にズキズキするし血も滲出液も出てて落ち込みが酷くて、トラマールと睡眠薬を服用してすぐに寝ちゃった
それでも朝までには気持ちも少しずつ落ち着いてきて「私を必要としてる人がいる限りまだ頑張らないといけない」と思える様になってきたので、すぐに寝て正解だったのかも
私は元々の精神的な病もあり、時間が経つほどに不安が増して恐怖で全てを投げ出してしまう事もあるのですが、今回は旦那が居なければ間違いなく治療をやめる決断をしていました
全てに疲れて、全てから逃げたくて、一時はもうどうでもよくなってた
もう小さくならないと言われた腫瘍、見た目が酷い胸の激痛やこれから先の副作用、また何度か変わっていく治療の話、画像検査の結果発表、その内あるだろう余命の話など、もう耐えられない!もう全て終わりにしたい!という思いで頭がいっぱいでした
でもまだ私を必要としてくれてる人がいる事を思い出し、踏みとどまりました
それでもまだ何もする気力がなかったんですが、次の治療が決まったので気持ちを切り替えてまた仕切り直し、前向きに生きる事を頑張ります
なのでこれからもよろしくお願いします🙇♀️
それに、今までも乳がんステージ4と言われた時に「手術はこの先もありません」と言われたのに、その2年後に手術の話が出た事
肝機能障害になった時に「もう肝臓の数値が標準値まで下がる事はありません」と言われたのに標準値まで下がって、今も上がってない事
それを考えると、医師の言うマイナスな話が絶対そうなる訳じゃない‼️
体感した私は、そう考えながらこれからも治療していきたいと思います
長くなりましたので新しい治療については次のブログで書きますね
それでは
皆さんはどうか心穏やかにお過ごしください