訪問してくださり、ありがとうございます
精神状態はまだちょっと良くないですが、血圧は少し上がって来て吐き気も治りました
食欲は少し戻ってきたかなぁって感じで、胸の痛みはずっと続いてて横になると痛みが増します
今週は造影CT検査の結果を聞きに行ってきました
もう悪くなってる事は自分で確信があったので、不安と緊張で車の中でも旦那とあまり会話せず病院に到着
今回の診察中には「りるこゆーさんの顔がこわばっている」と主治医にまで言われました
血液検査の結果は、腫瘍マーカーが標準値内だし肝臓の数値も良かったんです
腫瘍マーカーはほんの少し上がってるけど、標準値内で低い方
あまり食べられてないのに総コレステロールは上がってる謎
だけど造影CTの画像ではやはり胸の腫瘍は増えてて所々に固まりを作り、画像消失していた肝臓の腫瘍もうっすらと復活していました
『画像消失したからといって、そこにがん細胞が一切無くなったとはいえない』という風な事を前に書いたのですが、自ら実感
画像に写らない数のがん細胞が残ってて、密かに増える機会を伺ってたんでしょうね
あーあ本当に私の腫瘍マーカーはあまり動かなくて信用出来ないわ
そういう訳でイブランスは7ヶ月、フェソロデックスは8ヶ月で終了
イブランスで何年も治療出来てる人を結構見るのになぁ
最近はずっと『いつも治療薬が効かなくなるのが早い事』で、先が不安過ぎる毎日でした
でも「肝臓の腫瘍が『前にあった場所に復活した』ので、『乳がんのタイプが変わった』という心配は無くなった」と主治医に言われました
(よく分からないけどそういうものなのですねぇ…)
だからわざわざ痛い思いをしてまで新たに生検はしなくても良くなったのですが、エンハーツを使う場合はもう一度HER2発生を調べないといけない
なので、最初にがんを見つけて生検した病院に「『私の腫瘍の組織(細胞と言ったかも?)』をもらいたい」という連絡をすでにしているとの事
取り寄せてから、今の病院で再度HER2発現を調べるみたいです
病院に生検した組織って何年も保存する義務や法律とかあるんでしょうかね
最後まで冷たい態度だったあの病院がちゃんと私の組織を維持してるのか不安があるんですが…
そこはお任せと信用するしかないとして、そのままだとエンハーツが出来るかどうか調べる間が無治療になってしまいます
だから「EC療法という治療もあって治療を続けていくとこれもしなきゃいけない時がきます、なのでこっちを先にしてもいいですがどうしますか?」とEC療法を提案されました
エピルビシンとシクロホスファミドの抗がん剤治療(よくブログで見た赤い抗がん剤だわ)
どうせ両方やる事になるなら早く出来る方がいいか…と、先にEC療法をやる事にしました
あまり効果は変わらないみたいな感じだし早く治療始めたいってのもあるし、どれをやっても副作用が出る時は出るもんね
という訳で、来週から心エコーして久々にケモ室での点滴治療になります
「術前術後にやるEC療法よりも少ない容量でやります」との事で「手術してる人よりも副作用がキツく出ないかも?」とは言われましたが、油断は出来ないのが抗がん剤だし一人一人副作用の出方が違うからねぇ…
「吐き気止めは沢山出します」「食事出来なければ、ゼリーとかでも大丈夫です」「熱が出るかもしれない」と言われたので、次は吐き気や頭痛との戦いになるのですかね
熱が出る場合はジーラスタも追加になるけど、初回は私の都合で様子見にしてもらいジーラスタをやらない事にしました
知ってる人も多いと思うけど、EC療法は心臓に負担がかかるので体内に入れる量が決まってます
私の場合、一回が少ない量でやるのでEC療法が出来るのは最大15回になるらしい
ただ、また脱毛するみたいでせっかく生えてきて「今年の夏はウィッグ無しで帽子だけでいけそう」って思ってたのに暑い夏になりそう
後は、あまりに胸の痛みが続くので「緩和の為の放射線治療をやってもらう事は出来ませんか?」と聞いたんです
そしたら「(私の場合は腫瘍の範囲が広いからと言ってた様な?)放射線では取りこぼしてしまうかもしれません」などといった話を色々話されて「放射線はお勧めではない」という事を言われました
それに「次の治療が効いたら胸の痛みも治ります」と言われて「それはそうだな🧐」と納得
でも「今回の治療で肝臓の腫瘍が消えて前と同じ状態になったら(イブランスを始めた時辺りの事です)手術も考えてます」とびっくりなお言葉をいただきました
だってがんセンターに通い始めた時に担当してくれた先生も、今の主治医もずっと「転移した場所が消えても完治は無いので手術する事はありません」「あまりに痛みが出る場合や生活に差し支えが出た場合には、緩和で放射線などはする事があるかもしれません」という風な事を言ってたんです
なので「手術はないだろうな」「薬の完全奏効を目指すしかないな」と思って諦めて手術は目指してなかったのだけど、新たな目標ができました
まさか、がんセンターで手術の可能性を言われる日が来るとは…
思いもよらなかったすごく嬉しい言葉で、まだ希望を持ってもいいのかなって嬉しくてちょっと泣きそうになっちゃった
今回は心配していた入院も無く、肝臓の腫瘍は復活してしまったけど小さく薄い影みたいな感じで想像より良かった
乳がんと診断される少し前の胸の痛さと同レベルだったから、きっと他の臓器か骨にも転移してると悪い方に思いこんでたよ
まだまだ生きたいので、(夏は嫌だけど)何度脱毛しようともEC療法を頑張りたいと思います
お願いだからもう一度、肝臓の腫瘍消えてーー
今回の手術の可能性の話は、私の炎症性乳がんの痛みの事を思っての事なのかな?
そういや乳がんオリゴメタ手術の日本での治験結果が今年出ると言われてるけど、どうなったのかなぁ
もしかしてすでに何か分かってるのか?
もうすぐ米国臨床腫瘍学会の開くASCO23(世界最大のがん学会)があるけど、そこで何か発表があるのかしら
期間は『2023年06月02日(金) ~ 2023年06月06日(火)』
ちなみに日本乳癌学会学術総会は2023年6月29日(木)〜7月1日(土)です
沢山の人にとって希望ある良い治療法や研究結果が出て来るといいですね
今回は痛み止めが頓服でもらってたロキソニンから、1日に4回服用のトラマールに変更になりました
「痛みが出るとどうしても気持ちが辛くなってしまうから」と主治医からの配慮で、朝昼晩と寝る前に服用
今はおかげで少し痛みが治ってます
このまま、痛みが治ってて欲しい
大きな地震が色んな所で発生していますね
これ以上に大きな地震がどこにも来ません様に
私も皆さんもずーっと穏やかな日々がおくれるといいですね
※5/28訂正
今年発表されるのは『ステージ4乳がんで原発巣を切除するかどうか』の日本での臨床試験だそうです
そしてオリゴ転移は臨床試験の準備中だとコメントで『銀座みやこクリニックさん』から教えていただきました
ありがとうございます