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また残して逝くの?自死遺族になるのはこれで2回目

2014年12月 たった一人の妹を自殺で失った。

7年前、母親を自殺で亡くし、2人ぼっちになった。
どんなに辛く負けそうになっても妹がいたから乗り越えられた。
妹はわたしにとって最愛の…たった1人の家族。
妹であり友であり、わたしの愛しい子でもあった。

身元確認を終え、待合室に戻った。


そこからは妹の残像が頭に入らない程の慌ただしさだった。


色んな葬儀屋に片っ端から問合せた。
急な事と低予算な為、なかなか条件に合う葬儀屋が見つからず。



葬儀に関して調べると家族葬というのがあり、希望に近い形だった。



的を絞り、手分けして何軒かの葬儀屋に電話をするが、それでも高かった。


どんなに安く見積もっても三十数万弱…。


時間だけが進み、今日中は無理かと諦めかけた時、叔母がふと思い出したかのように
「母親(叔母からすると実妹)の時にお世話になった葬儀屋は良心的だったわ」と希望の言葉を言った。



ただ、名前を覚えていなかったので
「場所は何となく覚えてるから車で直接、行って来るわ」と言い、叔母夫婦はすぐさま葬儀屋に向かった。



その間、私たちはネットでその葬儀屋を探した。
何となく場所を覚えており、探し当てることができた。



刑事さんに葬儀屋に行って、見積もり次第で契約して来る事を伝え、叔母たちの後を追うようにして向かった。




葬儀屋の前で叔母夫婦と合流し、葬儀屋にスタッフが不在だったので電話を掛けてみる。



別の葬儀場にいると聞き、移動をした。



着いた先は、母が亡くなった時にお世話になった場所だった。



事情を予め説明していた事もあって、スタッフさんが希望に沿う形で見積もり書を作成してくれた。



何軒も問合せた葬儀屋の中で一番安かった。
即座に契約を交わした。



契約が済んだ後、スタッフさんが警察署から遺体をこちらに移動してくれる事になり、
その間、通夜で使われる和室に通された。


今日中に警察署から遺体を移動できると思ったら、どっと疲れが出た。




目まぐるしく動き回った体を休ませる。



一服いれた所で叔母達から大事な話をされた。


「母親の時は葬儀費用をこっちが持てたが、今は状況が変わって、私たちはしてあげる事が出来ないのが現状。」と今の自分たちの生活事情を話してくれた。


定年を迎えて日給何千円で働いてると…。



そんな事を聞かなくても叔母夫婦に頼ろうとは毛頭に思っていなかったし、私の妹の事は自身でするつもりだった。



それに、急な出来事なのに駆けつけてくれ、葬儀屋探しまでしてくれた事に感謝している。



私一人だったらと考えると、ここまでは出来なかったと思う。