698日目『NHK入ってますか?』 | 夏陽りんこオフィシャルブログ「NATSU BIBIBI」Powered by Ameba

こんにちは。


昨日1日いろんなこと起こって死んでました。
本当に死ななくてよかったな。
相談できる、何でも言える存在がいてくれて良かったと心底思った。
泥のような感覚で、死んでいく心を蘇らせてくれました、ありがとう。
わたしに友達は少ないけど、そうやって気持ちをいえる人がいたら、もうそれで充分すぎるほどな気もしたよ。生きててよかった。
だから、なんにも更新できなくてごめんね。
今日からまたがんばるけど、偽ることにも疲れたのでありのままで行こうと思います。よろぴく。



そして、まず2/7に舞台『NHK入ってますか?』が無事終演いたしました。
ご来場頂いた皆様、ボードで応援してくださった皆様、いいねやRTで協力してくださった皆様本当に本当にありがとうございました。

緊急事態宣言下で、人が集まる公演をやることは、正直不安しかありませんでした。
降板した方がいいのかな、まで考えました。
毎日自問自答の日々で、稽古日数も少ない中、お金を払ってもらう意味を考え続ける毎日でした。
でも、やるしかないし、この公演に向けて、キャストをはじめ、演出家やその他スタッフさん、劇場さんなど関わる全てが、公演をやることに尽力しているなら、わたしもとにかく来た人に満足してもらうことだけを考えて気を引き締めようと思いました。


203号室は、他のチームと違って、とても、シリアスといいますか、現実的なチームだったかと思います。
稽古場でみんなで写真を撮ったことなかったね笑
チームの題材が重いので、全体的に話のチームバランスをみたとき大丈夫なのかなぁ、と。
コロコロ変わる場面転換の中、貫かなきゃいけないシーンごとのポジションがお客様に伝わるのかなとか、このシーン、キャラクターがある意味とか、まぁまた考えすぎてました(悪い癖)

その上、とんでもない人見知りを今回こじらせてしまい、まぁーーーしゃべらなかったですね。みんなごめんよ。

名無しさんが、いまだにあれで正解だったんだろうか、彼女の想いを昇華できていただろうか。
キャラクターの上辺だけの構築は簡単で、そうなってしまった過程が必ずあるわけだから、それを後半で見せたかったのですが、とんでもなく難しかったですね。
最後の大きい203のシーンの直前まで毎日台本読んでました。
でもわたしが自信をもたなきゃ説得力もあったもんじゃないですので、必死に生きてました。
わたしならあそこであんなに自分を吐露できないかもなー諦めてでていっちゃうかも笑

裏話としましては、3公演終わったぐらいに、演出の高橋さんから、最後の名無しのシーンを印象的にしたいから、センターで座り込むことは可能かと言われて、『名無し的に、弱みはあるものの、弱くは見られたくないから、もしかしたら座り込むことはできないかもしれない』と言ったら、『なるほど』と言われたんですが、演出家が期待してくれてることも再現したくて、私の中の名無しさんには少しプライドを折ってもらい、急遽ですが、少しわたしのセリフを一言二言変えて、ぶっつけ本番でやらせて頂きました(もちろん絡みのシーンで出てるキャストには了承得てます)
なので連日通った方はわかった人もいたかもしれないですね。
元々あんなに泣きに入るようには作ってなかったですが、高橋さんの提案で私自身こういうアプローチもあったな、と感じました。感謝。


まぁそれほど名無しさんは何事にも一生懸命で曲がったことが嫌いで、貫きたい『なにか』があったんだと思います。
彼女の先の人生で、幸せなことがありますように。
生きることは死ぬことよりもしんどいけど、死なないでね。

まーそんなかんじ。
でも他のシーン大好きで、わたしタックンとお母さんの茶番シーン本当に本当に大好きで楽屋で毎回かぶりつくようにモニターでみてました。
あと、ケーブルを勢いよくバシバシしてるのも大好きで、やりたかったな笑
ふざけたかったですね笑
あとくろさわちゃんのキレ方めちゃくちゃ好きでした。


キャストみんなはとても親切で真面目な方達でした。わたしがあんまり自分から話さなかったので全然話せなかった人もいますが、みんな、本当に良い人でした。ありがとう。


また共演できるかはわからないけど、いつかまたお会いできますように。




ではでは。



ここまで読んでくれてありがとう。





203号室だいすきよ。




関わった全ての方に感謝をこめて。







『じゃあ、この人が死ぬ理由どうしましょうか?』


名無し役 夏陽りんこ