颯「まったく、本当に自由な奴だ、あの管理人・・・」
広い部屋で一人、颯は呟いて居た。
つい先刻、その部屋も自分のものになったのでダンボールに詰められた数少ない自分の荷物と家具の整理をしながら、瑞樹との会話に思いを馳せていた。
先程、颯の歓迎会をしようと提案した瑞樹は、
「じゃあハヤちゃん、何か料理でも作っといて♪
俺とるきるきでお酒持ってくからさ、」
といい、話は一段落したのである。
颯「(別に料理を作るのは全然いい、むしろ得意なくらいだ。
けど俺未成年だっていってんのに…
しかもるき…るきだっけ?そいつも俺と同い年ならまだ未成年なんだろ?
そいつも平気で酒飲むのか?
…はぁ)」
(こんな颯が数カ月後には平気で酒を飲んでるとは今の颯では想像もつかないのだった)
その後空っぽの冷蔵庫に食材と、消耗品を足すため近くのデパートへ向かった。
東京とはいえ、デパートは特に変わった様子はない。
颯「(夕飯は…手巻きずしでいいか。今からでも楽だ。
じゃあ刺身も買ってかなきゃな…)」
********************
颯「はぁ…(買いすぎた;;)」
多すぎる荷物に少し後悔をしながら颯は帰路へとついた。
消耗品と食品を一気に買ったため、荷物が極端に多くなってしまった。
このままでは前が見えなくなったり転んだりするのも時間の問題に見える。
颯「…早めに自転車買わなくちゃな」
琉「おー、重そうな荷物だなー。
少し手伝ってやるよ、」
そうやって声を掛けてきたのは金髪の青年である。
いきなり赤の他人が話しかけてきたのもあって、颯は驚いた。
颯「…いえ、別に大丈夫です」
琉「きーにすんなって!で、何処まで運べばいい?」
颯の左手の荷物をひったくるように取り、一緒に歩き始めた。
相手の好意に甘えることにした颯は、自分が引っ越したばかりのマンションの名前を答えた。
琉「へっ?!お前そこに住むの!?
なんだ、おんなじマンション!」
颯「…そうなのか。」
琉「いやー、ちょっと用事で外に出ててさ。
帰ろうとしたら男が荷物持ってフラフラしててさ。
女の子じゃないから助けようか迷ったけど、あまりに重そうだったからさ」
不謹慎だな、と若干思ったが、俺なんか色んな男に嫌われるからさー
という男の一言に颯は仕方なく納得することにした。
颯「そういえば名前何?
同い年…ぽいしさ。」
琉「俺は東月琉希!今19。お前は?ホントに同い年か?」
颯「日向颯、19…よろしく」
琉「おう!仲良くしような!
俺より後に来たから、颯のが後輩な!」
あぁ、るきるきってこいつの事か
と色んな事思いながらも、まぁ悪い奴ではないな、と考えを改めて同じマンションへ向かった。
広い部屋で一人、颯は呟いて居た。
つい先刻、その部屋も自分のものになったのでダンボールに詰められた数少ない自分の荷物と家具の整理をしながら、瑞樹との会話に思いを馳せていた。
先程、颯の歓迎会をしようと提案した瑞樹は、
「じゃあハヤちゃん、何か料理でも作っといて♪
俺とるきるきでお酒持ってくからさ、」
といい、話は一段落したのである。
颯「(別に料理を作るのは全然いい、むしろ得意なくらいだ。
けど俺未成年だっていってんのに…
しかもるき…るきだっけ?そいつも俺と同い年ならまだ未成年なんだろ?
そいつも平気で酒飲むのか?
…はぁ)」
(こんな颯が数カ月後には平気で酒を飲んでるとは今の颯では想像もつかないのだった)
その後空っぽの冷蔵庫に食材と、消耗品を足すため近くのデパートへ向かった。
東京とはいえ、デパートは特に変わった様子はない。
颯「(夕飯は…手巻きずしでいいか。今からでも楽だ。
じゃあ刺身も買ってかなきゃな…)」
********************
颯「はぁ…(買いすぎた;;)」
多すぎる荷物に少し後悔をしながら颯は帰路へとついた。
消耗品と食品を一気に買ったため、荷物が極端に多くなってしまった。
このままでは前が見えなくなったり転んだりするのも時間の問題に見える。
颯「…早めに自転車買わなくちゃな」
琉「おー、重そうな荷物だなー。
少し手伝ってやるよ、」
そうやって声を掛けてきたのは金髪の青年である。
いきなり赤の他人が話しかけてきたのもあって、颯は驚いた。
颯「…いえ、別に大丈夫です」
琉「きーにすんなって!で、何処まで運べばいい?」
颯の左手の荷物をひったくるように取り、一緒に歩き始めた。
相手の好意に甘えることにした颯は、自分が引っ越したばかりのマンションの名前を答えた。
琉「へっ?!お前そこに住むの!?
なんだ、おんなじマンション!」
颯「…そうなのか。」
琉「いやー、ちょっと用事で外に出ててさ。
帰ろうとしたら男が荷物持ってフラフラしててさ。
女の子じゃないから助けようか迷ったけど、あまりに重そうだったからさ」
不謹慎だな、と若干思ったが、俺なんか色んな男に嫌われるからさー
という男の一言に颯は仕方なく納得することにした。
颯「そういえば名前何?
同い年…ぽいしさ。」
琉「俺は東月琉希!今19。お前は?ホントに同い年か?」
颯「日向颯、19…よろしく」
琉「おう!仲良くしような!
俺より後に来たから、颯のが後輩な!」
あぁ、るきるきってこいつの事か
と色んな事思いながらも、まぁ悪い奴ではないな、と考えを改めて同じマンションへ向かった。