宇部市『第29回 UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)』③D・E・F! | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。

連休中に宇部市へ行ってきたRieruです

『ときわ公園』で開催中の『UBEビエンナーレ』(現代日本彫刻展)を鑑賞しに。

私は今回で3度目になりますが、コロナ禍の為、昨年度は無し⋯延期?でしたので、大変楽しみにしていました。


作品はA(1)〜O(15)まであり、記事に書かせていただくにはAからが良かろうと⋯鑑賞した順番は違います。

今回はDから。


D



『Silver Lineing/909』(山口銀行賞)




作品のコンセプト


明暗の向こう側にある太陽の光を表した“Silver Lineing”という言葉には「どんな悪い状況でもどこかに必ず良いことが隠されている」という意味があります。

かつて煤塵から青空を取り返すために立ち上がった宇部の人々、その活動によって雲の切れ間から差し込んだ光。私達はそのまちの歩みに思いを馳せています。



どんなに大変な時でも

きっと どこかに かくれているよ

おこったり 投げ出したり

誰かのせいにしていては それは見つからない

いま みんなが必要なんだ

小さな力をひとつにあつめて

すこしずつ 変えていこう

暗い雲の向こうには

まばゆい光があるのだから





なるほど、雲の間から差し込む光の筋を表していたのですね。納得です。

作品コンセプトを読まなかったら、何なの全くか分かりませんでした⋯



イテテ



(コラ!)




E


『大地を編む/奥田誠一』




作品コンセプト


大地の上で、様々な自然の恩恵とともに脅威をも受け取る私たち人類。



この形態は、脅威を封じ込めたいという願いと、人々の強い結びつきの姿を表現しています。




わぁ、深い意味があったのですね。



大地を編んじゃった、ユニークな作品。



F


『わたしはここで/布藤喜帆』(山口県立美術館賞)


⋯かまくら?




作品コンセプト



「かまくら」のような形をした真っ白な大理石に、無数の鑿(のみ)跡が全体を覆う。



中に入ると、小さな空間が広がり、滑らかな表面と曲線が私たちを優しく包み込む。



めまぐるしく変化する日常から、少しだけ距離を置くような「かまくら」で、一人一人が静かに内(内面や自身のこと)と外を眺められたらと思う。




ということで、入らせてもらいました。



⋯あ、入れたんだ。



アイタタタ


(ぜひ、皆さんも♬)