島根の神社仏閣★美保神社 絵馬・神門の奉納品・大鼕編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。


先月、島根県にある『美保神社』に参ったRieruです★

『島根の神社仏閣★美保神社 末社・御霊石・狛犬③・狛犬④・狛犬⑤編』義母が生前、ウチの家に滞在する時は柴犬ちゃん用の餌を予め小袋に分けて与えていたので、現在も同じ量を与えているRieruです★頭領が柴犬ちゃんに餌をあげる時は、…リンクameblo.jp

こちらには5対もの狛犬さんがおり、個人的には時間が足りませんでした。

とりあえず撮影させていただいて、後から調べようというスタイルです。



絵馬の鯛:「やぁね、中身の無い女は。」



わっ、可愛い♡鯛が稲穂を咥えていますよ。

『ゑびす様の総本宮』・・・総本宮よ!

そういうところなんて、出雲大社や大宰府天満宮、厳島神社に明治神宮、そして靖国神社ぐらいしか参ったこと無いわ!


・・・意外とお邪魔してる〜。



イテテ



(いいや、まだまだ甘いね・・・)



さて、ゑびす様こと、事代主神のことですが、青石畳通りで見付けた説明板(紙?)には、このような事に書かれていました。



事代主命と美保神社


「国譲り神話」で、高天原の神々から国譲りを要請され、それに対して最初に承諾を決断するという重要な役割を担っているのが事代主神です。

また、大国主大神が幽界へとお隠れになった後、国つ神を率いて高天原の神々に仕えるという役割を大国主大神から指名されたのも事代主神です。


美保神社略記によると、事主は事主であって、世の中のあらゆる事をり、その正否を判断することを司る神、叡智の本体、誠(真言、真事)の守神とされています。

また事代主神は、国譲り神話で美保関で釣りをされていたと記されているように、漁業の祖神、海上の守護神としての性格もお持ちになっていました。

美保関は古くからの日本海の海上交通の要所であり、海上交通の発達により美保関の重要性が増すにしたがって、事代主神が持つ海上の守護神としての性格が、海の彼方から寄って来る威力たくましい遠来神である ゑびす神への信仰と習合し、関の明神様・ゑびす様と呼ばれて敬い親しまれるようになりました。



なるほど、“る”か〜。面白いですね。


こちらの境内には立派な神門があり、左右には過去に奉納された絵馬その他が掲げられています。



米俵、発見☆



親近感、湧く〜♬.*゚


般若の面!



親近感、湧く〜♬.*゚

(え?)


後日画像を注意深く見ていると、6対目の狛犬さんがいらっしゃったことに気が付きました。

狛犬壺?うーん・・・画像が粗くてよく見えません。後から調べると、こうなります。残念、無念。


一際目立つものがありました。例の『大鼕(おおどう)』です。



祭事用でしたよね。


『島根の神社仏閣★沖之御前・地之御前編』昨夜そばを湯掻いた煮汁(茹で汁)を、朝ごはん後に飲んだRieruです★茹で汁を処分する際、待てよ?と、思い付いたわけですが、今年からこの習慣(そば湯飲用習慣)…リンクameblo.jp

近くにあった説明板には、このように書かれています。




国指定有形民俗文化財

『美保神社鳴物』(846点)内の1点

製作  安政5(1858)年

奉納  明治6(1873)年

径  4尺3寸(約1m30cm)

直立  5尺2寸(約1m57cm)

胴回り  1丈6尺4寸(約4m96cm)


大鼕


  美保神社の御祭神は、歌舞音曲の神として崇敬を集めており、多くの鳴物(楽器)が奉納されている。そのなかでこの大鼕は、最も大きな鳴物である。


  安政5年7月、因幡国八東郡妻鹿野(めがの)村(現・鳥取県八頭郡八頭町妻鹿野)にあった樹齢千年の欅(けやき)をくり抜き「三つの兄弟太鼓」が製作され、鳥取藩で使用された。藩では鳥取城下の藩士に途城時刻を報じていたと推測される。明治6年に民間に払い下げられ、そのうちのひとつが、鳥取の殿村為三郎ほか24人により奉納された。それがこの大鼕である。

   

  現在では、毎朝8時半の朝御饌祭(あさみけさい)や、特定の祭典に限り使用する。神社職員以外は原則、手を触れることを許されないが、昭和3年に弊原喜重郎(後に総理大臣)が張替後の打ち初めをしたとの伝えがあり、また昭和62年には、浩宮徳仁親王殿下(現在の天皇陛下)がこの大鼕を打たれたことが記録に残っている。

  

  他のふたつの大鼕は、名和神社(鳥取県西伯郡大山町)・賀露神社(鳥取県鳥取市)に奉納され現在に至る。これら「三つの兄弟太鼓」は、平成6年9月、当社の『恵美須音曲祭94・海響』における奉納演奏で120年ぶりに再会した。

(令和3年6月改)



へぇ〜。あと2つも拝見してみたいものです。
てか、鳴物846点って、スゴい!小さなものも含めてでしょうが、それをちゃんと保存されているのですね。



こちらも鳴物のひとつ。他にも貴重なお宝がたくさんありそうです。


この文鎮も、私的にはお宝✨



こういう物をチェックされている方は、結構いらっしゃるのでは?


傘ひとつにしても。お寺だと黒(こうもり傘)って感じですよね。



稲荷社だと、赤色か朱色。


カープファンと被っちゃうよ〜?

かくいう私も、自分用の傘は赤(紅)色なんですけどね!


・・・うん、どうでもいい。



アイタタタ



(雨の中、歩道を歩く際には派手な傘の方がイイ!)