参道を進むと、神門が見えてきました。
・・・見てはいけないものを見てしまった感じ。
立派な注連縄が迎えてくれました。訪ねた日から10日ちょっと前に架け替えられたようで、まだ新しいです。
じつに16年ぶりの架け替えのようで、長さ約4.6m、重さは400kgもあるそうです。
金属製の吊灯篭はよく見かけますが、こちらは木製なのですね。
お花の形の灯り窓に電気が付くと、可愛いのでしょうね。
さて、拝殿へ。想像していたより大きいですね。
創建の由緒は分からないらしいですが、8世紀に編纂された『出雲国風土記』(神社台帳)には記載されているほど古いそうです。
狛犬(阿)さん②:「よう来たの!」
狛犬さん、お邪魔してます。・・・アラ、茶色い。焼物ですか!
狛犬(阿)さん②:「ほれ、こんな所にサインがあるぞい。」
ええっと・・・『文政十三 庚寅年 正月吉日 伊部 森五兵衛 正統 作之』
(え・・・あ!柔道の金メダリストさんに似てる)
はいはい、吽〜さんにも刻まれて(串?で)いますね。
『文政十三庚寅 正月吉日 備前伊部 森五兵衛 正統 作之』
ちょっと読みにくい字もありますが?作ったのは森さんで、高田屋さんが奉納した?ということでしょうか?
さて、拝殿は・・・広いですね。
拝殿の横の壁は無いようで、神社幕で巻かれていました。
左回りで一周させていただきます。
真後ろから、失礼します。
こちら側から見ると左側が三穗津姫命で、右側が事代主神になります。
昔のある文書では、『美保両社』と表記されていたこともあるのだとか。
本殿は文化10(1813)年にされたもので、国の重要文化財に指定されています。
2種類の千木が並んでいるのは珍しいですよね。
すごく気になるものはこちら。本殿の敷地にあり、柱があるためよく見えないのですが、昔の鬼瓦の一部っぽいです。
寛政12(1800)年に火災にあったそうなので、その時のものですかね?
それとも、単に今の新しいものと取り替えた時のもの?
いずれにせよ、あの柱の隙間にiPhoneを向けて、「あ〜・・・ここじゃない」とか、「もうちょっとなんだけど!」などブツブツ言いながら身体をクネクネしてる様は、参拝マナーとしてはどうだろうか?
アイタタタ
(キミ(美保神社)に夢中♡←え?)