山口の神社仏閣★八田八幡宮 本殿・回廊・鬼瓦②編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




昨日は雨が朝から降ると思い、雨が当たらない箇所の花木だけに水やりをしたRieruです★

・・・昼過ぎまで降りませんでした。


イテテ


(ごめん!花木!)


次からは雨予報でも朝の時点で降っていなかったら、ちゃんと水やりをしようと決意した女は、先週周防大島にある『八田八幡宮』へ参りました。


本殿の彫刻が、凝ってるのなんの。


見上げていたら首が痛くなるぐらいです。


虎さん、ミッケ☆

狛犬さん、ミッケ☆


表情が可愛いですね♬.*゚

こちらの脇障子も、例の『稲村ヶ崎の新田義貞』なのでしょうか?


ちなみに御祭神は、応神天皇・仲哀天皇・神宮皇后・天照皇大神になります。

さて、例の回廊を渡らせていただきましょう。


こちらの回廊は、平成15(2003)年9月に、社殿と参道等とともに改修されたようです。


『大島一周駅伝』や、奉納された写真や絵図等が飾られていました。


中でも、水牛らしき角がいくつも奉納されているのには驚きます。

こちらは大正13(1924)年奉納。


絵馬は鶴?


奉納された時の色鮮やかなものも見て見たかったです。

装飾が付いた水牛の角。


岩国市の方からの寄贈です。

画像をひっくり返してみると、装飾のモチーフがライオンだということが分かりました。


ガオー

1番気になったモノクロ写真がこちら☆


額から、明治39(1906)年10月に奉納されたことが分かります。さらに額の左側には『在ホノルル川崎』とありました。
写真の建物には『KAWASAKI HOTEL 川崎旅館』とあり、縦看板には『おんやど 川さき』とも読めます。


周防大島から出稼ぎや移民の数が多かったのは周知の事実ですが、もしかしてその頃にハワイへ渡られた方(川崎さん?)が建てたホテルなのでしょうか?
後日検索してみると、やはり久賀(くか・・・八幡宮の所在地も久賀だから氏神?)出身の川崎喜代蔵さんが経営されていた旅館だということが分かりました。
元々は東京の方が初められた小さな日本人旅館だったようですが川崎さんが共同経営者となり、その後東京の方は病弱だったため、川崎さんが旅館を買い取ったのだそうです。
最初にホノルルへ渡ったのは明治18(1885)年というから、いわゆる『ファーストペンギン』に当たる人々の中にいらっしゃったわけですね。
その後2回ほど帰国されたそうですが、奉納年と被らないので、ご本人の寄贈ではなく家族や親戚かもしれません。もしくは郵送(船便)?
しかし、思いがけず貴重なものが拝見出来ました。

回廊を進むと、反対側の本殿の彫刻が見えてきて、これまた圧巻。


なるほど、こちら側は龍ですか。


波の表現も、素晴らしい。

また別の鬼瓦さんを発見☆


シャチホコも対で。


こちらは、鳥・・・鳳凰でしょうか?検索したらいくつか出てきますが、鳳凰の飾り瓦は初めて見ました。
現役だったら見つけられなかったかもしれないので、引退されていて良かった〜。


ふと。このデザインや、鬼瓦さん等を型取った落雁(らくがん)があれば良いのに!と思ってしまいした。

・・・デカ過ぎるじゃろ。


アイタタタ


(鬼瓦の最中はありますよね♡)