萩市『鵜山』にある『壠(グロ)』を見に行ったっちゃ! | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



今朝起床して約30分後に、昨夜宮城県や福島県で地震があったことを知ったRieruです…

お願いだからこれ以上起こらないで欲しい…日本の国土に住むことは地震に遭う可能性が高いことは周知の事実ですが。
ならばこれ以上の被害が出ないで欲しい…日本は四方を海に囲まれているから、昔は他国に比べて外敵の脅威が少ないのが強みでしたが逆に地震が多いのが辛いところです。
山口県は比較的地震回数が少ないような気がしますが、南海トラフ地震が起きたら必ず被害が出ると私は考えているので、保険に加入しているものの家が倒壊したら命の危険が…と思うとゾッとします。電力が足りないのはCMで流れている通り、よくわかっているのですが…もし山口県に原発を作ったとして、それが未曾有の事態にならないとは言いきれません。

あれ?話が広がりすぎて萩市にある壠(グロ)から離れました。…誰か助けて!


イテテ


(『外敵の脅威』の辺りから?)


先月県内旅行をした女は、下関〜長門〜萩を巡りました。宿泊は長門市で、2日目の朝は美味しいワッフルをお土産に購入しました。

その足で萩市へ。萩市でどうしてもこの目で見たかったもの。それは壠(グロ)と呼ばれる長い石垣です。地元では元寇の時の防塁と伝えられているそうですが、本当のところは分からないそうです。気になりますね!
鵜山という場所にあるそうなので、近くの集合墓地の駐車場に車を置かせてもらって登ることに。
この看板がある場所から登っていきましょう。


画像の右側は県道191号線になります。

看板の左側には、『オビィの墓』・『ニーナ神様』・『魚付保安林』・『グロ(壠)』・『湊古墳』のことが書かれていました。


グロの説明は、鵜山にはたくさんの石グロがありますが、アーチ式の石門が残っているのはここだけですとあります。
アーチ式の石門…見てみたいですよね!依ちゃんは乗り気ではない感じでしたが、ウォーキングがてらといった感じでした。2人とも大谷山荘の朝ご飯をお腹いっぱい食べましたから。

右側にあった看板を撮影して、これを頼りに進みました。


が!申し訳ないですが、この地図が役に立たず…結局途中からGoogleマップを頼りにするはめに。

雪が降る中、歩いて行きます。


セーターの上にさらに羽織りものを掛け、下も厚い紺地のパンツにブーツ…ブーツ!でも履きなれたものなので、苦にはなりません。

おっ、これがグロ?


そしてこれが例のアーチ式の石門?


のようです。

  思わず記念撮影キラキラ

グロはいつ、誰が、どのような目的で造ったかはハッキリ分かっていないようです。


『古代長門城』とも呼ばれているのだとか。

『ロウ』で壠の字が出ます。

ここに古代長門城があったとして、これらが城壁?そして誰が城主?


画像はほんの一部で、この鵜山には数多くのグロが残されていました。


元寇防塁であれば、もっと長門〜萩周辺にグロが残っていてもおかしくないと思うのですが。
鵜山に集中しているのは、やはり当時権力を持っていた者の城(居住地)だった方が自然なのでは無いかと思います。

こちら一帯は民有地なので詳しい研究等が出来ないのだとか。道中、多くの果樹園を見ました。きっとこれからも謎なまま?


少々スッキリしませんが、謎なまま、あーでも無いこーでも無いと想像するのが楽しかったりしますよね。

途中、『ニーナの神様』(古湊の恵比寿さま)に通じる道がありました。


付近に生息する『ニナ』をお供えすると、ご利益があるそうです。
ニナとは小型の巻貝のことで…ニーナの神様って名前からして外国の神様の名前かと思っていました。


貝、貝の神様ですか。

下へは降りず、駐車場に向かって降ります。その途中、『オビィの墓』らしきものが。看板はありませんが、恐らくこの石が目印なのだろうと思います。真ん中に、刀で切りつけたような跡があるそうなので。


オビィの墓…外国の方のお墓?


アイタタタ


(説明板に『比丘尼石』とありましたので、彼女のお墓?)