山口の神社仏閣★大照院 本堂&庫裏 鐘楼門編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




前記事にも書いたように頭領と萩市へ行ってきたRieruです★

どのような経緯で…というのは、追々。
頭領は神社仏閣には興味が無いので、半分ぐらいは“送ってもらった”という感じになりますかね。

萩市に着いて最初に向かったのは『霊椿山 大照院(だいしょういん)』という、毛利家の墓所がある場所でした。
ご存知、毛利家の菩提寺は代々奇数藩主が椿東にある『黄蘗寺 護国山 東光寺』、初代藩主並びに偶数藩主は椿青海にある大照院にあります。
お墓へ参る前に本堂へ寄りましたが、思っていたより大きい!


方丈風の仏堂で、桁行25.2m、梁間18.0mの一重入母屋造、屋根は錣屋根(しころやね)で、本瓦葺なのだそうです。

こちらは初代藩主 毛利秀就の菩提を弔うために明和2(1656)年に2代藩主綱広によって建てられて、現在は国指定重要文化財になっています。


延享4(1747)年には火災で全山の堂宇が焼失しましたが、6代藩主 宗広によって直ちに再建が図られて、寛延3(1750)年に建てられたようです。

主室は前後2列に並列した6室からなり正面と左右の3面に広縁を、そして4面に落縁を取り込んでいるのだとか。


ここは拝観料がいるようですが…

あった、ありました。


コロナな影響で無人らしいので、設置された箱に200円を入れさせてもらいました。


ここを正面にして右側には、庫裏(くり)の建物があるようです。

こちらが入り口ですか。


お邪魔します。

私一人だけ…静寂に包まれた境内を歩きます。


立派な建物〜。

建物は桁行18.3m、梁間18.3mと、かなり大きいです。


江戸時代から中期に移る頃の建築で、絵様彫刻に時代の様相が現れているようです。


あっ、この短い橋、よく萩市で見掛けますよね。

この庫裏は県内で一番の大きさで、こちらも国指定重要文化財なのだとか。


てか庫裏って名前は、馴染みが無かったです。
庫裡と書くこともあるそうで、お寺の台所や居住する場所のことを指すそうです。


ほ〜…オシャレですね。

あら、井戸発見⭐︎

△ 歌碑等が沢山立っておりました


この井戸の下の部分も、よく萩市で見掛けますね。
 

今回の旅でもいくつか見ましたが、今年初萩井戸です⭐︎

再び本堂の前に戻って振り向くと、そこには大きな鐘楼門が。


車で来たので画像は裏側になりますが、さすが大照院の門!と、惚れ惚れしてしまいました。
出来れば正面から撮影してみたい!中央から通って…ハッ!


床がまさかの、なまこ壁!

『これより先立入禁止』


…そりゃ、なまこ壁だもん、踏めないですよ。てか、床がなまこ壁って…なまこ床って!←1人中年女が国指定重要文化財の前で笑いを堪えている図。


アイタタタ


(防火を願っての、なまこ床です☆)