山口の神社仏閣★山口大神宮 巨岩と巨木 本宮編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



一世帯あたり2枚の布マスクが配布されるらしいけど、ウチの分は大家族世帯にまわしてあげてほしいと思っているRieruです★

じつは先週、ウチから未開封の布マスク(白)が20枚ほど出てきました。
2年前に実母から送られてきた(当然)新品です。有り難いけど、もう子どもたちは給食当番で使うことが無い年齢だしな〜・・・と思い、親不孝にも片付けたまんま。


イテテ


(猛省中)


今さらながらリビングのコタツの上に並べると、子どもたちが使う♪と言うので助かりました。
手作り布マスク(柄入り)もあるのですが、看護実習や高校にしていくのは抵抗があるので・・・てか私の職場もNGっぽいのでマスク無しで出勤しようと思います。
そんな手洗いうがいし過ぎて粘膜や手荒れが進みそうな女は、先週の平日に山口市にある山口大神宮へ参拝しました。


・・・私が左に傾いているわけではありません。道自体が、こんな風に坂になっているんです。
撮影する時は、無意識に足を肩幅程度に開くようにしているようです。つまり仁王立ち・・・色気0だな。(←望むところです)

稲荷神社、神楽殿、多賀神社に参り、いよいよ外宮と内宮に参ります。


2回目とはいえ、ドキドキしますね。

鳥居は木製です。


意外と珍しい気が?だから新鮮☆

書いたことがありますが、やはりこちらの石積みに惹かれます。


静かな・・・と言いたいところですが、9時頃は境内の清掃真っ只中でした。
しかも、数人で手分けされて。緑が多いから落ち葉も多いです。

階段を上がり、ようやく到着。


まずは手前の外宮から参るのですよね。


さぁ、外宮へ・・・と思ったら、左手に気になる石が。


後に調べたら『籾置石』という石だそうで、稲籾麦の種を置いて、虫除と豊作を祈ったのだそうです。
今世界ではバッタが大発生(蝗害)しているとニュースで知りましたが、本当に恐ろしいことですね。

その籾置石から山に入る道があるようなので、好奇心から入ってみることに。


こんな場所に立派な石碑がありますよ。

『梅田治輔翁頌徳碑』

梅田治輔さん?

後で調べてみると、安政生まれで明治時代に山口で活躍された方のようで、山口大神宮崇敬者総代にもなられ、巨資を投じて高峯の山林を寄付されたのだとか。
邸宅は梅田邸として公開されていたようですが、現在はリフォームされて『和楽の咲都(わらくのさと)』という商業施設になっており、興味深いです。
ご子孫は県外在住で、さらに驚いたことにご先祖さま(治輔さんの息子さんのお嫁さん?)のお母さまが、あの宇野千代先生のいとこにあたるそうで。岩国と縁があるのですね。
さらに調べてみると、防府の三田尻に少し塩田も所有されていました。(没後売却)

石碑の先には、思ってもみなかった巨石が!


その巨石には、石の祠がありました。


注連縄まであるので、きっと神聖な石ですよね。

△ 裏側

巨石を過ぎた山道・・・奥社参道をさらに進むと天照大御神を祀っている『岩戸社』があるそうです。

今回はご遠慮させて頂き、再び外宮へ戻りました。


画像の左側が外宮別宮で、御祭神は多賀宮・荒御魂・伊吹主命になり、外宮の御祭神は豊受大御神・天津彦彦火瓊々芸命・天児屋根命・天太玉命・建御名方神・八坂刀自命になります。

外宮と別宮に参り、摂社と別宮と内宮へも。


画像の左側が摂社(恵比寿社)で、御祭神は事代主神になり、中央が内宮で御祭神は天照大御神・天手力男命・萬幡豊秋津姫命、右側の別宮(荒祭宮)の御祭神は荒御魂・瀬織津姫命になります。
こちらへも、謹んで参らせていただきました。

内宮からふと下の方を見ると、造替遷宮の跡が。


21年ごとに行われていたそうですが、様々な理由により、必ずしも行われているとは限らないそうです。
一番近くでは平成12(2000)年に行われていたそうです。
大内氏の頃の造営の様子を調べると、階段などには丹土(赤土)が塗られたそうですが、わざわざ萩沖の見島から取り寄せたもので、千木と堅鰹木、棟木等には墨が塗られていたのだとか。(祝☆本日見島に初コンビニがオープン!)
こだわり、半端ないですね。
こだわりといえば、『御即位記念樹』と刻まれた碑がありました。


大正4(1915)年11月10日に、帝国在郷軍人会山口町分会の人たちによって植えらたようです。
てか周りの樹木に紛れて特別感が無いので、碑を見つけるまで全く分かりませんでした。


アイタタタ


(人間には分かりにくくても記念樹は仲間に囲まれて幸せそうですセキセイインコ黃)