岩国市通津にある『桜井戸』の名水を飲むっちゃ 。✡*:。 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




前回記事の井戸枠の話を書いて、岩国市通津(つづ)にある『桜井戸』のことを思い出したRieruです★


岩国の錦帯橋付近で花見を終えたその足で、名水と言われる桜井戸の水を飲みに依ちゃんと参りました きらきら


そんな井戸があるんですね。

若水 ( 元旦または立春の日の朝早くに汲んだ水 ) は、長寿の薬になるとか。


わぁ!


桜が咲いてる!← 今は5月・・・季節感がズレてる、過去記事ですみません。


花sakura花桜花さくら花桜花sakura花


桜井戸の名前の由来は、そのまま “ 昔は桜がたくさん植えられていた ” からなのだそうです。
分かりやすくて良いですね。


あったあった、ありました。


これが桜井戸です きらきら
縦格子の内側にはアクリル板の様なものがあり、水滴も付いてることから、中の様子は全く分かりません。
これじゃあ、板戸を架けてその上に座ることは出来ませんね。

・・・やる気だったんですか?


イテテ 

( 木枠が頑丈なので大丈夫か?← 絶対に止めてください!)


井戸の上部には屋根があり、その内側の天井には棟札が掛けられていました。


『 屋船久々能智命 ( やふねくくのちのみこと )』、『 屋船豊受姫命 ( やふねとようけひめのみこと )』、『 手置帆負命 ( たおきほおいのみこと )』、『 彦狭智命 ( ひこさしりのみこと )』の名前が読み取れます。
手置帆負命と彦狭智命は天照大神が天岩戸に隠れた時に『 天御量 ( あまつみはかり ) 』をもって木を伐り、『 瑞殿 ( みずのみあらか )』という御殿を造ったそうです。
その後天照大神が岩戸から出て、この瑞殿に入られたとか。
でもって工匠守護の神として、多くの土木•建築関係の方から信仰されているそうで、棟上げの際の祭神達らしいです。

なるほど。

でも井戸の水が飲めないよ?
とウロウロしていたら、中央の岩の裏に・・・


蛇口が3つあるのを見つけました。


これが井戸水のようです。

コップは置いていないしマイコップも無い・・・手をよく洗い、手杓で飲んでみました。


う、美味〜い きらきら

桜の味がする!ワケはないですが、初代岩国藩主 吉川広家サンが本呂尾の勝善寺に隠居されていた頃、“ 京都御所の柳の水と比較しても遜色のない水 ” と言われたほど美味い!

・・・アナタ、柳の水を飲んだことないでしょ?


アイタタタ


( 広島藩家老 上田宗箇サンもこの近郊で茶事がある時は好んで使われたのだとか 桜 )