山口伝承センターさんのまなび館で『ひなもん』展示中☆ | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。





先日 有休をいただき、再び山口市を訪れたRieruです ★


行きたかったお店が火・水・木曜日しか開いてなくて!
念願を叶えておひとり寂しく楽しくlunch中、相席になったトリプルマダムたちから

「 伝承センター ( まなび館・・・まなびや ) で『 ひなもん 』展やってるから来て〜。」

と誘われ、覗かせていただきました!ひなもん展 きらきら!! ( 明日は15時まで!)



『 ひなもん 』といえば、以前阿知須の『 いぐらの館 』で窓際に飾られたものを目にしたことがありました。
その時は名前が分からずにただ、華やかで可愛いな〜と思っただけでした。
館の表の ( ハッキリ覚えてないけど電柱だった?) 看板に『 ひなもん 』とあり、( 某ブロガーさんも書かれていましたが ) 山口市に昔からある銘菓?と首を傾げ、検索してやっと正体が分かり、誰かに

「 ひなもんって、どんなお菓子なんですかね?」

と聞かなくて良かったと冷汗をかいたものです。



こちらの『 まなび館 』さんでも、ひなもんを知らない人が見たら

「 山口市の銘菓が、ここで販売されている?」

と勘違いされるはず。


銘菓ではないので食べれませんが、小さくて可愛い和菓子がたくさん連なっているような飾りです。



ズラリ。

ひなもんとは山口市阿知須地区にて製作されている『 吊るし飾り 』のひとつなんだそうです。


“ 和 ” の物って良いですね♪


 
和物といえば “ 古いもの ” と思われがちですが、このひなもんの歴史は浅く、2002年より製作されはじめ、2005年から阿知須で『 ひなもんまつり 』が開催されるようになったそうです。

ちなみにトリプルマダムたちに教えていただいたのですが、今年のひなもんまつりは終了したとのこと汗
来年はお邪魔させていただきたいです。


吊るし飾りの作品ばかりではなく、こんな可愛いのも♪



ヴァイオリニスト、白うさぎ うさぎ☆

白毛だけど、『 碧いうさぎ 』弾いてくださ〜いハート


イテテ



うわっ!この毱、細か!



何気に葉っぱがチョロリしてるのが可愛いですGPは


ハァ・・・

それにしても溜息ばかり出ます。



そもそもなぜ阿知須で、このような吊るし飾りが作られるようになったのでしょうか?

阿知須町 ( 現在は阿知須地区 ) 商工会プチ工房主催の藤本慶子さんと緒方勝子さんが福岡観光の際に、『 柳川さげもん 』が阿知須町の町並みに非常に似合うということで、さげもん教室を開いたのがはじまりなんだそうです。
ひなもんは、さげまんより簡易型で作りやすいそうですよ〜。
しかし、私には作るのムリ!なので、専ら鑑賞する側で楽しもうと思います♪


今年の干支や手前のつくしも可愛い。



まるで掛け軸のようなパッチワークの作品もいくつかありました。
そちらの作品も溜息が出るものばかり。



この館の2階には雛飾りがあるそうで、上がってみました。



この時期、いろんな雛飾りが美しく飾られていて、目の癒しになります きらきら!!
ちょっとお顔立ちが綺麗すぎて、怖くかんじてしまうのもありますが。
 




ドバーン!



うわっ!2つも!
住宅事情や経済事情で雛壇飾りをお持ちでない方も、こういう機会を見つけて飾りを楽しむ♪という方法はどうでしょうか?

あ、ウチか!


イテテ


( ミニマリストを目指す方にオススメです )


ちょっと気になった人形をお1人。



わっ!靴持ってる!
宮中で雑用をする仕丁サンの1人。
この方たち3人いらっしゃって、雛壇では三人上戸 ( じょうご ) とも呼ばれています。
左からそれぞれが帽子、靴、傘を持っていて、同じく左から怒り上戸、泣き上戸、笑い上戸の表情をされてます。
そうか、それで悲しそうに見えるんですね。

早く雛飾りを片付けることが難しい ( 天候などで ) トコは、男雛 ( お殿さま ) を後ろ向きに飾り、『 お帰りになった 』『 眠っていらっしゃる 』と解釈するそうです。

その男雛に仕える者たちは正面を向いていても良いのですね?


アイタタタ


( 深く考えずに楽しみましょう〜 八つ葉 クローバーtest)