～破天荒さんに会いたくて②～

チョコレートカラーの車を見ると

「指でツツいたら、フニャッと凹むのでは？」

と、考えてしまうRieruです★

もちろん、チョコレートじゃありませんから。


イテテ


(知ってる)

・

先日アップした記事の、～破天荒さんに会いたくて①～

「 一体どこが破天荒さんなの？」と、心の中でつぶやかれた方もいらっしゃるのでは？

簡単に月性アニキの人物像をちょっと書きますと、

・子どもの頃は村の子どもたちを集め、
   悪戯ばかりする典型的なガキ大将。

・暴れん坊ぶりは半端ではなく、
   いつも門徒の親たちから苦情を
   持ち込まれていた。

・旅姿はボロボロで破れ放題の衣、髪の
   毛は伸ばしていてハリネズミのよう。

・酒を毎晩二升呑む。

・人と激論して説伏する。

…破天荒！(多分)

そんな月性アニキの傍らには文さんの最初の夫、久坂玄瑞さんが！

玄機さん ( 医師 ) というお兄さんがいて、月性アニキとはマブダチだったそうです。
が！早世されたので ( 15歳で家督相続 )玄瑞さんを弟のように可愛がられたのだとか。

うわっ、象のような足…

                               ( 名前入りのスリッパ )


『 月性展示館 』で、月性アニキに会いましょう

お母様は『 尾上 』といい、岩国のお寺に嫁がれましたが、アニキを身籠っている時に離縁してしまいます。

「母にして、父を兼ね候人」と、あるように『 肝っ玉母ちゃん 』みたいなお方だったのでしょうか？
ちなみに、アニキは従妹の梅野さんと婚姻されて簾子さんをもうけられましたが、７歳で早世しています。


展示物の中に、珍しいものを見つけました。



当時のランドセル的なものだそうです。この中に書物や諸々のものを入れていたんですね。
良い塩梅の大きさでした。


ん？こちらは･･･
松陰神社で保管されている『 吉田松陰遺墨帖 』に『 清狂 』とあります。



清狂＝アニキのことですね。
数々の残された書簡から二人の絆の深さを伺い知ることができます。

こちらも珍しいものが。

いろんな服装の松陰先生がたくさんいますが、顔は同じ…


イテテ


( 同じ画家さんが描いてますから )




上着を着ていない松陰先生は初めて見ました。
ちょっと涼しげですね。左手で帯を緩め、しかも腰の刀を置いてリラックスされていますよ。

…なんか萌え♪(←え？)


アニキは京都の本願寺にも滞在されていたようです。



アニキに与えられた別宅だったのだとか。
その窓からは、こんな風流な景色が見えたのですね。
ここに月性アニキを慕って、たくさんの人が訪れました。

アニキ、モッテモテ！

斎藤 拙堂は

『 世俗に流されず、透明な心で悪に対し、 間違いを正す生き方 』

と、アニキの人物像を語っています。

ん？これは？

…なんでも明治にアニキの功績を讃えた映画が作られたそうで、この制作費が当時のお金で１万円也。
はぁ〜、(現在の金額に換算して)約１億円をかけて制作されたのですか！

こちらが当時のプログラムです。

『 観よ！！必ず血涌き肉躍るの感あらむ観逃がすこと勿れ！！コノ特別大映画を！！！』

…ヾ(≧∀≦*)ﾉ〃！

なんと展示館の２階で視聴できるんですって！
内容は40分あるので…機会があったらゆっくり観ます！


イテテ


( 観てないんかい←後に訪ねて視聴させていただきました)








アニキは詩人としてもなかなかのお方！


あきら       あつのすけ
秋良 敦之助は
                        押し花
アニキに『 おしばな 』を送っています。

詩人同士のやりとり、素敵～(ノ´∀｀*)













アニキの肖像画…


うわぁ…破天荒！



酔っぱらうと友人の玄機さんの刀を奪って
・・・
踊っていたそうです。

描かれたこの刀も玄機さんのものだそう。

…アニキ、お茶目～ヾ(≧∀≦*)ﾉ〃！


イテテ


( 危ない、危ない！)














………

Who are you？



別人のようですが、こちらもアニキです！

本願寺へ行った際に

描いてもらったようです。

立派な袈裟を着て、頭を丸めて…



……まさか

後世でこちらの方が

頻繁に使われているとは露知らず…



でもアニキ的には

「 ワシらしくて、こっちがエエ！」

と思われるでしょうねo(^o^)o


一見して別人のように見えて、

よく比べて見ると…

共通して目が可愛い二重瞼なんですよ

アニキ、か～わ～イイっ(///∇///)！


アイタタタ


( 失礼な女で、本当すみませんm(__)m)