パリはすっかり秋も深まり。

雨の日が続いています。

 

朝ごはんを食べる7時半は、まだ真っ暗。

緯度が高いので、冬は陽が短い。

暗黒ワールドです。

娘と登校する8時くらいから、やっと明るくなってきます。

 

 

ここのところ、

肺がんの診察、B型肝炎ウィルスの診察、そしてワクチン接種と

病院関係が続きました。

 

***

 

10月3日 がんセンター診察

 

3ヶ月ごとのCT&血液検査。

血液検査は白血球や血小板が少々低いけど、あとは正常値。

CTも、特に前回と動きがない→何か悪玉が再発してる気配なし。

という結果で、あっさりと診察が終わりました。

 

ただ、今回はインターンみたいな若いドクターが、代診で。

 

『今は、免疫チェックポイントが効いているようですね〜。

でも、次に何かありましたら、分子標的薬になりますね。

このお薬も、長く効いてくれる方たくさんいますよ。』

 

みたいなことを笑顔でおっしゃる。

 

元気づけるための言葉だったんだろうけど、

ドキンと現実を突きつけられたようで、落ち込みました。

今のこの状態がいつまで続いてくれるんだろう。。

 

最近は、いつもの左の神経痛などの自覚症状はあまりなく、

ここ2年くらいで一番調子がいいです。

ただ、相変わらずの疲れのアップダウン。忙しい日々が数日続くと、翌日は半日くらいは寝込む、週に数回はお腹がゆるい等は変わらず。

 

とにかく焦らず無理せず。

娘のお迎えや公園遊びで、結構歩いているし。

疲れたら横になる、低空飛行で毎日生きています。

 

今週は本当に忙しかったんだけど、金曜日には力尽きて、ガクッと半日以上寝込みました。。

 

 

オミクロン対応ブースター接種

 

夏からホームドクターから、4回目ブースターを勧められてたけど、気が乗らず先延ばしてたら。

 

今回のがんセンター診察でも、

ドクターに、冬になるし摂取しておくべきです。ちょうど今日からオミクロン対応新型が始まりますよ〜!

 

ということで、先週日曜日、近所の薬局ですぐに予約も取れ、サクッと接種。

 

今まで3回、倦怠感以外の副反応なしでしたが、

今回は初めて、夜から寒気と微熱が出て、結構しんどくなって。2日間寝込みました。。。

フランス人大好きなドリプランっていう鎮痛剤(パラセタモール/アセトアミノフェン成分)を飲めば、なんとか動ける程度ですが。

 

***

 

実は明日から、日本に3年ぶりの里帰りです!

 

2019年、3年半前の春。

何も知らずに、1ヶ月の里帰りの予定が。

みるみる具合が悪くなり、半年いる羽目に。

1ヶ月半の入院。抗がん剤と放射線の副作用に苦しめられ、髪も抜けちゃって。

日本では何も属していない根無し草の状態。

なんでこんなことになっちゃったんだろうと自問する日々。。。

その思い出がトラウマになって、なんとなく日本に里帰りするのが怖くて。

 

さらに、宇宙人な娘との旅は、リラックスどころか大変すぎる。。

両親はあまり子供の面倒見たりお料理するタイプじゃないし。。

(彼女が学校や学童行ってる間が私のバカンス〜)

 

でも、この春の今までにないくらいの体調不良をきっかけに、私の病気、いつまで落ち着いてるか、先のことわからない。両親や妹、お互い生きてるうちに、何回会えるんだろう。。。会えるうちに会いたい!という気持ちが勝ってきて。

思い切って半年前にチケット買った次第です。

 

今朝マルシェであったご近所さんに、その話をしたら

「3年ぶり!よかったね〜。

今回行って、そのトラウマな思い出を、

新しい思い出に、書き換えてきたらいいんじゃない?」って。

 

本当にそう思います。

 

夫はフランスに残るので、娘と2人で長旅。

12時間のフライト、東京駅までの電車、そして実家までの新幹線。。

24時間くらいかかる感じ。。あーキツイ!

 

無事に実家までたどり着いて、

両親の顔を見たい、そして、私と娘の元気な顔を見せたい。

そして、また無事に夫の待つパリに戻ってきたいです。