皆さん、こんにちは!
こちらは昨日から、雪がしんしん降り積もり
庭は、もこもこの雪で覆われています。
車の運転をなさる方や、外出なさる方、くれぐれもお気を付けてください。
さて、全国的に寒さが厳しい日に
このテーマは、いささかタイミングが良いとは言えませんが
「暗い日曜日」というDAMIAの歌があります。
もう随分前に、この曲が収録されたCDを購入してあります。
この「暗い日曜日」は、都市伝説的な話が付きまといます。
この曲が発表されたのは1936年のパリ
第一次世界大戦と第二次世界大戦の、不安定な戦間期
世界大恐慌やファシズムが横行する中
精神のバランスを崩した人が、多かったのではないでしょうか。
この「暗い日曜日」を聞きながら自殺する人が多発したそうです。
パリでは放送禁止、日本では発売禁止になった歴史があります。
そんな事に興味を持ち、私はこのCDを購入しました。
DAMIA(ダイミア)の朗々と歌い上げる、存在感
メロディーの負の美しさに、私は予想外に感動したのです。
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暗い日曜日
両腕に花をいっぱい抱えた
私は私達の部屋に入った
疲れた心で
だって、私にはもう分かっていたのだ
あんたは来ないだろうと
そして私は歌った
愛と苦しみの歌を
私は一人ぼっちでいた
そして声を殺してすすり泣いた
木枯らしがうめき叫ぶのを聞きながら
暗い日曜日
苦しさに耐えかねたら
私はいつか日曜に死のう
生命の蝋燭を燃やしてしまおう
あなたが戻ってきたとき
私はもう逝ってしまっているだろう
椅子に座ったままで
目を見開いて
その瞳は
あなただけを見つめている
でも、どうか怖がらないで
私はあなたを愛しているのだから
暗い日曜日
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この歌詞を見て、皆さんはどの様に感じましたが?
これ程絶望的な歌詞は、あまり無いかもしれませんね。
その後、1950年代にDAMIAが来日し公演した際に
多くのファンが生まれました。
「滅びの美学」という価値観が、日本人の中にはあります
死を恐れず、何かを貫く行為の中に、美徳を感じるのでしょう。
ネガティブが、存在悪のように扱われる現在の価値観では
到底、理解出来ない分野かもしれませんが
人間には、闇と光の部分が存在します。
これはどんな人間にも、言える事です
明るく屈託無い様に見える人にも、闇が存在します。
正に「暗い日曜日」は、その部分を露呈させた歌だと思います。
だからこそ、忌み嫌う人がいる一方でファンが生まれ
この曲をカバーするアーティストが、沢山いるのでしょう。
そして、不思議な事にこの曲を感動した私が
久しぶりに聞いてみると、もう聞かなくて良い
そんな気持になりました。
こう言う事、ありませんか?
それは自身の気持ちの磁石が
どこを指しているのかで変化するのだと思います。
捉えた情報が、不快であるとか、気分が良いとかは
すべて自身の心の投影なのだと気付かされます。
これを人間関係に当てはめると
嫌いと感じる人がいる時、何故嫌いなのかを自身の気持ちに問いかけ
突き詰めて行くと、案外隠された自身の欲求が理解出来たりします。
それでは、みな様寒さ厳しい日ではありますが
何かの楽しみを取り入れ、乗り切って行きましょう。
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