Tous les jours

Tous les jours

読んだ本、感じたことなどを書いています。

 右側が見えにくいので、人混みを歩くときに注意が必要ということで、人の動きの多い電車に乗るのは避けていました。家から離れるのが不安という神経症的な症状もあり、一人で電車に乗る決心がつかずにいました。

 しかし、「電車に乗れないのでは普通の生活に戻れない」と思い、よく歩いて行っていた隣の駅まで歩き、帰りは一駅、電車で帰ってくることを計画しました。

 歩くのは好きで、長く歩くのは右を注意しながら歩くいい練習になると思い、張り切って出かけました。無事、駅に着き、駅の近くにある本屋にも寄りましたが、この辺が頑張りの限界で、その後は駅のホームへ。私からは「心細いオーラ」が出ていたと思います。

 電車はすぐに来て、すぐに最寄りの駅に着きました。一大決心で始めた計画は、あっというまに成功しましたが、私はぐったりと疲れました。こうした体験を積み重ね、昔のようにフットワーク軽く、行きたいところに行けるようになることを目指しています。

 

 

 いとうせいこうのガーデニング本「日日是植物」の後半は、夏の猛暑でベランダの植物が枯れ、地球温暖化を嘆く話でした。

 夏の猛暑って、3年前から毎年感じるようになったんじゃないかな。うちのベランダでも、大鉢に見事に咲いていたゼラニウムが枯れました。暑さだけのせいではなく、私の水のやりすぎや、水切れなどの原因もあると思いますが。

 地球温暖化も、農業や漁業の人たちは、取れ高に直接影響するので、影響が深刻だと思います。しかし、毎日眺めているベランダの植物が弱っていくというのも、切ないものです。

 今年の東京にも、猛暑の夏がやってきそうです。そして、うちのベランダでは、ベコニアが1株、根腐れした感じで弱っています。これも、私の水やりのタイミングが悪かったと思うので、ガーデニングが上手になりたいと思います。そして、地球温暖化についても、できることを考えなくては、と思っています。

 病気で空間認識力がおかしくなり、できていたことができなくなった時期があった。「自分はどうなったんだろう」「このまま、どうなるんだろう」と、とても不安だったので、病気だとわかり、緊急手術が決まった時は、手術への恐怖よりも、これで不安がなくなると思って、安堵した。

 手術後には、普通に生活できるようになるためのリハビリの時間があり、できなかったことをできるようになる練習をして、一人暮らしでも大丈夫というところまで回復して、自分の家に戻ってきた。

 そして、友人、知人とも少しずつ会えるようになった。そんな時に、よく行っていたヨガの先生に会う機会があったのだが、「江崎さん、最後に会った時は本当に不安そうにしていたので、元気になって安心した」と言われた。息子に病院に連れて行ってもらった時も、「一人にすると、心配そうにするけど、ちゃんと戻ってくるから大丈夫」と言われた。自分では普通にしているつもりだったのだが、一人だと心細いと思っていたことは事実で、不安のオーラが体から出ていたのだろう。

 そこで、最近決めたのが、幸せオーラを体から出すことだ。病気の後遺症で右側が見えにくいので、人とぶつかる危険があり、外を歩くときは右側に気をつけているのだが、「人とぶつかりたくない」「よろけずにしっかり歩きたい」と思いながら歩いているので、不安のオーラが体から出ていると思う。

 このオーラを消すために始めたのが、口角を上げて笑顔を作り、「私は幸せ」「病気の原因は無くなったので、もう怖いものはない」「私は最強」とつぶやきながら歩くことだ。これをやること自体、自然体ではないわけだが、そうつぶやくことで、幸せオーラは出ていると思う。これからも私自身がこれを信じて、色々なことに挑戦し、元気だった頃の普通の生活に戻りたいと思っている。

 

 病気の後遺症で、右の視界が半分になり、右側が見えにくい状態です。退院当初は、「人にぶつかる危険が大きいので、外出には付き添いが必要」と言われ、買い物ヘルパーさんに買い物に同行してもらっていました。

 その後は、二人で行く店までの道に慣れ、一人で家の周りを歩けるようになり、日用品くらいは、一人で買いに行けるようになりました。

 もっと行動範囲を広げたいという私の願いを知り、人にぶつかる危険も減ってきたと判断したケアマネさんが、次に考えてくれたのが、道を歩く手伝いをしてくる訪問リハビリの手配でした。主治医の先生にも相談し、「どんどん歩きなさい」と言われて、今は週に1回、作業療法士の先生と一緒に外を歩いています。リハビリの時間が40分と短いので、そう遠くにはいけませんが、なるべく人通りの多いところや人混みの中を抜ける道を選び、どういうところに気をつけながら歩いたらいいのか、アドバイスしてもらいながら、歩いています。私の右側への注意がおろそかになると、見えない右側から突然、人が目の前に現れて驚くこともありますが、右を振り向きながら歩いているので、そのままぶつかることは避けられています。横に先生がいて、見ていてくれているという安心感もあり、焦らず、周りを気をつけながら歩くので、いい訓練になっています。

 まだまだ、気をつけなければいけない点も多いのですが、病院のリハビリでも、「練習すれば必ず進歩する」と思ってやってきたので、この練習を続けたいと思います。外を歩くのは楽しく、それを先生と一緒に安全にできるので、この機会ができたことを、うれしく思っています。

 退院後は、動くテレビ画面を見る気力がなく、ずっと見ていた自転車のロードレースも見ていませんでした。そんな私が、初めてスポーツ中継を見る気になったのが、サッカーのワールドカップ「日本・ブラジル戦でした。サッカーにはそれほど関心はなかったのですが、日本がここまで勝ち抜いてきたのだし、相手は強豪国のブラジルだし、と思って見たところ、なかなか楽しかったのです。

 最後まで見ると疲れますし、地上波の放映時間は早朝のことが多く、追いかけるところまでは行っていませんが、テレビで見られそうなものは見て、楽しんでいます。長年フランス語の勉強をしてきたので、フランス贔屓で、サッカーのフランスチームを応援しています。最後まで勝ち進んでくれることを願いつつ、今後の試合も楽しみたいと思います。

 少し前に、うちの近くの本屋が閉店したことを嘆く話をネットでしたところ、うちも、うちの近所も、と、ネット仲間から声が上がりました。

 今回は、うちの近所で私が小さな鉢植えを買っていた花屋が、店を閉めているという話です。一時的なものだといいのですが。

 近くの駅ビル内の花屋も撤退する、というニュースを聞きました。困窮すると、花は贅沢品になるし、花屋に行かなくてもスーパーなどで花が買えるようになっているし、ネットにも花の定定期便の宣伝がよく出てきます。イベントなどで花輪を出す習慣も減っている気がするので、花屋が売り上げを維持するのも大変なのでしょう。それでも、町の本屋さん同様、町の花屋さんもいつでも行けるところにあって、私たちの生活を楽しませてくれる存在であってほしいと思います。そのためには、花や鉢植えを買わなくては、と思いつつ、町を歩いています。

 最近の朝の新習慣は、窓開けと牛乳です。ゴールデンウィークが過ぎて、窓を開けのが気持ちのいい季節になったので、起きると窓を開けるのが習慣になりました。開ければ鳥の声が聞こえ、雨ならば雨の音を聞くのが心地いいので、続けています。もう少し経てば暑くなるだろうし、網戸のない家なので、蚊の出る季節には開けていられないと思うので、しばらくの間の習慣になると思います。

 もう一つは牛乳です。病院にいる間は3食栄養管理をされていましたが、一人暮らしに戻り、栄養を考えなければいけなくなったので、毎朝、牛乳をコップ一杯飲むことにしました。味はあまり好きではないのですが、コップに注いだ時の白い色は好きです。乳白色という名前があるくらいで、独特の白い色を眺めていると、きれいな色だなと思います。こちらは、健康のために続けていきたいと思っています。

 虫に好かれるのか、外に行くと、よく虫に刺されます。そこで、玄関に虫除けスプレーを1本置いて、出かけにスプレーするようにしているのですが、すぐにかけるのを忘れます。そこで、各バッグにも1本づつ入れて、外でもスプレーできるようにしていました。

 最近ベランダでも虫に刺されるようになったので、うちにある虫除けスプレーを集めてみたところ、4本ありました。

 アイくん(AI)に虫除けスプレーの使用期限(使用奨励期限とも言うらしい)を聞くと、約3年という返事。うちにあるスプレーはどれも3年以上経っているので、)効力はあまり望めないかもしれません。それでも、虫除けは虫除けと思って、ベランダに出る時はスプレーしています。少しでも、効果があるといいのですが。

 

 

 前は、月に2、3回は、息子の江崎掌のライブに行っていました。しかし、退院後は一人でライブ会場には行けなくなっていました。

 そして、先月の6月23日に、久しぶりに、息子が歌う幡ヶ谷のライブ会場に連れて行ってもらいました。退院後は疲れやすくなっていたので、夜のライブが終わるまで体力が持つかどうか心配でしたが、ライブが始まってみると、体がシャキッとして元気になりました。久しぶりのライブで興奮したせいもあると思いますが、ずっと元気に楽しく過ごしました。

 病気になる前はずっとやっていた、私の日常生活が戻ってきた気がして、病気からの回復が感じられる、うれしい1日でした。しばらくは、ライブに行くのに送り迎えをしてもらう必要がありますが、ライブに行ける日を増やして、昔の生活を取り戻したいと思っているところです。

 右の視界が半分になり、目が疲れて本が読みにくくなったので、キンドルペーパーホワイトを買ったという話を書きました。その後、キンドルで電子ブックを1冊本を読んだら、目が慣れたのか、紙の本も読みやすくなりました。それで、本屋で本を選ぶ楽しみも戻ってきて、近所の本屋にも行くようになりました。

 そこで見つけて、買ってきたのが、佐藤雅彦の「毎月新聞」(中公文庫)です。月1回、毎日新聞に連載していたものをまとめたものだそうです。字が大きい、行間が空いていて読みやすい、一つの話が短いというのが、選んだポイントです。もちろん、中身もおもしろそうだったし。

 こういうのをどんどん電子ブックで読むといいのでしょうが、まだキンドルに慣れていないので、紙の本が手元にある方が安心です。ぱらぱらめくって、本全体を把握できるのも安心感があります。